ご 教授 いただく。 「~くださいまして」と「~いただきまして」はどう違う?|日本語・日本語教師|アルク

「ご教示願います」の意味は? 「ご教授」との違いと使い分けを知ろう

ご 教授 いただく

ことばの使い方(社会言語学・敬語) 分類:尊敬語 「~くださいまして」と「~いただきまして」はどう違う? 「~くださいまして」と「~いただきまして」の違いを考えるにあたって、まずこれらの表現に含まれる「くださる」と「いただく」の違いを考えてみます。 「くださる」と「いただく」はそれぞれ「くれる」と「もらう」の敬語です。 「くれる」と「もらう」はどちらも物の授受を表しますが、視点の違いがあります。 すなわち「くれる」は物を渡す側に視点があり「もらう」は物を受け取る側に視点があります。 したがって目上の者 A から目下の者 B に物が手渡される場合、渡す側の目上の者 A に視点をおけばその人物 A を尊敬する「(AがBに)くださる」が使われ(尊敬語)、受け取る側の目下の者 B に視点をおけばその人物 B を低める「(BがAに)いただく」が使われます(謙譲語)。 「~くださる」と「~いただく」は物の授受から、より抽象的な受益に転じた表現ですが、この場合も同じことが言えます。 たとえば「ご来店くださいまして」ならば来店者を直接敬っているのに対し、「ご来店いただきまして」は来店される側を低めることで間接的に来店者を敬っています。 実際の使用ではどちらも同じように用いられ、違いを特に意識して使い分けられてはいないようですが、実際に耳にすると先に見た視点の違いから来る微妙な語感の違いが感じられます。 すなわち被尊敬者に視点のある「~くださる」は被尊敬者への敬意が強く感じられるのに対し、受益者に視点のある「~いただく」は受益者の側の感謝の意が強く感じられます。 また「もらう」と「くれる」の使い分けと同様、相手自身の意志ではなく、依頼した結果相手が行動する場合は「~くださる」は使えません。 これも両者の視点の違いを反映しています。

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「ご教授いただく」の意味と使い方・「ご教示いただく」の違い・類語

ご 教授 いただく

「ご教授ください」と「ご教示ください」。 どちらも似たような意味で使われている言葉ですが、この2つの言葉に違いはあるのでしょうか? 使い分けが難しい言葉「ご教授」と「ご教示」について御紹介します。 一方「教示」はというと、知識や方法を教え示すという意味の言葉です。 つまり「ご教授ください」では学問や技芸を教え授けてくださいという意味で使われ、「ご教示ください」は知識や方法を教え示してください、という意味で使われる言葉だと考えられます。 ただし「教授」の示す学問や技芸、「教示」の示す知識や方法のその違いが何かというと、明解にはわかりづらいもの。 学問も体系化された知識と方法であり、技芸には美術・工芸・芸能などで物を取り扱うための方法も含まれるからです。 そのためこの2つの言葉を明解に使い分けすることは難しく、どちらかというとより専門的な内容を尋ねたいときや、目上の方に尊敬の意味を込めて物を尋ねるときなどに「ご教授ください」を、物事の手順や方法を尋ねるときや、目上の方に指導を乞うときなどに「ご教示ください」を使うのが一般的に望ましいとされています。 また「ご教示ください」は口にするには少し堅い印象になる言葉。 そのため話し言葉ではなく、メールや文章での書き言葉として「ご教示賜りますよう~」等の定型文で用いられることが多いようです。 「ご教授ください」も同様で「ご教授願います」等、書き言葉としてよく使われています。 話し言葉では「お教えください」や「ご指導ください」等がよく使われています。 いずれも書き言葉として用いられることが多く「ご指南賜りますよう~」「ご指導ご鞭撻のほど~」等の定型文によく用いられています。 指導は目的や方向に沿って教え導くという意味、指南は武術や芸事などを教え示すという意味です。 ビジネスシーンでは言葉の使い分けに厳しい人に出会うこともあるため、覚えておくとよいかもしれません。 意味が似ていて使い分けの難しい言葉が、日本語には多くあります。 特に仕事上では僅かな言葉づかいを指摘されることも多いため、知識として言葉の意味を覚えておくととても助かります。 是非、参考にしてみてください。 予めご了承ください。 関連記事•

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「教えてください」の敬語・「ご教授」と「ご教示」の使い方

ご 教授 いただく

「ご教授ください」と「ご教示ください」。 どちらも似たような意味で使われている言葉ですが、この2つの言葉に違いはあるのでしょうか? 使い分けが難しい言葉「ご教授」と「ご教示」について御紹介します。 一方「教示」はというと、知識や方法を教え示すという意味の言葉です。 つまり「ご教授ください」では学問や技芸を教え授けてくださいという意味で使われ、「ご教示ください」は知識や方法を教え示してください、という意味で使われる言葉だと考えられます。 ただし「教授」の示す学問や技芸、「教示」の示す知識や方法のその違いが何かというと、明解にはわかりづらいもの。 学問も体系化された知識と方法であり、技芸には美術・工芸・芸能などで物を取り扱うための方法も含まれるからです。 そのためこの2つの言葉を明解に使い分けすることは難しく、どちらかというとより専門的な内容を尋ねたいときや、目上の方に尊敬の意味を込めて物を尋ねるときなどに「ご教授ください」を、物事の手順や方法を尋ねるときや、目上の方に指導を乞うときなどに「ご教示ください」を使うのが一般的に望ましいとされています。 また「ご教示ください」は口にするには少し堅い印象になる言葉。 そのため話し言葉ではなく、メールや文章での書き言葉として「ご教示賜りますよう~」等の定型文で用いられることが多いようです。 「ご教授ください」も同様で「ご教授願います」等、書き言葉としてよく使われています。 話し言葉では「お教えください」や「ご指導ください」等がよく使われています。 いずれも書き言葉として用いられることが多く「ご指南賜りますよう~」「ご指導ご鞭撻のほど~」等の定型文によく用いられています。 指導は目的や方向に沿って教え導くという意味、指南は武術や芸事などを教え示すという意味です。 ビジネスシーンでは言葉の使い分けに厳しい人に出会うこともあるため、覚えておくとよいかもしれません。 意味が似ていて使い分けの難しい言葉が、日本語には多くあります。 特に仕事上では僅かな言葉づかいを指摘されることも多いため、知識として言葉の意味を覚えておくととても助かります。 是非、参考にしてみてください。 予めご了承ください。 関連記事•

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