甘びえ。 話題の妖怪、和菓子に コロナ「食べて」終息願う

話題の妖怪、和菓子に コロナ「食べて」終息願う

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兵庫県丹波市の御菓子司「藤屋」(後藤紀行さん経営)が、新型コロナウイルスの早期終息を願い、防疫の妖怪「アマビエ」の上生菓子の販売を始めた。 イベントや集会の中止で菓子業界も大打撃を受けている。 後藤さん(47)は「コロナに負けない、負けたくない気持ちを込めました」と話している。 アマビエは、上半身は鳥のような、人のような外観、胴から下は魚の妖怪。 うろこがあり、3本足。 光輝く姿で海中から現れ、豊作や疫病の流行を予言すると伝わっている。 アマビエが言ったとされる、「私の姿を描き、人々に見せよ」が転じ、「疫病が鎮まるのを祈る」ためにアマビエのイラストを描き、公開することが流行している。 厚生労働省も、アマビエを使った啓発物資を作っている。 動植物などをかたどった茶席などに供される細工菓子と同じ製菓素材、練切を使用。 かわいらしい半魚人型の姿で表現し、うろこも1枚1枚丁寧に細工した。 あんには、魔除けの「赤」を使用。 2種類を用意し、目を見開いて疫病を退散させる「目力」には、白あんとイチゴピューレを混ぜたあんを、目を閉じて流行が鎮まるのを祈る「祈り」には、小豆のこしあんが包まれている。 2個セットで定価440円を、コロナ退散応援価格で400円(税込み)。 予約が望ましい。 同店(0795・77・0146)。

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新型コロナでツイート激増「アマビエ」って何? 妖怪漫画が話題

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私の祖父は、この界隈でも有名な妖怪マニアでした。 マニアではあっても見たことは無いらしく、私が「どうせいないよ」と言うといつもションボリとしてしまいます。 しかし、祖父が「昔の新聞で妖怪出現がニュースになったこともある」と言い、何度も何度も私に話してくれたアマビエについて少しご紹介いたします。 そのアマビエについて話すときだけは、祖父はことさら熱意を持って話すのです。 おそらく、現実世界に証拠が残る珍しいケースだからだとは思うのですが。 実は、その新聞(瓦版)の記事が上の画像です。 アマビエが出現したのは江戸時代の熊本県(肥後国)で、海中が光っているのを目撃した人が通報したところ、次に来てみると人魚のような生物が出現していたというのです。 その生物はアマビエと名乗り、さらには「今後6年間は豊作になるだろう。 また、もし万が一疫病が流行るようなことがあれば、この姿を絵で描き、人々に知らせるといいだろう」と言ったそうです。 そこで当時の人々は慌てて瓦版に絵を描き、広めたらしいです。 私はよく祖父に聞きました。 「なんで妖怪さんが喋るの?」 と。 祖父は、「人間ごときが喋れているのに妖怪が喋れないわけない」と言っていました。 また、そんな自己主張の強い妖怪ってどうなの? といった質問もしたのですが、それについては「たまには目立ちたい時もあるんじゃ」のようなことを言っていました。 因みにですが……幼い頃からその話を聞いていた私ですが、どうしても「アマビエ」という名前が覚えられず、いつも「アマエビ」と言ってしまっていました。 その都度祖父は真剣な顔で「エビじゃない!」と怒っていました。 なのに、酔ってその話をする時、よく祖父も「アマエビ」と言ってしまっていたことを私は知っています。 祖父曰く、海に纏わる妖怪や怪物というのは、日本だけでなく世界中でも「予言・予知・除災」に関係する言い伝えが多いのだそうです。 そのため、江戸時代に現れたアマビエも、人魚の一種ではないか? と考えられているそうです。 ただ、私には尖った口がどうしても気になり、何度も祖父にその質問をしました。 祖父はべろべろに酔っていて、確かにこう言ったのです。 「エビだからじゃ!」 ……おじいちゃん……エビでいいのかよ……。 youkaiwiki.

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妖精アマビエこけし 紫桃セット 佐藤英之作

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現在、Twitterなどネットで大流行中の 妖怪「アマビエ」。 その姿を描き写すことで、疫病の流行を防ぐご利益があるといわれており、現在の新型コロナウイルス流行の中、 さまざまな人がアマビエの姿を描いたイラストをネットにアップして、それが拡散しているんです。 だけど、そもそもアマビエっていったいどんな存在なのでしょう。 長年アマビエについて調査し論文を発表するなど、 アマビエ研究の第一人者である長野栄俊さん(福井県在住)が、わかりやすく徹底解説します。 一つの理由として、 珍獣・幻獣の姿を「見る」と除災招福の御利益が得られるとする心性の存在が挙げられる。 見たり、貼り置いたりするだけで寿命が延び、悪事災難から逃れられると人々は考えたのである。 そのため 安政5年(1858)のコロリ流行時には、虎列剌(コレラ)除けの摺物として「猿に似たる三本足の怪獣」の絵姿が江戸市中で売り歩かれた。 また明治15年(1882)にも東京の絵草紙屋(娯楽書や浮世絵の店)で「三本足の猿の像」が「コレラ病除けの守り」として売られた。 これらはともにアマビコであろう。 もう一つの理由は、 情報を得るための「書き写す」という行為が、現代からは想像できないほどの広がりを見せていたことである。 政治や災害など多様な情報を得るため、地方の豪農商や村の知識人までもがこぞって風説(情報や噂)を書き写した。 今も全国各地に当時の情報記録集(風説留)が伝わり、その中に予言獣の姿が書き留められている。 護符の効能を妄信したのでなく、 単に新奇なものを面白がって書き留めただけという可能性もある。 アマビコの姿を「見る」「書き写す」というお告げは、19世紀初頭から明治初年にかけての人々の思考や心性、行動様式にマッチした。 だからこそ予言する妖怪は、この時期に限って様々に形を変えて流行した。 しかし、新しく誕生した マスメディア=新聞の登場と入れ替わるようにして、その流行は終息する。 天保・安政・明治と少なくとも3度にわたって流行を見せたアマビコ(アマビエ)は、以後長く忘れ去られることになった。 最後の流行からおよそ140年。 コロリならぬ新型コロナの流行に直面する私たちは、SNS上でアマビエの姿を見て、リツイートや二次創作によって拡散を続ける。 では、ご利益はあるのか? じつは亜種であるアマビエは「早々に私の姿を写して人々に見せよ」とは告げるが、その御利益は明言していない。 一方、原種のアマビコの方は「私の姿を見る者は無病長寿、早々にこのことを全国に広めよ」と告げている。 SNSで見て、 拡散すべきは「アマビエ」ではなく「アマビコ」の方かもしれない。

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