卵巣 腫瘍 茎 捻転。 卵巣嚢腫の経過観察と治療方法

卵巣嚢腫について

卵巣 腫瘍 茎 捻転

卵巣茎捻転の原因は? 卵巣にできる腫瘍を卵巣腫瘍といいますが、液体や血液、組織などが溜まってできる卵巣腫瘍は、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)と呼ばれます。 卵巣嚢腫はほとんどが良性で、以下のものが代表的です。 漿液(しょうえき)性嚢胞腺腫• 粘液性嚢胞腺腫• 皮様(ひよう)嚢腫• チョコレート嚢腫(子宮内膜症性嚢胞) チョコレート嚢腫は子宮内膜症が原因となるため月経のたびに痛みが生じることがありますが、その他の卵巣嚢腫は、 初期には痛みやおりものの変化もなく、ある程度大きくなるまで自覚症状がありません。 そのため、超音波検査を受けてみたら卵巣が腫れていたということが起こります。 しかし、卵巣嚢腫は自覚症状がないからといって、大きくなるまで放置して良いものではありません。 その理由のひとつとして、 卵巣腫瘍茎捻転(らんそうしゅようけいねんてん)のリスクが挙げられます。 左右の卵巣は、それぞれ靭帯によって子宮と繋がっていますが、 卵巣嚢腫が大きくなってくると、その重みで靭帯がねじれてしまうことがあります。 このねじれた状態を卵巣腫瘍茎捻転といいます。 激しい運動や性行為後、妊娠によって子宮が大きくなり卵巣の位置が変わることでも起こりやすくなります。 茎捻転が起こると、激しい痛みや吐き気が起こり、意識を失うこともあります。 また、卵巣に血液が届かなくなることで卵巣の組織が死んでしまうこともあるのです。 卵巣茎捻転の前兆や症状にはどんな特徴がある? 卵巣嚢腫の茎捻転がいつ起こるかどうかを予測することはできません。 しかし、原因となる卵巣嚢腫を早期に発見し、治療を行うことは可能です。 卵巣嚢腫は初期段階では自覚症状はほぼないため、自覚症状が現れたときには、すでに大きくなっている可能性があります。 いつ茎捻転が起こってもおかしくはありませんので、もし 腹痛や腰痛、頻尿や便秘などの自覚症状があらわれたときには、先延ばしにせずに医療機関を受診をしましょう。 そして、早期発見の可能性をより高めるためには、定期的に超音波検査を受けることが大切です。 卵巣茎捻転が起こったときの症状の経過 卵巣茎捻転が起こると、次のような症状や体の変化が生じます。 下腹部の強い痛み• 吐き気• お腹の張り 症状の特徴は、 突然卵巣茎捻転を起こした側の下腹部に強い痛みが生じることです。 軽度な場合は自然に捻転が元の状態に戻ることもあり、自然に痛みが軽快していきます。 しかし、捻転した状態が続くと卵巣への血流が途絶えることで強い炎症を起こしはじめ、吐き気や嘔吐などの症状を引き起こします。 また、腸管の機能が著しく低下する「麻痺性イレウス」を引き起こすこともあり、お腹が張ったりお腹全体に痛みが広がるといった症状が現れます。 この状態にまで進行すると卵巣が壊死し、早急な摘出手術を受けないと命を落とすこともあります。 卵巣茎捻転の治療に手術は必要? 卵巣嚢腫茎捻転の治療は、かつては数cm程度開腹をして卵巣を摘出することが一般的でした。 しかし、最近では、茎捻転を解消することで卵巣の機能も回復することがわかってきており、必ずしも卵巣の摘出が必要とは限らなくなっています。 また、腹腔鏡手術を用いることで大きく開腹をしなくてすみ、患者さんへの負担も軽減しています。 ただし、茎捻転が解消されても、卵巣嚢腫が残存していれば茎捻転が再び起こらないとは限りません。 状態に合わせて卵巣嚢腫の治療も行っていくことになるでしょう。 とくに、これから妊娠の可能性のある患者さんには、卵巣をできるだけ温存する手術が検討されます。 卵巣嚢腫の茎捻転を予防するには 卵巣嚢腫の茎捻転は、前兆もなく突然起こりうる症状です。 予防をするためには、卵巣嚢腫茎捻転の原因となる卵巣嚢腫を早期に発見し、必要であれば治療を行うことが必要です。 卵巣嚢腫は、思春期以降の女性であれば、誰しもが起こる可能性があります。 できれば、1年に1回程度超音波検査を受けることが望ましいでしょう。 特に若い世代では、なかなか婦人科に行くということは敷居が高いかもしれませんが、婦人科は女性の身体を大切にするための診療科です。 何かあったときに受診をするのではなく、かかりつけの婦人科を見つけておくと安心です。 おわりに:卵巣嚢腫の茎捻転を予防するには、卵巣嚢腫の早期発見が大切。 定期的に婦人科で診てもらおう 卵巣嚢腫の茎捻転は、激しい運動の後や妊娠中などに起きやすい症状です。 卵巣の中に、液体や組織、血液などがたまって卵巣が大きく腫れてしまう卵巣嚢腫が、気がつかない間に大きくなっていることが引き金となります。 卵巣嚢腫の茎捻転を予防するためには、卵巣嚢腫を早期に発見して、必要な治療を受けることが大切です。 かかりつけの婦人科を見つけ、定期的に超音波検査を受けましょう。

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卵巣嚢腫について

卵巣 腫瘍 茎 捻転

出典:onlinehealth. wiki 卵巣嚢腫とは、卵巣の中に液状の内容物が溜まり通常よりも大きくなっている状態の嚢胞性腫瘍の事です。 卵巣腫瘍には幾つかの種類があり、その多くは良性です。 しかし確率は低いものの、悪性の腫瘍の場合も考えられるので、検査を行ったうえでの正確な診断が必要です。 多くは良性の卵巣嚢腫と言いましたが、良性と診断されても稀に悪性に転換する場合があります。 そのため、摘出手術を行うケースが多いことも事実です。 卵巣嚢腫の症状は? 腫瘍が小さい初期の段階では、自覚症状はほとんどないでしょう。 腫瘍がある程度の大きさになってから症状が出ることが多く、圧迫による下腹部の膨満感、おなかが大きくなったように感じる、腰痛、頻尿などの症状が表れます。 症状がないため見過ごされることが多く、妊娠時の健診や婦人科系の検診時に見つかることがあります。 出典:cache. lovethispic. com 先ほど記したとおり、初期段階ではほとんど症状はないでしょう。 腫瘍がある程度大きくなると痛みは出てきます。 また腫瘍が破裂する場合があり、その時は激痛で緊急手術を要されます。 痛みの場所はココ! 痛みの場所は、骨盤を触ってとがっているところ(いわゆる"ゴリゴリ")とおへそを直線でつなげて骨盤に近いところです。 右の卵巣が腫れているときは右側になります。 痛みかたは、チクチクと感じたり、圧迫されているような痛みを感じます。 茎捻転のリスクも… 痛みで気にかけてほしいことは、大きくなった卵巣を通常の位置で支え切れずに捻じれてしまう茎捻転というものがあります。 これもまた経験をしていまして、息もできないほどの激痛に襲われます。 一度目に通った病院では手術を言い渡されましたが、まだ若かった私は嫌で、手術当日に別の病院で診てもらい、外側からの施術で(手術をせずに)治してもらいました。 おわりに どんな病気も早期に発見できれば治療も早く始められ、症状も軽く完治も望まれるでしょう。 悪性のものは少ないとはいえ、卵巣嚢腫も早期発見に越したことはありません。

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茎捻転ってどういうものですか?

卵巣 腫瘍 茎 捻転

卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)というのは、卵巣腫瘍(らんそうしゅよう:卵巣にできたできもの)の中でも良性のものであり、 卵巣腫瘍のおよそ8割から9割を占めています。 腺組織(せんそしき:分泌物をだす組織)に出来る腫瘍のため、腺管の出口が塞がれてしまうことで袋のように膨らみ、中に多量の液体が溜まっている状態になります。 「風船に水を溜めた状態」を思い浮かべていただきますと想像がつきやすいでしょう。 卵巣嚢腫は、卵巣の中に溜まってしまった内容物によって、以下の3つに種類分けがされます。 漿液性嚢腫(しょうえきせいのうしゅ) 黄色い透明なサラサラとした液体が溜まってしまっている状態です。 手のこぶしくらいの大きさの球形の腫瘍になります。 粘液性嚢腫(ねんえきせいのうしゅ) ネバネバとした粘り気のある液体が溜まってしまっている状態です。 かなり大きな腫瘍になることも多く、粘液がお腹の全体に広がってしまうこともあります。 皮様嚢腫(ひようのうしゅ)、成熟嚢胞性奇形腫(せいじゅくのうほうせいきけいしゅ) 皮脂や毛髪、脂肪、歯、軟骨などが溜まってしまっている状態です。 直径10センチ以下の小さめの腫瘍ですが、左右両方の卵巣に発生することもあります。 また、20代から30代といった若い世代に多く、妊娠中に発見されることもあります。 女性の体内のホルモンは卵巣から分泌されて、毎月排卵が起こるために盛んに細胞分裂がおこなわれます。 ですので、特に卵巣は腫瘍が出来やすい部位なのです。 卵巣嚢腫は良性ではありますが、 悪性の卵巣腫瘍との判別が難しいということ、 ひどくなるまで症状がほとんど出ないという特徴も御座いますので、きちんと検査を受けることが大切です。 しかし、腫瘍が大きくなるにしたがって、 ウエスト周りが大きくなり 今まで穿いていたパンツやスカートが穿けなくなってきたり、 下腹部や片側の腹痛、 便秘や 頻尿、 性器からの出血などがあらわれてきます。 また、卵巣嚢腫の根本がお腹の中で捻じれてしまい血液が流れなくなり嚢腫が壊死を起こしてしまっている状態である 茎捻転(けいねんてん)になってしまった場合には、炎症が強くなるため 下腹部に急激な激しい痛みが生じます。 また、充実成分(固形の成分)で出来たしこりのような硬さのある良性の充実性腫瘍の場合には、男性ホルモンを作り出すことが稀にあり、ホルモンのバランスが崩れてしまい 多毛や 筋力発達など身体が男性化してきたり、すでに 閉経しているのに再出血があらわれることも御座います。 腫瘍のサイズがかなり大きくなってから腹部膨満感が強くなり、ようやく気付き 発見が遅れがちになることも多い病気ですので、定期的に検査を受けておくことが大切です。 また、上記に挙げたような症状を感じた場合には、早めに婦人科を受診するようにしましょう。 ある程度の大きさになってから初めて症状が出てくることがとても多いのです。 このような症状があれば注意 腫瘍が大きくなるにしたがって、下腹部が膨れたような下腹部膨満感が出てくることがあります。 しかし、体型が変わったのかな?と思って見過ごしてしまうこともあるでしょう。 他には下腹部痛があったり、大きくなった腫瘍が他の臓器を圧迫することで便秘や頻尿などを引き起こすこともあります。 このような症状が続くようでしたら、一度婦人科を受診されることをオススメいたします。 要注意の症状をまとめると・・・ ・下腹部が膨れたような下腹部膨満感 ・下腹部痛 ・便秘、頻尿 急激に現れることがある症状 卵巣嚢腫の根本(ねもと)が捻れてしまっている茎捻転といった症状を起こしてしまっていたり、腫瘍が大きくなりすぎてお腹の中で破裂してしまい内容物が漏れてしまったという場合には、突然強い腹痛が現れます。 また、通常であれば卵巣がんの場合に現れる腹水や胸水が卵巣嚢腫(卵巣線維腫)でも見られることもありますが、手術にて卵巣嚢腫を摘出することで無くなります。 基本的なことではありますが、 毎日の食生活など生活習慣の乱れ、 ストレスなど精神的な問題によって女性ホルモンのバランスが崩れてしまうことが要因になることもありますので、規則正しい生活を心がけるということも大切です。 成熟嚢胞性奇形腫の場合 胎児が発生する時点で細胞が卵巣の中で腫瘍を作ってしまうことが原因となります。 卵巣嚢腫の半分以上を占める発生頻度であり、若い方(お子さまでも有りえます)からご高齢の方まで年齢を問わず発症する可能性があります。 子宮内膜症性卵巣嚢腫の場合 月経が起こるときに卵巣の内部で子宮内膜が増殖して卵巣の中に経血が溜まってしまうことが原因になります。 放っておくと悪化して卵巣がんになってしまう可能性もあるため、40歳以上で直径4センチ以上の腫瘍がある患者様は手術で摘出しておいた方が良いでしょう。 悪性の卵巣腫瘍の場合 子という遺伝子異常が原因だと言われております。 身内の中に卵巣がんだけではなく、乳がんや大腸がんにかかったことがあるという方がいる場合には、リスクが高まります。 小さな腫瘍の場合 ・経腟超音波検査 腟のなかに超音波プローブという細い管を挿入して卵巣を近いところから詳しく観察することが出来る検査方法です。 自覚症状が無いけれども、すでに小さな腫瘍が出来ているというケースも多いので、早期発見するためにはこの検査が欠かせません。 大きな腫瘍の場合 ・経腹超音波検査 下腹部の表面から超音波で観察する検査方法です。 卵巣嚢腫が直径15センチを超えるような大きい場合や、腹水が溜まっている場合や腹膜播種(ふくまくはしゅ:胃がんが胃壁を突き抜けて、腹膜に付着して大きくなったもの)を伴う卵巣がんになっているという場合に有効です。 さらに、卵巣嚢腫にはいくつかの種類があるので、特定するためにCTやMRIを使うこともあります。 何より大切なのが、 発見された腫瘍が良性のものか、悪性のものかを判断するための検査です。 良性か悪性なのかを100パーセントしっかりと判断するためには、手術で腫瘍を摘出した上で、顕微鏡を用い腫瘍細胞を調べるという病理検査が必要となります。 一般的には、手術をする前の段階で一つの目安として腫瘍マーカーを使って判断を行ないます。 良性であり、特に症状が無いという場合には治療をせずに様子を見ることも多いのです。 ただし、 定期的に検査を受けていただき腫瘍が大きくなっていないかどうかを確認することは必要です。 手術をするかどうかは、症状や、腫瘍の大きさ、種類、患者様の年齢、妊娠や出産経験、今後出産を希望するかどうか、などによって治療方針を決めていきます。 手術をするかどうかの判断基準をまとめると・・・ ・症状 ・腫瘍の大きさ ・腫瘍の種類 ・患者様の年齢 ・妊娠や出産経験 ・今後出産を希望するかどうか 手術方法のご紹介 ・腹腔鏡手術 良性の卵巣嚢腫であり、腫瘍のサイズが直径10センチ以下と小さい場合には、腹腔鏡手術が用いられます。 手術の進め方は、 まずお腹の数か所に小さな穴を開け、炭酸ガスを入れ膨らました上で腹腔鏡という内視鏡を穴から挿入します。 お腹の中の状態がモニターに映し出されるので、それを見ながら他の穴から挿入した器具を使って腫瘍を摘出するという手術方法です。 腹腔鏡手術の場合には、 傷はとても小さくて痛みも少なく、 入院期間や回復時間が短く済むといった特徴があります。 ・開腹手術 良性の卵巣嚢腫であっても、直径10センチを超えるような大きいものの場合や、悪性腫瘍の可能性がある場合には開腹手術を用います。 お腹を8センチから10センチ程度切開し、腫瘍を摘出するという手術方法です。 また、状態によっては腫瘍部分だけではなく卵巣や卵管(付属器)を摘出するケースもあります。

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