アデノイド。 アデノイド肥大とは?原因や症状、治療法は?子供がなりやすいの?

アデノイド肥大

アデノイド

アデノイド肥大の治療方法 基本的には、6歳くらいにアデノイドの大きさはピークになり、8歳~10歳くらいの時期に縮小していくため、肥大による上記のような症状がない場合には経過観察を行っていきます。 呼吸障害や睡眠障害の程度がひどい場合は手術が必要になる事もあります。 経過観察をしながら判断していきます。 また、滲出性中耳炎や副鼻腔炎などを発症している場合は、それに対する治療を行います。 扁桃・アデノイド肥大が引き起こす悪影響について 空気の通り道が狭くなるため、鼻づまり・口呼吸・いびきがあり、重症化した場合は寝ている間に呼吸が一時的に止まる「睡眠時無呼吸症候群」が起こることもあります。 幼児の場合、寝起きの悪さ、日中の強い眠気による居眠り、集中力の低下などが起こります。 子どもが風邪を引いて、鼻づまり、口呼吸、いびきを起こすことはよくありますが、風邪の症状が軽くなってもこれらの症状が続く場合は、扁桃肥大やアデノイド肥大と考えられますので受診するようにしてください。 また、アデノイド肥大があると滲出性中耳炎や副鼻腔炎が治りにくくなります。 アデノイド肥大が大きくても、呼吸障害や睡眠障害への影響が大きくなければ、経過観察を行います。 手術が必要な場合は連携病院をご紹介いたします。

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アデノイドとは

アデノイド

アデノイドとは? アデノイドとは鼻と咽の間にあるリンパ組織で、咽頭扁桃ともいいます(図1)。 誰にでもある組織なのですが、特に幼児期に生理的に大きくなります。 アデノイドの大きくなるピークは5歳頃で、その年齢を過ぎると大抵の場合は萎縮して、大人ではほとんど表面から見ても分からないぐらいになります。 アデノイド増殖症の症状 このアデノイドが極端に大きい状態を、「アデノイド増殖症」あるいは単に「アデノイド」といいます。 アデノイドが大きいと、図2のようにまず鼻からの吸気の流れが遮断されます。 これにより、鼻呼吸出来なくなり、口で息をするようになります。 また、夜にはイビキをかいたり、呼吸が止まることもあります。 アデノイド増殖症の合併症 その他には、合併症として急性中耳炎や滲出性中耳炎を起こしやすくなります。 これは、アデノイドが直接、耳管開口部を塞いでしまうことと、アデノイドに起こった炎症の耳管に波及することが原因と考えられます。 また、アデノイドが大きいと、高率に副鼻腔炎も合併します。 これは、アデノイドにより鼻から咽への空気の行き来が遮断されるため、あるいはアデノイドからの細菌感染が原因と考えられます。 逆にいえば、3〜6歳ぐらいのお子さんで、急性中耳炎、滲出性中耳炎、副鼻腔炎を繰り返していて、よく口で息をしている場合は、アデノイド(増殖症)が高い確率で疑われるということになります。 検査と治療 診断には、内視鏡やレントゲン検査でアデノイドの大きさを確認します。 検査は耳鼻科のある病院はもちろん、診療所でも受けられます。 いびきがひどかったり、寝起きが悪い、寝ている間に呼吸が止まるなどの症状があれば、寝ている間の呼吸の状態をモニターして、後日コンピュータで解析する検査をします。 これは携帯型の装置で行う場合は自宅で可能です。 検査の結果、アデノイドが極端に大きい場合、睡眠時の低酸素血症などが認められる場合には、手術が必要になることもあります。 全身麻酔の手術ですので、入院も数日間必要で本人も親も大変ですが、目に見えて効果のある場合が多いです。 アデノイドの大きさがそれほど極端でなく、睡眠時の低酸素血症などがなければ、アデノイドが徐々に小さくなることに期待して、中耳炎や副鼻腔炎などの合併症を治療しながら、様子を見ることになりますが、最近では、ロイコトリエン受容体拮抗薬やステロイドの点鼻がアデノイドの炎症を抑える効果があることが報告されておりますので、処方することも多いです。

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アデノイド増殖症 (あでのいどぞうしょくしょう)

アデノイド

これらの手術は、それぞれが単独で行なわれることもありますが、睡眠時無呼吸(睡眠時無呼吸症候群(コラム「」))などの場合には、発症に、アデノイド増殖症(ぞうしょくしょう)と口蓋扁桃肥大(こうがいへんとうひだい)の両方が関係していることが多いので、これら2つの手術が同時に行なわれることも少なくありません。 子どもの手術は、ふつう、入院して全身麻酔(ぜんしんますい)をかけて眠った状態で行なわれます。 したがって、手術中に子どもが痛みや恐怖を感じたりすることはありません。 もちろん、全身麻酔をかけ、からだにメスが入るのですから、まったく危険がないとはいえませんが、特異体質とか、予想もできないことがおこるとか、よほど特殊な状況にならないかぎり、安全に行なえる手術と考えてかまわないと思います。 そのため、顔やくびの表面に傷がつくことはありません。 アデノイド切除術では、専用の器械でアデノイドを削り取ります。 口蓋扁桃摘出術では、被膜(ひまく)に包まれた扁桃を被膜ごと摘出します。 手術時間は、アデノイド切除術で10分程度、口蓋扁桃摘出術は、両側で20分程度です。 睡眠時無呼吸に対する口蓋扁桃摘出術の場合、空気や食べ物の通り道を確保するため、片方の口蓋扁桃だけを摘出すればよいという考え方もありますが、残した口蓋扁桃が後々さらに大きくなって、睡眠時無呼吸が再発してくることも少なくありません。 したがって、最初の手術で両方の口蓋扁桃を摘出するのがふつうです。 手術後の痛みは、アデノイドの手術では軽くてすむことが多いのですが、口蓋扁桃の手術では、食べ物の通り道に傷あとができることになりますので、食べ物などを飲み込むときの痛みが必ずおこります。 痛み止めの薬剤を使用しても、薬で痛みを完全にコントロールすることはできませんので、ある程度は、子どもに痛みをがまんしてもらうことが必要になります。 手術の直後は、麻酔の影響もあって、感情がストレートに出てきますので、泣いたり、騒いだりすることも多くみられますが、手術の翌日には、落ちつきをとりもどしていることが多いようです。 手術の翌日には、やわらかめの食事から始め、2、3日以内には、ふつうの食事がとれるようになります。 もう1つ、手術に際して問題となる可能性のあるものに、術後の傷あとからおこる出血があります。 手術の最後には、出血が止まっていることをきちんと確認することは当然ですが、まれに手術当日、あるいは数日後に傷あとから出血が生じることがあるといわれています。 すぐに気づいて止血処置を行なえば問題ないのですが、知らないうちに、子どもが出血した血液を飲み込んでいて、気づいたときには、すでにかなりの量の出血が生じていたというようなこともあります。 この場合、輸血が必要となる可能性も、ごくまれにあることは否定できません。 保育園、幼稚園、小学校などは、手術後7~10日ごろから通い始めてかまいませんが、退院後1週間程度は、激しい運動は避けさせなければなりません。 また、入浴は、退院後にシャワー程度から始めるようにします。 退院後の食事も、辛いものや酸っぱいものは、のどの傷を刺激して痛みを感じることがありますので、やや薄味の食事にしたほうがよいでしょう。 かたいものをかんだり、大きなかたまりを丸飲みしたりすることは避けさせ、よくかんで食べるように指導しましょう。 手術後、約1か月で、手術の傷あとは正常な粘膜におおわれて治癒(ちゆ)します。 アデノイドや口蓋扁桃といったリンパ組織は、感染防御の役割をはたしていることから、手術をしてこれらを切除すると、感染に対する抵抗力が低下して感染症にかかりやすくなるのではないかということが問題になります。 しかし、鼻やのどにあるほかのリンパ組織が、切除したアデノイドや口蓋扁桃の機能を代償してくれますので、手術後に感染がおこりやすくなるということはありません。 免疫機能(めんえききのう)に問題がある場合、扁桃の手術は避けたほうがよいと考えられます。 また、重症のぜんそくやけいれんの既往(きおう)があったり、血友病(けつゆうびょう)など出血傾向のある疾患を合併している子どもでは、麻酔や手術のリスクが増すので、手術の適否に関して、小児科医や麻酔科医とあらかじめよく相談する必要があります。 なお、ある程度の理解力がある年齢(3~4歳以上)の子どもに対しては、「しばらく病院に泊まって、のどの悪い部分をとる」程度の説明は行なうべきと考えられます。 出典 家庭医学館について.

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