古今著聞集 口語訳。 「古今著聞集,口語訳」に関するQ&A

漢文 戦国策の現代語訳

古今著聞集 口語訳

宿題の口語訳をお願いします!! 古今著聞集 このむつるの兵衛の尉、懸矢をはがすとて、 たうの羽を求めけるが、足らざりければ、郎等どもに、「もしや持ちたる。 」とたづねければ、 上六大夫といふ弓の上手聞きて、 「この辺にたうやは見候ふ。 」と言ひければ、 下人立ち出でて見て、「ただ今河より北の田には見候ふ。 」と言ふを聞きて、 すなはち弓矢を取りて出たるに、たう立ちて南へ飛びけるを、上六、矢をはげて、左右なくも射ず。 「いづれかはこがれたる。 」と言ひければ、「しりに飛ぶをこがれたる。 」と言ふを聞きて、なほも急がず。 はるかに遠くなりて、河の南の岸のうへ飛ぶほどになりにけるとき、よく引きて放ちたるに、あやまたず射落としてけり。 むつる感興のあまり、不審をいたして問ひけるは、「など近かりつるをば射ざりつるぞ。 はるかに遠くなしては射るぞ。 心得ず。 」とたづねければ、 「その事候ふ。 近かりつるを射落としたらば、河に落ちて、その羽ぬれ侍りなむ。 向かひの地につきて射落としたればこそ、かく羽は損ぜね。 」とぞ言ひける。 心にまかせたるほど、まことにゆゆしかりける上手なり。 お願いします!! 『古今著聞集』三四九「上六大夫遠矢を射る事」 この(前の話の主人公)源むつるの兵衛の尉が、 懸矢(鳥などを射るための矢、または、壁などに懸けておく矢、とも言う) を作ろうとして、とう(トキという鳥)の羽を求めたが、足らなかったので、 郎等(家来)どもに、「もしかして(とうの羽を)持っているか。 」と訊いたところ、 上六大夫という弓の名手が聞いて、 「この辺でとうを見ることがあります。 見なさい。 」と言ったので、 下人が(外に)立って出て見て、 「ちょうど今、河から北の田に(とうが)見えています。 」と言うのを聞いて、 (上六大夫は)すぐに弓矢を取って(外に)出たところ、 とうは飛び立って南の方に飛んだのを、上六は、(弓に)矢をつがえて、 すぐには射ない。 (上六が) 「(殿様は)どれ(どのとうの羽が)欲しいのですか。 」と言うので、 (むつるが)「(列をなして飛ぶとうの)最後に飛んでいるのが欲しい。 」 と言うのを聞いて、それでも急がない(急には射ようとしない)。 (とうの群れが)はるかに遠くなって、河の南の岸の上を飛ぶころになった時に、 (弓弦を)よく引いて(矢を)放ったところ、 まちがいなく(むつるが欲しいと言った鳥を)射落としたのだった。 むつるが感激のあまり、不審に思って尋ねたのは、 「なぜ(とうの群れが)近かったのを射なかったのか。 (なぜ)はるかに遠くに行ってから射たのか。 わからない。 」と尋ねたので、 (上六は)「その事でございます。 近かったのを射落としたならば、 (射られた鳥は)河に落ちて、その羽が濡れますでしょう。 (濡れてしまうと、使えない)向こうの岸に着いてから射落としたのだからこそ、 このように羽は損なわれません。 」と言ったのだ。 (上六大夫が)思いのままである(自由自在に目標を射落とせる)ことは、 ほんとうに恐ろしいほどの(弓の)上手だった。

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古典への招待 【第35回:物語・説話と説話文学】

古今著聞集 口語訳

このお話のあらすじ 和泉式部は才能にあふれた歌人として知られていました。 この話が起こった当時、和泉式部は夫の転勤で丹後に引っ越しており、京都には娘の小式部内侍だけが残されていました。 ある日、小式部内侍は、歌詠みの大会(歌合)によばれました。 歌合とは即興で詠んだ和歌の優劣を競い合う文学的な遊びのことです。 有名な歌人を母にもつ小式部内侍には、周囲からの期待がかかります。 そのような状況下で小式部内侍は、定頼の中納言に「歌の名人であるお母さんに、代わりに歌を詠んでもらうために遣わした者は帰ってきましたか。 」とからかわれてしまいます。 からかわれた小式部内侍は、すばらしい歌でこれに答えます。 その時に詠まれた歌がこの「大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ず天橋立」です。 あまりのすばらしさに返す言葉もなくなった定の頼中納言は逃げてしまいました。 そんな、すかっとするようなお話です。

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十訓抄『大江山』わかりやすい現代語訳と解説 / 古文 by 走るメロス

古今著聞集 口語訳

The Land Baby, 作 1899 水域に棲み人と魚の特徴を併せ持つという大まかな共通点はあるが、伝承されてきた土地によりその形状や性質は大きく異なる。 ヨーロッパの人魚は、上半身がで下半身が魚類のことが多い。 裸のことが多く、服を着ている人魚は稀である。 伝説や物語に登場する人魚の多くは、マーメイド(若い女性の人魚)である。 今日よく知られている人魚すなわちマーメイドの外観イメージは、16—17世紀頃の民話を起源とするものであり、それより古いの伝承では、人間と人魚の間に肉体的な外見上の違いはなかったとされている。 古い絵などには2つの尾びれを持った人魚も描かれている ヨーロッパの古いの中にも、2股に分かれた尾部を持つ人魚をかたどるものがある)。 一方、日本の人魚のイメージは、、龍女房伝説にヨーロッパの人魚のイメージを重ね合わせたもので、時代により外見などは大きく異なる。 動物学的説明 [ ] 今日では哺乳類のの見間違いに端を発したという話が広く流布しているが、学術的根拠があるわけではない。 学術的に検証するといくつかの疑問点が浮かび上がる。 たとえば、ジュゴンの生息しない海域にも人魚伝説がある。 魚類学者のは、「日本人が本物のジュゴンを見たのは明治以降だが、古い時代にも人魚の目撃証言がある」と指摘している。 また、九州大学名誉教授のは、魚類のが 少なくとも日本の 人魚の正体であろうとしている。 シンボリズム [ ] 東洋に限らず欧州でも、不吉な象徴とされることが多く、たいていの文学作品では、人魚は最後まで幸せなままでいることはない、と神話学者は考察している。 アンデルセンの童話「」では、人魚には「不死の魂」がないのでそのままでは人間との恋は成就しない。 ただしこのアイディアはアンデルセンの発案ではなく、の『』などが先行する。 西洋の人魚 [ ] ローレライ [ ] にまつわる伝説。 ライン川を通行する舟に歌いかける美しい人魚たちの話。 彼女たちの歌声を聞いたものは、その美声に聞き惚れて、舟の舵(かじ)を取り損ねて、川底に沈んでしまう。 詳しくはの項を参照。 文献によっては、ローレライは人魚の姿をしていないこともある。 メロウ [ ] merrow は、に伝わる人魚である。 姿はマーメイドに似ており、女は美しいが、男は醜いという。 この人魚が出現すると嵐が起こるとされ、船乗り達には恐れられていた。 また、女のメロウが人間の男と結婚し、子供を産むこともあるという。 その場合、子供の足には鱗があり、手の指には小さな水掻きがあるとされる。 セイレーン [ ] 航海者を美しい歌声で惹きつけ難破させるという海の魔物で、人魚としても描かれる。 もとはに登場する伝説の生物。 の項参照。 メリュジーヌ [ ] 仏: Melusine は、フランスの伝承に登場する水の精。 の主人公。 上半身は人間の女性、下半身は蛇 一説に魚 の姿をしている。 文献によってはメリュシヌの表記を採用する。 レーモンドという貴族がメリュジーヌを見初め、結婚する。 結婚にあたって、メリュジーヌは「土曜日には自分の部屋にこもるが、その時は姿を決して見ないこと」という条件を課した。 メリュジーヌは夫に策を授け、富をもたらした。 ところが夫は「メリュジーヌが浮気している」という噂を耳にすると 、つい約束を破ってしまった。 彼女は入浴中で、上半身こそ人間だったが下半身は魚に変わっていた。 メリュジーヌは夫のもとを去る。 ハゥフル [ ] ノルウェー語で人魚をこう呼ぶ。 ハゥフル(havfrue) は、漁師の間では嵐や不漁の前兆とされ、見たら仲間に話さずに火打石で火花を立てることで(嵐や不漁を)回避することができるとされる。 また、人魚には予知能力があるとされ、予言を聞いたという伝説もある。 中国の人魚 [ ] 中国の人魚については、半身半魚とも半身半龍とも認識されておりこれらの図像が交錯している。 『』の「人魚」は河に住む生き物で、四足の(一解釈に )に似るとされる。 人面とは書かれていないが、同書は䱱魚について (猿の一種との説あり )の如しとしている。 その他『山海経』には、人面の魚のような怪異・奇種として、 () 、 () 、 ()が挙げられる。 赤鱬 [ ] 赤鱬(せきじゅ。 水中には 赤鱬が多く、その状は魚の如くで人の面(かお)、その声は鴛鴦(おしどり)のよう。 一種の食餌療法である。 氐人は、人の胸から下が魚になったような姿をしているとされる。 陵魚 [ ] 陵魚は 鯪魚とも作り、すでに『楚辞』「天問」に言及がある。 魚の身。 4本の足を持つ人面魚である。 日本の平安時代の語彙集『』でも、人魚の別名に 陵魚を挙げている。 蛟人・鮫人 [ ] 中国の 蛟人( 鮫人) も人魚のうちに数えられている。 『』のいくつかの箇所に記述がみえる。 とくに半人半魚とはされていないが 、海棲で 、棲み処は鮫人室と呼ばれ、"天然の宝や水中の怪"(増子意訳)のある場所である。 別名が泉先や泉客であるとする(『述異記』)が 、は、これを泉山地方(現今の・ ())ののことだと考察する。 蛟人については幾つかの文献に同様の記述があり、概して南海の水中に棲み、流す涙は真珠となり、を巧みとすると伝わる( () 、『』 、『述異記』 )。 蛟人の布は蛟綃紗(龍紗)といい、この生地で服を作れば水に入っても濡れることがないという。 すべて 𥥛 薄毛 のあるもの 𥥛者。 この一文は難解だが、は、 から段階的に進化を重ねた結果最終的に生まれたのが 𥥛者(現生人類)であると解釈した。 また、海人は一種の海棲人類であるという説もある。 加藤徹はこの一文を、 𥥛(細毛におおわれたサル)から海人(海棲人類)、若菌(意味未詳)、聖人(完成された古代の人間)を経て庶人(普通の人間)が生まれ、やがて「およそ 𥥛なる者」(未来に出現するであろう退化した人間)に至る進化と退化と解釈した。 海人魚 [ ] 鱗ではなく毛が生えている中国版マーメイド。 詳細はの項目参照。 日本の人魚 [ ] でも人魚の存在が早くから語られている。 最古の記録はとされており、『』に記述がある。 二十七年の夏四月の己亥の朔にして壬寅に、近江の国の言さく、「蒲生河に物あり。 其の形、人の如し」とをます。 秋七月に、摂津国に漁夫有りて、罟を堀江に沈けり。 物有りて罟に入る。 其の形、児の如し。 魚にも非ず、人にも非ず、名けむ所を知らず。 (口語訳)推古天皇27年4月4日、近江の国から「に人のような形の生き物がいた」と報告があった。 同年7月、摂津国の漁夫が水路に網を仕掛けたところ、人の子供のような生き物が捕れた。 魚でもなく人でもなく、何と呼ぶべきか分からなかった。 — またが(現・)で人魚に会い、前世の悪行で人魚に姿を変えられたと聞いて手厚く供養したという話もある(の項目参照)。 鎌倉時代の『』などでは、日本の人魚はヒト状の顔を持つ魚とされていたが、遅くとも後期にはヨーロッパ同様、ヒトの上半身と魚の下半身を持つ姿と伝えられるようになる。 西洋の文献を通して流入したマーメイドのイメージが、『』や『』などで紹介され、 日本各地に伝搬したという説がある。 日本各地に伝わる人魚伝説の中には、人魚を恐ろしいものとみなすものもある。 の(現・)では、角を持った全長11メートルの人魚を人々が450丁もの銃で撃退としたといわれる。 また、『諸国里人談』によると、(現・南部)で漁師が岩の上に寝ていた人魚を殺した後、その村では海鳴りや大地震が頻発し、人魚の祟りと恐れられたという。 このように人魚が恐れられたのは、中国の『』に登場する、赤子のような声と脚を持つ人魚の影響を受けたためといわれる。 一方では吉兆との説もあり、寿命長久や火難避けとしても崇められたこともある。 和歌山県橋本市、の麓、西光寺の学文路苅萱堂(かむろかるかやどう)には全長約50センチメートルの人魚のミイラがあり、不老長寿や無病息災を願う人々の信仰の対象となっている。 2009年3月、和歌山県有形民俗文化財に指定される。 伝説の生物が都道府県の文化財に指定されるのはこれが初。 に人魚が出現した際には国家長久の瑞兆と占われ、人魚は(博多区)に埋葬された。 龍宮寺には今も人魚の骨が伝えられている。 人魚は一匹と数えるのが一応正しいとされるが 、一人と数える見解もある。 架空の動物は、人に恋をするなど、人と"同類"と考えられる場合は一人と数える。 古今著聞集 [ ] に成立した『古今著聞集』に次のようなエピソードがある。 伊勢國別保(べつほ)といふ所へ、前(さきの)刑部(ぎやうぶの)少輔(せう)忠盛朝臣(あそん)下りたりけるに、浦人日ごとに網を引きけるに、或日大なる魚の、頭は人のやうにてありながら、歯はこまかにて魚にたがはず、口さし出でて猿に似たりけり。 身はよのつねの魚にてありけるを、三喉ひき出したりけるを、二人してになひたりけるが、尾なほ土に多くひかれけり。 人の近くよりければ、高くをめくこゑ、人のごとし、又涙をながすも、人にかはらず。 驚きあざみて、二喉をば、忠盛朝臣の許へもて行き、一喉をば浦人にかへしてければ、浦人みな切り食ひてけり。 されどもあへてことなし。 その味殊によかりけるとぞ。 人魚といふなるは、これていのものなるにや。 (口語訳)平忠盛が伊勢國別保(現・津市)に来た時のこと、現地住人は毎日網を引いていたが、ある日大きな魚が捕れた。 頭部は人のそれに似ていたが、歯は細かく魚のそれ、口が突き出ていて猿に似ていた。 身は一般的な魚のそれである。 3匹水揚げされた。 2人で担いでも尾は地面を引きずった。 人が近づくとうめき声を出し、また涙を流すのも人と変わらなかった。 (現地住人は)驚きあきれて、2匹を平忠盛のもとに持ってきた。 うち1匹を現地住人に返すと、皆で切って食べてしまった。 とくに別状はなかった。 味はとりわけ美味であったという。 人魚というのはこのようなものを指すのだろうか。 — 橘成季、 八百比丘尼伝説 [ ] 八百比丘尼は、人魚など特別なものを食べたことで長寿になったである。 とでは「はっぴゃくびくに」、真名子では「おびくに」、その他の地域では「やおびくに」と呼ばれる。 800歳まで生きたが、その姿は17 - 8歳の様に若々しかったといわれている。 詳細は「」の項目参照。 絵本小夜時雨 [ ] 『絵本小夜時雨』二 「浪華東堀に異魚を釣」 江戸時代の古書『』の二「浪華東堀に異魚を釣」に記述がある。 12年()、西堀平野町の浜で釣り上げられたとされる体長約3尺(約90センチメートル)の怪魚。 同書では人魚の一種とされるが、多くの伝承上の人魚と異なり人間状の上半身はなく、人に似た顔を持つ魚であり、に似た鱗を持ち、人間の幼児のような声をあげたという。 水木しげるの著書には「髪魚(はつぎょ)」として載っている。 アイヌソッキ [ ] 民話でのに住むと伝えられる人魚によく似た伝説の生物。 八百比丘尼の伝説と同様、この生物の肉を食べると長寿を保つことができるという。 文献によっては、アイヌソッキを人魚の別名とする。 人魚供養札 [ ] 洲崎(すざき)遺跡(13—16世紀、鎌倉室町期)出土の墨書板絵の一つに「人魚供養札」がある。 これは民話ではなく、出土遺物であるが、僧侶と人魚が描かれた中世における物的資料である。 井戸跡から見つかり、長さ80. 6センチ。 魚の体に両腕と両足が描かれ(尾びれはある)、人の顔だが髪はなく、鱗で覆われている。 板絵を観る限り、僧侶より小さい体であるが、犬くらいはある。 前述の『古今著聞集』の記述とは形体が違い、四足動物のような外見(両生類とも半魚人ともいえぬ姿)をしている。 西洋的分類としては、に近い面がある。 准教授・三上喜孝は、鎌倉幕府の歴史書である『』を参照の上、不吉な出来事を避けるために供養したのではないかという説を唱えた。 日本のその他の人魚 [ ] これらの他にも、江戸時代にで疫病の流行を予言した、でを予言したなどの伝承がある。 詳細はそれぞれの項目参照。 アジアの人魚 [ ] 日中以外のアジア地域にも人魚の伝承はある。 朝鮮 [ ] 浪奸物語 [ ] の都・に伝わる人魚伝説。 あるとき李鏡殊(イ・ジンスウ、 이진수)という漁夫が、海上で美女(これは人魚ではない)に誘われ、龍宮へ行って1日を遊ぶ。 帰るときに、食すると不老長寿になるという高麗人参に似た土産(これを人参ではなく人魚と称する)をもらった。 訝った李鏡殊は食べずに隠しておいたが、娘の浪奸(ナンガン、 낭간)がそれを食べてしまう。 彼女は類い稀な変わらぬ美貌を得たが、結婚や子宝には恵まれなかった。 300歳のとき、に登り、そのまま行方不明となった。 シンジキ(シンジケ) [ ] の(コムンド)の人魚。 色白で長い黒髪を持つ。 絶壁に石をぶつけたり音を立てたりして暗礁への座礁を警告してくれる、あるいは台風から救ってくれるという伝説がある。 オセアニアの人魚 [ ] シレナ [ ] グアム島に伝わる人魚伝説。 詳細は「」の項目参照。 シレナという若い娘が、母に雑用を言いつけられる。 初めは精を出して取り組むが、すぐに冷たい水に飛び込み、それを投げ出してしまった。 シレナは雑用を終えることなく、一日は過ぎ去った。 母は怒りと欲求不満にまかせてシレナに宣告した。 「そんなに水が好きなら魚にでもなっておしまい!」それを聞いていた名付け親は、せめて下半分だけ、と呪いを軽減した。 誕生したばかりの人魚は外洋へ泳ぎ去り、グアムに戻ることはなかった。 パプアニューギニアの人魚 [ ] の東海岸に住むナケラ族の伝承と民間信仰に登場する。 人類学者のRoy Wagnerは、1960年代から70年代にかけてパプアニューギニアで現地文化に関する聞き取り調査を行った。 そのなかでリ ri, Ri と呼ばれる生き物の話を大量に採取した。 リは空気を呼吸し、ヒトの頭部・腕・生殖器と魚の下半身(一対の鰭)を持つという。 "Ilkai", "Pishmeri"はこの動物の別名である。 マングローブの端や海辺に生息する。 美しい音楽を奏でるともいう。 ニュージーランドの人魚 [ ] マオリ族の民間信仰に登場する女性タイプの海の精。 リー Ri と呼ばれる。 中南米の人魚 [ ] イアーラ [ ] イアーラはインディオの美しい娘だったが、ヒョウに襲われて川に逃げ込むと人魚に姿を変えた。 今もその場所で美しい歌を歌っているが、その誘惑に逆らえない者は正気を失うという。 姿かたちは文献により異なる。 人のように2本の脚をもつイアーラを描写した作家もいる。 文献によっては、恋人の男性とともに水底に消えそのまま幸せに暮らしたというエンディングもある。 アフリカの人魚 [ ] 人魚を釣った男 [ ] マダガスカルの民話。 ブトゥという貧しい漁師が、ある日川で美人の人魚を捕らえる。 人魚は、ブトゥが妻を欲しがっていたのを知っていて、そのために彼の網に入ったのだという。 人魚は人間の姿に変身すると、自分の正体を秘密にするという条件でブトゥの妻になった。 人魚は不思議な力を持っており、ブトゥの生活は楽になった。 ところがある日、ブトゥは酔った勢いで妻の正体を明かしてしまう。 妻は不思議な力でブトゥの家を以前のみすぼらしいものに戻し、川に帰ってしまった。 翌朝、酔いがさめたブトゥがどんなに後悔してももはや手遅れであった。 に伝わる話として川崎奈月が採話。 現代美術・文学・大衆文化 [ ] 人魚姫の像 [ ] 詳細は「」を参照 作の物語である『』を記念して作られた「」は、人魚姫の物語を演じたバレエに感銘を受けた、 (カールスバーグ醸造所創立者の息子)の要請で、彫刻家により1913年に制作された。 そのバレエの主役を演じ、当時デンマーク王立劇場のプリマドンナであったがモデルだったが(厳密には真偽不明 )、彼女が裸体モデルを拒否したため頭部のみのモデルとなり、エドヴァルドの妻が、首から下のモデルとなっている。 アンデルセンの原作では、腰から下は魚だったはずだが、この人魚像は足首の辺りまで人間で、そこから先が魚のひれになっている。 神谷敏郎によると、作者は可憐な姫を魚体にすることを不憫に思って人の脚に近い造形にしたとのこと。 コペンハーゲンの港に設置されている。 日本の文学 [ ] 人魚を題材とした日本文学としては、『』が有名。 現代日本ではアンデルセンの『人魚姫』が広く知られており、詩や歌詞において、叶わぬ恋や報われない愛の象徴として人魚が用いられることがある。 たとえば「虹色の涙」、「十月の人魚」、「」など。 その他 [ ] ・ では1992年以降海洋生物保護の記念コインを発行しているが、デザインに人魚を取り入れたものもある。 ・ 19世紀にアメリカで活躍した興行師は、サルの上半身と魚の尾ひれを組み合わせて作った物を人魚のミイラであると称してと名付け見世物として展示していた。 注釈 [ ]• 『山海経』「中山経」本文では𥂕蜼は不詳とあるが 、注釈者 ()の提案によれば𥂕蜼とは 蒙頌 ( もうしょう )のことであり 、『』によれば蒙頌は猿の一種である。 しかしこれについては別の解釈の余地もある。 任臣は䱱魚を「」の類だともしており、蒙頌はのことだともされている。 『和名抄』は、『山海経』を引いて小児のような声を発するためこの名があるとしている。 ちなみに「 鯪鯉」とは哺乳類ののことだと『本草綱目』には記される• 「蛟人」または「鮫人」とも表記されるが、人魚の認識が龍人から半魚人へと変遷したと論考される。 『山海経』「海内南経」に ()の項があるが、注によればこれは顔や体に鱗のいれずみをほどこす蛟人のことを指している。 𥥛という字は他にほとんど用例が見られず、は 胈(体の表面に生える小さい毛)の誤りだろうとする。 出典 [ ] 脚注 []• ボブ・カラン『ケルトの精霊物語』萩野弘巳訳、青土社、2000年、141-142頁。 荒俣宏『世界大博物図鑑第5巻[哺乳類]』平凡社、1988年、378頁。 年、47頁および年、42頁• 年、68頁。 日本児童文学会[編]『アンデルセン研究』小峰書店、1975年、117-118頁。 朱鷺田祐介 編著 2006年11月1日 日本語. 海の神話 電子書籍. 新紀元社.. 吾孫子豊『ラインの伝説 ヨーロッパの父なる川騎士と古城の綺譚集成』八坂書房、2017年、149-156頁。 草野巧『幻想動物事典』新紀元社、1997年、304頁。 クリストファー・デル『世界の怪物・魔物文化図鑑』柊風舎、2010年、105頁。 『世界神話事典』角川書店、2005年、294頁。 トニー・アラン『世界幻想動物百科 ヴィジュアル版』上原ゆうこ訳、原書房、2009年、209頁。 Kristian Bugge 1934. Norsk folkeminnelags skrifter 31 : 92. Knut Hermundstad 1944. Norsk folkeminnelags skrifter 55 : 120. 年、52—53頁。 巻二「西山経」 、巻三「北山経」 、巻五「中山経」。 年「十二支考・猴」、年、6頁。 Roderich Ptak 2011. Revista de cultura 39 : 133-142. 2019年8月28日閲覧。. 年『山海経 中国古代の神話世界』、15頁• 年『山海経 中国古代の神話世界』、135頁• 『』上(雲)巻、長野屋勘吉、1805年。 Hiroko Yoda訳 2017 , , Courier Dover Publications, pp. 168, ,• 程靖舜 Cheng Jingshu 2018. American Academic Press. 年『山海経 中国古代の神話世界』、143頁• 李時珍 鈴木真海訳 1934. 国訳本草綱目 : 頭註. 361—367. 「巻第十九 鱗介部第三十」『』那波道圓、1617年。 、第2葉裏• 「竜魚部第十八」『』[大蔵省]印刷局、1883年。 、第14葉裏—第16葉表• 年、49頁。 彭庆生 1990. 诗词典故词典. 书海出版社. 396. 馬俊良 『龍威秘書 1集. 漢魏採珍』、1969年 [1794年]。 『龍威秘書』1集「漢魏採珍」所収。 "揚州有虵市市人鬻珠玉而雜貨蛟布蛟人即泉先也又名泉客 述異記"。 年、141頁• :"南海出鮫綃紗,泉室潛織,一名龍紗其價百餘金以為服入水不濡。 : "南海中有鮫人室水居如魚不廢機織其眼泣則出珠晉木𤣥虚海賦云天琛水怪鮫人之室"。 南海の水中に棲む(後述)。 『博物志』、『』、『述異記』。 『述異記』、およびそこで引く木玄虚「海賦」にある"天 ( ちん )水怪、蛟人之室"。 年、135頁。 年、59頁• 「第四 地形訓」『淮南子:現代語訳』小野機太郎訳、支那哲学叢書刊行会、1925年、92-99頁。 加藤徹『怪力乱神』中央公論新社、2007年、141-142頁。 『妖怪事典』村上健司[編著]、毎日新聞社、2000年、255頁。 ヴィック・ド・ドンデ『人魚伝説』荒俣宏[監修], 富樫瓔子[訳]、創元社、2005年、7頁。 志村有弘『日本ミステリアス 妖怪・怪奇・妖人事典』勉誠出版、2011年2月28日、71頁。 山口直樹『日本妖怪ミイラ大全』学研パブリッシング、2014年、76-79頁。 山口直樹『日本妖怪ミイラ大全』学研パブリッシング、2014年、104-107頁。 『新明解国語辞典 第七版 特装版』山田忠雄et al. [編]、三省堂、2012年、1156頁。 飯田朝子『数え方の辞典』小学館、75頁。 橘成季、塚本哲三 校訂 「巻第二十」『古今著聞集 全』三浦理、有朋堂書店、1914年9月28日、625頁。 wakahaku. pref. fukui. 福井県立若狭歴史博物館. 2019年8月27日閲覧。 水木しげる『図説 日本妖怪大全』講談社、1994年、361頁。 妖怪探検隊[編著]『47都道府県!! ながたみかこ『日本の妖怪&都市伝説事典』大泉書店、2011年、120頁。 『洲崎遺遺跡 県営ほ場整備事業 浜井川地区 に係る埋蔵文化財発掘調査報告書』秋田県教育委員会、2000年、449, 455-456。 三上喜孝. BOOK ONLINE. 株式会社小学館. 2018年6月21日閲覧。 『韓国の民話と伝説2 高句麗・百済編』朴栄濬、安藤昌敏[訳・監修]、韓国文化図書出版社編集部訳、韓国文化図書出版、1975年、134-137頁。 The Korea Foundation 著者 2015年7月31日 日本語. Koreana -Spring 2015 Japanese 電子書籍. 한국국제교류재단.. Andrea Sant 2016-08-29. In Christopher R. Fee, Jeffrey B. Webb, Danielle Dattolo, Emily Francisco, Bronwen Fetters 英語. American Myths, Legends, and Tall Tales: An Encyclopedia of American Folklore. Abc-Clio Inc. Roy Wagner 1982. Cryptozoology 1 : 33-39. Thomas R. Williams 1985. Cryptozoology 4 : 61-68. George M. Eberhart 2002 英語. Mysterious Creatures: A Guide to Cryptozoology. ABC-CLIO. 459• キャロル・ローズ『世界の怪物・神獣事典』松村一男 監訳 訳、原書房、2004年12月7日、454頁。 Carol Rose 1996 英語. Spirits, Fairies, Gnomes, and Goblins: An Encyclopedia of the Little People. ABC-CLIO. 275• 348• Cicero Soares『イアーラ』Naomi Yamazaki Matsuoka 松岡直美 訳、インターナショナルプレスジャパン、2007年、16頁(日本語・ポルトガル語)。 田辺悟『人魚』法政大学出版局〈ものと人間の文化史 143〉、206頁。 神谷敏郎『人魚の博物誌』思索社、1989年、12頁。 「世界の貨幣図鑑」『日本の貨幣コレクション』アシェット・コレクションズ・ジャパン、2019年、182, 224。 参考文献• 大林太良『神話の話』講談社〈講談社学術文庫346〉、1979年、67-73頁。 「人魚考」 『自然』 15巻8号 中央公論社、42—47頁、1960年。 九頭見和夫 『人聞発達文化学類論集』 4号、51—61頁、2006年。。 高馬三良『山海経 中国古代の神話世界』平凡社〈平凡社ライブラリー34〉、1994年1月14日、18 18-20, 95-96, 135, 143。 岩波書店、1983年、140—143頁。。 『日本文学研究』 34巻 梅光女学院大学日本文学会、113—124頁、1999年。。 松岡正子 『中国文学研究』 8巻 早稲田大学、49—66頁、1982年12月1日。。 「十二支考 7 :猴に関する民俗と伝説」 『太陽』 、1920年。 南方熊楠 『南方熊楠選集2: 十二支考2』 平凡社、5—82頁、1984年。。 『日本古代文化と宗敎』 、135—頁、1976年。。 『比較民俗研究』 8巻、35—47頁、1993年。。 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 (魚人)• 外部リンク [ ]•

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