ホット ゾーン 海外 ドラマ。 ホット・ゾーン グッド・ワイフが猿の大虐殺で世界を救う?リアルすぎでひく、恐怖のパンデミックドラマ!

Netflixのおすすめ海外ドラマ約60作品を面白い順にランキング!【2020年版】|アニスの今日の海外ドラマ

ホット ゾーン 海外 ドラマ

ナショジオの海外ドラマ「ホットゾーン」全話見たアニスの感想です。 ナショジオが贈るエボラ出血熱をテーマにしたサスペンスドラマ! ジュリアナ・マルグリーズが主演し、実力派俳優達がその脇を固めます。 これもチェルノブイリ同様のミニシリーズ(続編なし)で、全6話なんですが、どうですかね? エボラというテーマが若干古いかなぁ・・という懸念はありましたけど、実際に見てみた感想についてはこの下で率直に書いてます。 エボラと言えば、当時大ヒットした映画 「アウトブレイク」がありますし、少し前には(違うウイルスかもしれませんが) 「コンテイジョン」が不気味な世紀末世界を描き切りましたよね。 あれは傑作でした。 それが今になって改めてエボラでドラマ化・・。 ふーむ。 どんな角度から来るんだろ。 【追記】 このドラマができる経緯を見つけました。 これで、なぜ今になってエボラか・・が分かりました。 元々は「アウトブレイク(1995年)」のプロデューサーはエボラ出血熱の感染危機を追った リチャード・プレストンによるノンフィクション「ホット・ゾーン」の映画化を企画していた。 ロバート・レッドフォードとジョディ・フォスター主演で、製作にリドリー・スコット。 ところがこれが企画倒れになり、完全なオリジナル脚本で別に製作されたのが「アウトブレイク」。 2002年に20世紀フォックスが「ホット・ゾーン」の映画化をアナウンスしたが、これも中止。 2014年、 当初から企画に関わっていたリドリー・スコットが全6話のミニシリーズドラマをナショジオで製作することを発表。 これが本作。 と言う訳で、 リドリー・スコットの20年越しの企画がようやく実現したのがこのドラマだったんですね!なるほど~。 読みたい所へジャンプ• 「ホットゾーン」登場人物紹介 陸軍の病理学者 ナンシー・ジャックス 「グッドワイフ」で熟女の魅力を見せつけたジュリアナ・マルグリーズも、やっぱり少し老けましたね。 今年53才なので、そりゃそうよね。 むしろ無理してない感じが清々しい。 (「ビッグ・リトル・ライズ」のニコール・キッドマンは抵抗してたなぁ・・。 ) 「ジ・アメリカンズ」などのノア・エメリッヒは夫ジェリー役。 あんな旦那さんが理想だわ~。 「ゲームオブスローンズ」のリアム・カニンガムもカーター博士役で出てます。 トファー・グレイスはナンシーの同僚ピーター。 イイ男が大分イメージ変えて来た。 CDCのトレヴァー・ローズは「ダンケルク」にも出ていた英国俳優のジェームス・ダーシーが演じます。 その他にも「今を生きる」のロバート・ショーン・レナード。 海ドラではお馴染みメリル・ストリープの娘グレース・ガマーなど。 キャスト陣は充実してます! ここから先は内容に触れた感想になってます。 「ホットゾーン」第1話のネタバレ感想 第1話を見ましたけど、私としてはなんだかな~・・とちょっと物足りない気分でした。 (今「」見てますから、仕方ないんですけどね・・。 ) 身も凍るパンディミック系ドラマを期待してたんですけど、中盤まではまるで教育ビデオを見てるような雰囲気と構成で、あれ~?と肩透かし。 レベル4のラボに入るだけで、そんな細かい説明要るかね?と、少しシラケますね。 新人くんに散々レクチャーしながら、結局自分が防護服破っちゃうし・・。 見直してみたら、照明器具に触れた時にひっかけた感じでしたけど、あれだけでなぜ血が付いたんだろ。 防護服にも結構な血がついていて、その下の手にもその朝に切った傷から血が出てるという・・。 ん? どういうこと?! 奇跡的に怪我した場所と同じ場所が破れたってこと? 防護服の血はどこから来たの? 専門家が言う、ここが違う。 アメリカの博士が色々指摘している記事を読んだんですけど、いくつか誤って描写されてる部分があるそうです。 水疱 例えば、冒頭ケニアで男性が感染して顔中に世にも恐ろしい水疱が出来てましたよね。 (もう、あの時点で飛行機には乗れない気もするんですけど・・) あの水疱は普通エボラではできないそうです。 湿疹ができる場合もあるそうですが、基本的には発熱・嘔吐・下痢・腹痛などで、あんなボコボコの水疱にはならないそう。 見てる時から、演出入ってる気がするなぁ・・と思ってましたけど、本当はどうなんでしょう。 ナンシーの隔離時間 これは素人の私も「あれ?」となりましたよ。 ナンシーに感染の疑いがあるなら、もっと長く隔離しておかないと検査結果にも出ないだろうと。 母になって毎度子供の病気と闘っていると、ウイルス性の病気には 潜伏期間があるというのを嫌でも勉強することになりますからね。 例えばインフルだって、「発熱から24時間経ってからが確実」って言われますよね。 エボラ出血熱の場合は通常潜伏期間は7日ほどだそう。 (正確には2日~3週間) なので、ナンシーも本来なら数週間は隔離されていないといけない訳ですが、まぁドラマですからね。 数週間もあの中にいたら、6話分が終わっちゃうし。 ナンシーは獣医の病理学者 ウイルス学者でもないのに、ウイルスを培養しようとするなんてあり得ないそうです。 まぁ、その辺はドラマですからいい気もしますけどね。 (ただ、医学的事実は変えちゃいけない気がするけど・・。 ) それから、よく見ると、 彼女の防護服が破れていたのは、エボラを扱っていた時でなく、その後、密封された試験管を取り出した時でしたよね。 あれなら別に心配することないような気も・・。 っていうか血は誰のなの?! 匂いを嗅いでた研究員たちは? ナンシーの同僚2人の男性が匂いを嗅いでましたよね。 で、その後バーに寄って飲んでいたグラスについた唾液を触るウェイトレスを映してました。 ん?感染したってこと? と不安になったわけですが、実際のところエボラは空気感染はしないとのことなので、匂いを嗅いでも平気なはずですよね。 インフルエンザなどとは違って、血液や汗などとの接触が原因となるそうです。 まさか、ラボで検体に素手で触ることもないでしょうし、となると感染はしてないのかな。 どこまでが真実なの? 冒頭では、 Inspired by true events(実際の出来事から着想を得た)となってましたけど「実話に基づく物語」と大胆に訳されてました。 【追記】 リチャード・プレストンの原作のドラマ化なので、やはり実話のようです。 ナンシー達も実在の人物のようですが、ドラマ用に多少脚色されてる部分もあるかもしれませんね。 もちろん、アメリカでエボラのパンデミックが起きたことはありませんので、ということは・・。 いずれにしても、この後どんな風に展開されていくのかが楽しみです! 次は第2話のネタバレ感想です。 「ホットゾーン」第2話のネタバレ感想 猿の血がボトボト・・ もう・・。 案の定、猿が解凍しちゃって血が垂れてしまうのね・・。 だったら、あの下にブルーシートでも何でも敷きまくればよかったのに。 もう夜中でないし、店も開いたでしょう。 慌てて漂白剤を撒き散らしてましたけど、あんな感じで大丈夫なのかな。 おまけに、その後マイカーをそのまま家に置いておくって怖いわ~! 徹底的に消毒したとはいえ、思いっきりシミが残ってましたよ? 温厚な夫ジェリーだって、せめて教えておいてもらわないと怖いって! 76年のザイールに飛ぶ カーターとトラヴィス・ローズがザイールでエボラのパンデミックに遭遇するエピソードが出てきました。 これが怖い・・! 立ち寄った診療所ではシスターたちが注射器を使いまわしで、次々に打ってましたね。 あれじゃ、エボラどころか、エイズなどの感染病もあっという間に広まってしまうでしょう・・。 ところが、素人が見てもすぐ気付く異様な光景に、専門家のカーター達が気付かない! あり得るの?! そして、教えられた村に向かうとすでに遅し・・。 伝染病を封じ込めようとした軍人たちが村を焼き払い、患者たちは皆焼かれてしまっていました。 ショック・・。 なんとも過激な方法に愕然とします・・。 感染したかが心配な同僚二人 検体の匂いを嗅いでしまったピーターとベンの2人ですが、自分達にも感染の可能性があるかも・・と恐怖におののいていました。 もしこの事実を漏らしたら、何週間も隔離状態になるし、一大事になってしまう。 と、誰にも話さないことを約束・・してましたが・・。 ふ~む。 やっぱり、なぜレベル4で防護服が破れて血が付いていたナンシーがすぐに隔離室から出れたのかが不思議ですよね・・。 どんな検査で安全が確認できたのかしら。 「エボラは空気感染はしないはず」とやはりピーターも言ってましたね。 でも、それでも心配になる気持ちも分かるなぁ・・。 家族に感染の危険があるとなれば、家にも帰りたくないですよね。 猿の飼育係は・・ 熱があって相当具合が悪そうだったので、 もう完全にそうでしょう!と見てる側は思いますよね。 でも、研究所のボスはナンシー達の話に耳を貸さず、事なかれ主義。 最後に出て来た猿がまた怖かった~・・。 森で自由を謳歌していた所を捕らえられ、狭い檻に監禁され病気になり殺されてしまう気の毒な猿だというのに、ナンシーに唾を吐くところなんて、ちょっとしたエイリアンのように描かれてました。 ナンシーもどうやって顔を消毒するんでしょうか・・。 余談ですが、カツラ疑惑が2人・・ ジュリアナ・マルグリーズは「グッドワイフ」の時から毎シーズン違う髪型のカツラをつけることで有名でしたけど、今回も生え際の感じからそうお見受けします。 地毛の天然パーマだと印象が固定されてしまうので、気分転換も兼ねてカツラ着用が気に入っているそう。 なので、彼女は不思議じゃないんですけど、同僚のピーターが明らかに不自然さを振りまいてカツラ付けてますよね。 襟足も浮いてるし全体的に変。 実在のご本人に近づけようとしてるのかな?ちょっと謎です。 次は第3話のネタバレ感想です。 「ホットゾーン」第3話のネタバレ感想 76年のザイールではメリル・ストリープの娘グレース・ガマーが参戦。 ボランティア活動の一環として物資を届けに来て、エボラの脅威を目の当たりにします。 それにしても、あの診療所の変わりようには驚きました。 何日か前には元気だったシスターは2人とも感染し、患者も全員死亡。 ポーチでタバコを吸っていたシスターは、自ら銃弾を受けに兵隊の所へ行ってしまいます・・。 その光景を見たカーターが思わず口を手で押さえるんですけど、大丈夫なんでしょうか。 第2話で、村での惨劇を見た後に嘔吐したローズに対しては、口を手で拭おうとした時「口に触るな」と言ってましたけど・・。 こうした体液の接触による感染はやはり目や口を触ることで菌が体内に入ってしまうらしいですね。 ヴァージニアのヘイズルトンでは 猿に関しては結局全部処分する必要があるということでしたけど、どのように処分するかが決まらず、それまで猿にはエサも与えられないという酷い状況。 飼育の責任者らしき人は最後にラジオを施設内に響かせてましたけど、猿たちが鳴き叫ぶのを聞いていられなかったということでしょうか。 そして、飼育係の一人ドマンスキーがついに倒れます! ところが、会議ではエボラのテスト結果で陰性が出たと報告されてました。 本当でしょうか? CDCが真実を隠そうとしてるのかな・・?と一瞬思ったのですが、隠しても感染者がどんどん広がって行けば大変なことになりますし、後に隠蔽がバレたらそれこそ致命的なので、本当に陰性だったのかなぁ・・と。 まだ分かりませんが・・。 空気感染を恐れるピーターとベンは 会議で「猿間で空気感染があった事例」をカーターが持ち出した時はもう真っ青でしたね。 最も恐れていた事態ですからね。 ただし、あくまで猿間のことで、当時は人間への感染についてはほとんど研究がされていない状況だったと思いますので、これについてもどこまで人間に当てはまるかは分かりません。 CDCのローズは嫌な奴に 76年のザイールでは、カーターがさらに感染の疑いがある女性を追ってヘリで僻地にある村に行こうとしていました。 ところがローズはかなり及び腰で、既にエボラの検体は手に入れたのだから国に戻ろうと主張。 あの後どうなるんでしょうか。 そんなローズですが、13年後の89年にはCDCのお偉方に昇進したようです。 今回のエボラ騒動に関しても、「これはCDCの管轄だ」と譲ろうとしません。 ナンシーに対しては「カーターの本性を教えてやろう」と、含みのある言い方で脅しをかけてましたけど、一体カーターとどんな軋轢があったのか・・。 そして、上層部の危機意識が薄く、いつまでも決定が下されない状況をなんとか打開しようと、ナンシーはワシントンポストにリークを決意。 まだ情報の少ない時代に、その危機を主張しても聞き入れられない研究者たちの苛立ちと焦りが強調されていましたね。 この後ナンシー達はどう戦っていくのか。 次は最終話まで見たネタバレ感想です。 「ホットゾーン」最終回の結末は・・ ふぅ~。 なんとか見終わりました。 もう4話くらいから、ず~~~っと思ってました。 いつまで猿と戦ってるのよ・・と。 で、最後まで結局それでしたね。 結果的に、 今回のタイプのエボラ菌は人間にはうつらない。 というか、感染しても症状がないか、軽い症状で終わるというものでした。 はぁ・・。 それでもよく作ったもんだなぁ。。 この「なんだかな~」な結末でパンデミックドラマを描こうとする時、何を主眼にするかは相当難しいところですよね。 今回の「ホットゾーン」では、とにかく パンデミックの脅威を煽る!!! 治療法のない恐ろしい感染病が国内に入り込んだらどうなるか?! の恐怖をひたすら煽り、怖いよ~、怖いよ~。 考えてみて~。 色々感染経路があるよ~。 接触だけじゃないよ~。 空気感染もあるかもよ~。 家族にうつったら嫌だよ~。 と、ただその一点で勝負してきました! 通常のパンデミック映画だと、序盤にそういう恐怖を煽りながら実際に悪夢が現実となり・・という背筋の凍る展開を見せるわけですが、このドラマは最後まで「怖いよ~、怖いよ~」と、ひたすら物語の中で空回りを続け・・。 でも今回は大丈夫でしたよ~! と平気な顔でさ~っと幕を下ろすのです。 ガク・・。 辛いのが、その結末が始めから分かっちゃうこと 1話の感想で、私は「どこまで真実に基づいているのかが気になる」としきりに書いてたんですけど、そこ大事なんですよね。 だって、真実に基づいてたらエボラの感染患者がアメリカに運ばれたのは2014年だったはず。 つい最近なので時事問題に疎い私でもなんとなく覚えてましたよ。 西アフリカでエボラ出血熱が大流行した際に現地で治療に携わっていたアメリカの医師らが感染し、帰国して治療を受けたというニュースは。 【追記訂正】 すみません、正確には2014年に初めてアメリカで感染者が発見されたのは西アフリカのリベリアを訪れていたテキサス州の男性だったそうです。 いずれにしても2014年が国内初だったので、このドラマの時代設定の89年には感染者が見つかっている訳がないんです。 なので、3話くらいからは 「やっぱり猿だけか~・・。 猿で引っ張るつもりかねぇ?」 とある意味、冷めた視線で見てしまうことになったのです。 最後の方なんて、感染した猿たちの恐怖を描くのも必死でしたよね。 脱走させてみたり、麻酔で寝てたのが急に襲ってきたり、途中で一匹失踪していたり、ジェリーが脱水症状で倒れたり、あれやこれや・・。 タイミングが悪かった またね、そうした煽りだけで視聴者に恐怖が伝わるようならいいんですけど、ドラマの作りが軽いせいか、あんまり身に迫ってこないというか、怖いのはアフリカでの描写だけでした。 なにしろ「チェルノブイリ」の時期と重なってしまったのも、このドラマの不幸でしょう。 最後の聴聞会の場面が見事に「チェルノブイリ」とかぶってましたよね。 最後にローズが「彼らの話を聞こう」というのが、シチェルビナが「彼の話を聞こう」と言うのに似ていて面白かったです。 その場面での緊迫感は月とスッポンだっただけに、余計寒い印象が拭えませんでした・・。 「ホットゾーン」役者は揃っていたのに、なんとも残念 いい役者さん達が揃っていたんですけど、脚本が安っぽくてちょっと残念でしたね。 台詞も臭いし、あんまり真実味がないんですよね。 もう少しドキュメンタリーを見ているようなリアルな感じだったらもう少しナンシー達の恐怖やパニックが伝わってきたのかもしれませんが、そこが惜しい。 ナンシーも使命感に燃えた女中佐をカッコよく演じてるんですけど、最後の敬礼のシーンとか、決め過ぎでしょ。 アメリカンだわ。 もう少し全体的なタッチを暗くして、 焦燥感に追い込まれるナンシーの心理描写に特化するような描き方の方がよかった気がします。 あと、自分で新聞社にリークしておきながら、新聞社がいたらヤバい!作戦撤回か?みたいなくだりもよく分からないし・・。 リドリー・スコット氏も、長年の企画を実現したかったのは分かりますけど、今このタイミングで描く必要のあったドラマなのかなぁ・・と。 アメリカのドクターが 「こうして時々エボラなどの感染症の恐怖を喚起するのは大事なことだ。 」とコメントしてましたけど、まさに注意喚起が第一になっちゃってましたね。 と、かなり厳しい感想になってしまいましたが、でも、こういうケースが実際にあった。 というのは冷静になって考えてみるとやはり恐ろしい。 う~ん。 やはり注意喚起は大事でしょう・・。 (なんのこっちゃ).

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1989年、アメリカにエボラウイルスが襲来した実話をドラマ化した『ホット・ゾーン』をナショジオで放送!パンデミック寸前に陥った当時の状況を克明に描き出す!|FOXネットワークスのプレスリリース

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The Hot Zone 2019年 アメリカ カラーHD 43分 全6話 FOX 21 Televison/ナショナル・ジオグラフィックで放映 (Hulu期間限定配信) クリエイター:ジェームズ・V・ハート 原作:リチャード・プレストン 監督:マイケル・アッペンダール、ニック・マーフィー 出演:ジュリアナ・マルグリーズ、リアム・カニンガム、ジェームズ・ダーシー、ノア・エメリッヒ、トファー・グレイスほか エボラ出血熱というウルトラやばい伝染病がアメリカで最初に確認されたのは、1989年ヴァージニア州のレストンの実験用動物飼育施設でのことでだった。 その施設で死んだフィリピンから輸入されたカニクイザルの検体を、たまたま調べたUSAMRIID(アメリカ陸軍感染症医学研究所)の研究員が、血液中にザイール型のエボラ・ウィルスが潜んでいるのを発見したのだ。 詳細があまり公開されてこなかった実際の事件について、1994年に出版されたリチャード・プレストンのノンフィクションを元に、ナショナル・ジオグラフィックがドラマ化を依頼した作品がこれ。 まあ、この時からアメリカ中で大流行したという話は聞かないので(実際にアメリカ国内でエボラ感染が報告されるのは2014年のこと)そういう意味では結末が大失敗という話でないのはわかってはいるが・・、それでも十分ハラハラさせられる。 実際のプロダクションを手がけたのは FOXスタジオだが、プロデューサーには「フラッシュダンス」「フィッシャー・キング 」「コンタクト」「インターステラー」などを手がけた映画プロデューサー、リンダ・オブストや、リドリー・スコットなどの大物が名前を連ねてており、作りは十分に重厚である。 主演は、スコットとも「グッド・ワイフ」で大変縁が深い、ジュリアナ・マルグリーズ。 USAMRIIDの研究員としてただ一人危機感を持って、アメリカの上陸した「エボラ」を封じ込めるために全力を尽くしたナンシー・ジャックス中佐を演じた。 正直、彼女一人の迫力が他の俳優を圧倒している。 もう一人はまっているのはアイルランド人俳優のリアム・カニンガム(「麦の穂をゆらす風」「ゲーム・オブ・スローンズ」ほか)。 ナンシーの師匠で、70年からエボラを追い続けている専門家、ウェイド・カーターを演じる。 彼は、80年代に実際ジンバブエで電気技師の指導を行っていた経験があるためか、アフリカの大地でのあきらめ顔が大変似合っている。 ドラマの軸となるのは、エボラの真の脅威を信じて、封じ込めのために全力をつくずべきだと主張するウェイドとナンシーに対して、官僚主義や事なかれ主義に慣れきった多くの関係者が障害になる話。 アメリカでエボラが広まることはあり得ないと信じきっている、同僚学者ピーター(トファー・グレイス)。 使命感より家庭を大事にしろという、獣医でナンシーの夫ジェリー(ノア・エメリッヒ)。 そして、なにより軍とは別に一般人への感染に対して権限を持つCDC(アメリカ疾病予防管理センター)の担当者で、2人の脅威論を取り合わないトラビス・ローズ(ジェームズ・ダーシー)が立ちはだかる。 トラビスは、実はかつてウェイドのエボラ・ウィルスのサンプル・ハンティングにザイール(現コンゴ民主共和国)へ同行し、現地で地獄を見た経験がある。 それ以来、2人関係は険悪で、ウェイドが業界からハブにされるきっかけもこの対立であるらしいのだ。 かつてのアフリカでの経緯が、現在(1989年)の危機の合間を縫う形で回想される構成になっている。 ホラー度が最高潮に達するのは、ウェイドとジェリーが率いることになった処理部隊が、すでに感染が広がっていると思われる施設に残された300匹の猿を処分(ようするに殺害)する工程。 そこはナショジオだけあって、胸が悪くなるほどリアルにちゃんと描写している。 ともかく、この時蓄積されたノウハウが、今でもアメリカのエボラ対策のプロトコルに役立っているらしいのでなによりだ。 お猿さんたちよ、安らかに。 現在Huluでは35日間の期間限定で配信しているようだ。 (第1話が2019. 20まで) by 寅松•

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ホット・ゾーン

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ジュリアナ・マルグリーズ主演ドラマ『ホット・ゾーン(The Hot Zone)』第2話【感染】(原題:Cell H)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。 そこには、エボラウイルスの写真と「モンスターが帰ってきた」の書き込みがありました。 カーターがあまりにも電話を無視するので、ナンシー ジュリアナ・マルグリーズ が仕方なく送ったものです。 カーターはナンシーの先生であり、モンスターという言い回しはカーターが学期ごとに口にした常套句なのです。 今回は、1970年代のザイールと1989年のアメリカを舞台に、モンスターの脅威が描かれています。 まず、ザイールから。 カーターと一緒に行動しているのは、通訳を兼ねた研究者のトレヴァー・ローズ ジェームズ・ダーシー です。 2人はザイールの医師から疫病発生の報告を受けて来たのですが、報告が漠然としているので今ひとつ緊張感に欠けますね。 ただし、その医師が何週間も帰っていないことを聞いた時、何か良くないことが起きていると気づいたようです。 このシーンでは、看護師がワクチンか何かを接種しています。 注射して、その注射器でワクチンを吸い取り、次の人にそのまま注射・・・。 これは1976年に起きたエボラ出血熱流行の原因なんですよ。 圧倒的な医療機器と情報の不足が、280名もの命を奪うきっかけとなったのです。 参考URL: カーターたちが向かったのは、エボラ川流域の村。 途中で兵士に取り囲まれますが、彼らは単なる追い剥ぎではありません。 疫病の蔓延を防ぐため、村を封鎖して死体を焼いていたのです。 その中には、報告を送った医師も含まれていました。 残酷に見えますけど、対処としてはこの時点での最善策ですね。 次に、アメリカです。 ウイルスがエボラだと確定しましたが、10年以上前のザイールと違って医療機器も豊富ですし、装備も万全ですから安心ですよね。 しかし、それは情報が正確に伝わってこその話。 現在、最も大きな問題は、ウイルスを体内に取り込んだ可能性のあるピーター トファー・グレイス が、その情報を隠していることです。 彼は匿名でHIVの血液検査をしてくれる診療所に行き、採血の方法を聞いています。 さすがに検査まではさせませんでしたか。 まだ、少し良識があるみたいでホッとしましたよ。 とは言え、報告しろと言うベン ポール・ジェームズ を妙な理屈で説得してしまったのはマズいですね。 3週間の隔離は辛いと思いますけど、もし、感染していたら多くの人々を危険にさらしてしまうのですから。 軍の施設であるUSAMRIDの職員ですら、こんな具合なので、実験用の猿を管理している民間会社でも情報を隠しています。 ドーナツを取らないのは、ウイルスの恐ろしさを知っているからに他なりません。 このせいで、施設を隔離するなどの対処が大きく遅れてしまいました。 時間は、問題というモンスターを大きくするための餌なのです。 その証拠に、施設内ではCELL HからCELL Gの猿に感染が広がっていますし、職員の1人がエボラ出血熱の初期症状である頭痛を訴えています。 ウイルスという見えないモンスターは、静かに、しかし、驚異的なスピードで成長し続けているのです。

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