ブルー ノート スケール。 アドリブ(ブルーノートスケール)

ブルーノートスケール

ブルー ノート スケール

特殊スケールの種別 一般的なメジャーキー・マイナーキーの概念から外れるもののうち、代表的なのは以下の3種と思います。 民族音楽で使う各種民族音階• ブルースを起源とするブルーノート系音階• モードスケールの拡張的な使用 今回はこれらを解説しますが、こういうものが登場する場面は、コード進行も特殊な場合が多いです。 民族音階なら、各民族音楽固有の慣用句的進行だったり、ブルーノートなら主要コードが全てドミナント7th化されていたり。 基本的にはこういう特殊スケールは然るべき進行上での使用となりますが、コードトーンとテンションの構成さえ一致すれば、あらゆるコード進行に対してコードスケールとして使う事が可能で、作曲やアドリブ演奏の幅を広げることができます。 民族音楽系のスケール 世界にはたくさんの民族音階が存在します。 例えば、伝統的邦楽・中国伝統音楽・フォルクローレ・フラメンコ・インド音楽・アラブ音楽などで用いられるスケールです。 民族系音階は総じてペンタトニック(5音階)が多いのも特徴です。 民族音楽とその独自音階は数えきれないくらいあるし、それぞれ独自の理論体系が存在するので、本格的にやろうと思うと、それら一つ一つに対してかなりの研究が必要になってきます。 ここではそこまで深入りせず『一般的なコード進行上で少し変わったコードスケールとして使用する』といった用途の解説に止めます。 他の民族音階は5音階=ペンタトニックが多いですが、これは西洋と同じ7音階に近いです。 『近い』というのは、経過音、修飾音が多く、アラブ音楽では微分音(半音のさらに半音)を使ったりするので、7音階を基本にしつつも、バリエーションが多いです。 インド音楽とアラブ音楽は異なった系統で、それぞれ独自の理論体系があります。 深入りすると、とんでもない文章量になるので、ここではそこまで突っ込まずフィリジアン系の音階を使ったエスニックな表現ということでまとめさせていただきます。 スパニッシュ=フラメンコの音階についてですが、これもインドを起源としてアラビア経由でスペインまで伝わった音楽の系統です。 ロマ(ジプシー)の移動に伴って数百年かけてインド北部からスペイン・アンダルシアまで到達しています。 フラメンコなどで使うスパニッシュ系音階や理論に関しては、当ブログ『フラメンコ音楽論』で詳しく扱っていますので、そちらをご覧下さい。 ちなみにジプシー系の音楽はヨーロッパ各地へと波及していますが、スペイン以外の多くのジプシー音楽は意外と普通のマイナーキーが主体だったりします。 和音階系 坂本龍一さん、久石譲さんなども自分の音楽に取り入れていますが、日本古来の音階を取り入れた音楽は多く、J-POPでもうまく取り入れてヒットした曲はたくさんありますよね。 和音階は主に5音階(ペンタトニック)で、下記のようなものがあります。 陽音階(陽旋、半音を含まない和音階) 陰音階(陰旋、半音を含む和音階) ヨナヌキ音階(メジャー・マイナースケールから4thと7thを抜いた民謡・演歌系の音階) ペンタトニックといっても、ロックやブルースで使われるブルーノートペンタトニック、マイナーペンタトニックとは構成が異なります。 次にブルーノート系のスケールを取り上げます。 ブルーノート系のスケール 黒人霊歌からブルース、ジャズへと進化していった音楽系統があり、ブルーノートという独特の音使いをします。 ブルーノート系の音楽はカントリー、ブルーグラスといった白人系のトラディショナルな音楽ジャンルとも密接な関係にあります。 もちろんコードごとにブルーノート系スケールを当てはめることも可能で、どちらでもいけるようになっています。 ブルーノート• 半音でのアプローチ• 細かいリハーモナイズ(コードの付け替え)• オルタードやコンディミなどの活用• モード奏法(下で解説) これらを駆使していくと、使える音的にはなんでもアリの様相になってきますが、フレージングなどの基本的発想はブルースから発展してきたものです。 こうしたモードの拡張的解釈は1960年代にマイルス・デイヴィスらのジャズミュージシャンによって、インプロビゼーションの一つの方法論として推し進められ、そうしたモードスケールの響きを利用した奏法を『モード奏法』と呼ぶこともあります。 ちなみに、こういうイレギュラーなモードスケールの使用は単純に転調している、と捉えることもできます。 次回からは、今までにやった、調性・コード・スケールといった基礎知識を活用して応用的な内容に移っていきたいと思います。 音楽理論ライブラリー 前回 音楽理論ライブラリー 次回.

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ブルーノートとブルース。特性音とスケールについて。

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どうも、大沼です。 色々な形で解説してきましたが、実際の所は、 大きなくくりで言えば、 ブルース・スケール ブルー・ノート・スケール 系のネタになります。 この「ブルーススケール」なのですが、このスケールが どのようなスケールの構成を指すのか?については諸説あり、 文脈によっても、解説のされ方が少し変わってきたりするんですよね。 なので今回は、『ギタリストにとって使いやすい形』を基本に、 4種類ほど紹介していこうと思います。 4種類といっても、全てこれまでやってきたものなので、 新しく覚える必要はありません。 「それぞれをブルーススケール的な視点から、もう一度確認してみよう」 というのが今回の主旨です。 ではまず、各スケールを比べやすい様に、 基準音 トニック は6弦8フレットのC音に設定します。 ポジションは以下の様になりますね。 ミクソリディアンは、「ブルーススケール」というよりは、 そのまま「ミクソリディアンスケール」として見ます。 しかし、ブルーススケールが使えるような場面では 大体使えるので、今回一覧として載せました。 さて、前回も少しお話しましたが、これらのスケールを使うべき時というのは、 「主にドミナント7thのコードの上」なわけです。 今回の例で言えば、トニックをC音に設定しているので、 『C7の上で使う』と言う事になりますね。 これは、ほぼ全ての進行が7thコードで構成される、 ブルースの形態にもマッチしています。 結局、ドミナント7thコードの上でならば、上記のどのスケールも 大体 使えるんですが、それだと解説が終わってしまうので、 もうちょっと詳しくいきましょう。 重要なポイントは、 『弾く音を選ぶ事によって、雰囲気をコントロールする』 と言う事です。 スケールの雰囲気を決める音として重要なものに、3rdの音がありますが、 本来、スケールの明るい、暗いを決定付ける、 M3rdとm3rdが混在しているポジションもありますよね? この辺をざっくり説明すると、元々、ドミナント7thというコードは、 コードの構成だけを見ればメジャー系 メジャー寄り のコードです。 ですが、結構、コードとしての許容範囲が広く、 理論的には怪しい音を鳴らしでも『まあ・・、これぐらいなら大丈夫、かな』 みたいな感じで、色々とやられてたり。 もちろん「理論は後付けのもの」ということもありますし、 「結果、かっこよければOK」みたいな面もあります。 こういう側面からみると、「極論、なんでもOKじゃん」 みたいな事も言えますし、それはそれで一理あるんですが、 それだと収集が付きませんよね。 なのでやはり、その都度、影響力の強い音を理解しながら プレイできることがベストです。 そこで多くの場合、重要になってくるのがm3rdとM3rdで、 ここの半音の違いをどうコントロールしていくかが、楽曲やコードに対して、 『そのプレイが許容出来るかどうか』 のポイントになってくることが多いです。 この辺りは、言葉では中々伝えきれない部分で、最終的には、 自分自身で様々なプレイを聴いたりコピーしたりして、 感覚を掴んでいくしかないんですよね。 とりあえずの大枠としては、 『楽曲とコード進行があって、その上で、 こんなスケール というかそれぞれの音 をこういう風に使うと、 こんな感じ 雰囲気 になる』 と、このくらいの柔軟性で捉えてもらえれば、と。 そのベースとなる知識として、ここ最近の記事を作っていました。 実際、今回は「ブルーススケール」という括りで紹介していますが、 ポジション1は、普通にマイナーペンタなので、 マイナーキーのロック曲などでも使えます。 この様に、スケールとコードの関係性や音楽理論などは、 『基本的な大枠としてのルールはあるけど、場合にっては 拡大解釈OK、イレギュラーもOK それが音楽的に素晴らしければ 』 ぐらいに捉えてもらえれば十分です。 もちろん、場合によっては、かっちり守らないとその音楽が 破綻してしまう事もあるので、そういう場合はちゃんと守ります。 今回のブルーススケールとしては、過去のミクソリディアンの記事だったり、 譜例としてあげたフレーズを参考に、 ・どの音を、どのくらい使っているのか? ・自分で弾いてみて、それぞれの音を鳴らすとどう感じるのか? この辺りに注意しながら、じっくりと練習していってください。 あとは、実際の曲をコピーしてみて、 どれがどの様に使われているのか?ですね。 そうして、それぞれの音の雰囲気の『さじ加減』を習得していくのです。 さて、まとめとしてはなんだかふわっとした感じになりましたが、 これらの知識は、本質的には、文章ではなく聴覚で覚えていくものなので、 最終的には「自分で弾いてみて、聴いてみましょう」としか言えなくなります。 最初の内は、それぞれを弾き比べても、イマイチ違いを実感できないかも知れませんが、 繰り返し弾いている内に耳が慣れてきますので、あわてず、焦らず、行きましょう。 と、言うことで今回は以上です。 ありがとうございました。 大沼 名前:大沼俊一 ギタリスト、音楽家、ギター講師 ~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、 音楽を学ぶ事の楽しさを~ このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。 音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。 この先、どんなジャンルに進むにしても必ず役に立つ、ギタリスト必修の知識を、早い内に身に付けてしまいましょう。 ギターテクニックと、感性、知識、音楽理論を結び付ける事が、圧倒的な上達スピードを生み出す秘訣です。 もう一つギターサイトも運営しています。 こちらの方がもっと詳しく、本格的になっています。

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ブルーノートとは?ブルース・スケールから見るブルーノートの役割と使い方について!

ブルー ノート スケール

まずは基本的なスケールから。 『』をマスターしている人にとっては、途中まで復習ですね。 もうわかってるよーという人は読み飛ばしてもいいですよー。 この章では以下のスケールを確認します。 ・メジャースケール ・ナチュラルマイナースケール ・ハーモニックマイナースケール ・メロディックマイナースケール ・ペンタトニックスケール ・ブルーススケール 最初にまとめの表を置いておきます。 メジャースケール まずはみなさんご存知のメジャースケール。 最も基本となるスケールですね。 必須です。 度数と、指板上での形を見てみましょう。 Cメジャースケールを楽譜で見てみましょう。 【実践へ向けて】 さて、このメジャースケールは実践でどう生きるのでしょうか? アドリブソロでは、メジャースケールを使ったソロ練習が基本となります。 をご参照ください。 ウォーキングベースラインでも、経過音を考えるときにメジャースケールの知識は必須です。 をご参照下さい。 ベースソロトレーニング動画• ナチュラルマイナースケール 次はナチュラルマイナースケールです。 に登場してますので、説明はそちらをご参照下さい。 度数と、指板上での形を見てみましょう。 Cナチュラルマイナースケールを楽譜で見てみましょう。 【実践へ向けて】 ナチュラルマイナースケールもアドリブソロで役立ちますね。 特にマイナーキーの曲で。 しかし、メジャースケールさえ身に付いていれば、ナチュラルマイナースケールは必要ないとも言えます。 これは、ナチュラルマイナースケールがメジャースケールと構成音が同じで表裏の関係にあるからですね 参照。 構成音が同じでも、Gナチュラルマイナースケールとして考えるか、Bbメジャースケールとして考えるかで、フレージングが変わってきちゃうんじゃないの?とお思いの方、確かにそういう面もあります。 しかし、たとえナチュラルマイナースケールを対応するメジャースケールに捉え直したとしても、コードトーンを意識することでコードに沿ったソロが可能です。 結論として、ナチュラルマイナースケールは知識として知っておく必要はありますが、 実践では対応するメジャースケールを使えば良いので、必ずしも身に付けなくて良いです。 Autumun Leavesのソロ動画を置いておきます。 ハーモニックマイナースケールとメロディックマイナースケール マイナースケールには3種類あることは、知っている人もいるかと思います。 その成り立ちから見てみましょう。 調性を出すためにナチュラルマイナースケールから変化したのがこのハーモニックマイナースケールです。 次にメロディックマイナースケールです。 【実践へ向けて】 さて、実践でどう使うかですが、ハーモニックマイナースケールとメロディックマイナースケールは、ベーシストが実践で使う機会はほぼ無いです。 少なくとも、ジャズ初心者さんや、アマチュアジャズベーシストにとっては必要無いので、忘れてもらって構いません。 1オクターブ中の5種類の音だけからなるスケールです。 -メジャーペンタ- -マイナーペンタ- 【実践へ向けて】 ペンタトニックスケールはアドリブソロで活躍します。 をご参照下さい。 当サイトの兄弟サイト、「」には、ペンタトニックスケールで弾くブルースのギターソロが解説されています。 かつて、アフリカ大陸から強制的にアメリカ大陸に連れてこられた黒人たちが、教会のオルガンに合わせて故郷への哀愁を歌ったのがブルースの始まりと言われていますが、その時に哀しさゆえいくつかの音をフラットぎみに歌ったのでしょうか。 【実践へ向けて】 ブルーススケールもソロで良く使います。 をご参照下さい。 さて、これで基本のスケールは終わりです。 今回は以下のスケールを学びました 使用頻度、ナチュラルマイナースケールはメジャースケールで代用できること、ペンタとブルーススケールがほぼ同じことを考えると、まず身につけるべき基本スケールは2つだけです。 メジャースケール ペンタトニックスケール 以上で基本のスケールを終わります。 お疲れ様でした。

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