シジュウカラ 鳴き声。 シジュウカラ、鳴き声で天敵イメージ 京大が初確認:朝日新聞デジタル

【「カラスだ、ひっこめ!」鳥も言葉を持っている】

シジュウカラ 鳴き声

研究者からのコメント 私たちは、初めて読んだり聞いたりした単語の組み合わせ(文章)であっても、それが文法的に正しいかどうか瞬時に判断し、意味を理解することができます。 一方、動物のコミュニケーションは、各種音声に決まった反応を示す単純なものであると考えられてきました。 本研究では、鳥類の一種・シジュウカラが文法のルールを当てはめることで、初めて聞いた鳴き声の組み合わせも正しく理解できることを明らかにしました。 本成果は、動物のコミュニケーション能力の柔軟性を明らかにしただけでなく、ヒトの言語の起源や進化に迫る上でも重要な発見です。 概要 シジュウカラは、異なる意味を持つ鳴き声(単語)を文法に従って組み合わせ、文章をつくることが知られるヒト以外で唯一の動物です。 本研究グループは、同種・他種の鳴き声から合成した人工的な音列を聞かせることで、シジュウカラが初めて聞いた文章であっても文法構造を正しく認識し、単語から派生する文意を理解する能力をもつことを明らかにしました。 ヒトは文法を用いて新しい文章や多言語が混在した文章からでも意味を理解することができますが、この能力がヒト以外の動物において確認されたのは今回が初めてです。 本研究成果は、文法能力の柔軟性を動物において初めて明らかにしただけでなく、私たちの言語がどのようにして進化したのか解き明かす上でも重要な発見です。 図:シジュウカラの警戒声(ピーツピ)とコガラの集合声(ディーディー)から新しい文章を合成し、シジュウカラがこの合成文から正しく意味を読み解けるかどうか実験した。 同種の警戒声と他種の集合声が文法的に正しく並んだ場合(ピーツピ・ディーディー)、周囲を警戒しながら音源に接近することがわかった。 一方、語順を逆転させた音列(ディーディー・ピーツピ)に対しては、警戒反応も音源への接近もほとんどみられなかった。 詳しい研究内容について• 書誌情報 【DOI】 Toshitaka N. Suzuki, David Wheatcroft, Michael Griesser 2017. Wild Birds Use an Ordering Rule to Decode Novel Call Sequences. Current Biology, 27 15 , 2331-2336. 京都新聞(7月28日 26面)、産経新聞(8月3日夕刊 8面)、毎日新聞(8月1日 23面)および読売新聞(9月6日 27面)に掲載されました。

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シジュウカラの巣作り(営巣)から雛の巣立ちまでの観察してみた記録

シジュウカラ 鳴き声

体長は14. 5㎝程度。 スズメとほぼ同じくらいの大きさで体重は11~20gほどです。 上面が青みがかかった灰色、黒褐色で下面が淡褐色の羽毛をしています。 頭部は黒い羽毛で覆われていて、頬と後頚部に白い斑紋が入っています。 留まった時には翼に左右一本ずつの白い筋模様が見えるのも特徴です。 嘴は黒く、足は淡褐色をしています。 オスは喉から出ている黒い縦線がメスよりも太いのが特徴。 基本的には留鳥ですが、寒さが厳しく、食べ物の少ない所では渡りを行うこともわかっています。 非繁殖期の秋から冬にかけては数羽から数十羽の群れをつくります。 シジュウカラは漢字で書くと「四十雀」となり、四十羽ほどの雀くらいの鳥が群れているところから名がついたと言われています。 食性は雑食で果実や種などのほかに昆虫やクモなども捕食します。 地表の上や樹上を問わず食事する姿が見られています。 繁殖は樹洞やキツツキの開けた穴にメスが苔などを組み合わせて巣を作り、行われます。 4~7月にかけて1~2回の産卵の間に7~10個の卵を産みます。 卵は白色で赤褐色や灰色の斑点が入った模様をしており、メスが12~14日抱卵し孵化し、 その後16~19日で巣立ちます。 石垣や民家の隙間などに巣を作ることもあり、人間の設置した巣箱を巣にすることもあります。 シジュウカラと人間の関係 シジュウカラは日本人には親しみやすい存在として、切手のデザインになったりしています。 1997年から2014年まで70円切手にデザインされていました。 イギリスでは牛乳配達車の後を追い、配達された牛乳の蓋をこじ開けて、中身を飲むという事例も報告されるほど、賢い鳥でもあります。 シジュウカラの鳴き方 シジュウカラには幾種かの鳴き方があり、しかもその鳴き方を組み合わせることで文章を作っているのではないかとも言われています。 例えば仲間に危険を知らせる時に出す「ピーッピ」という声。 このことから、シジュウカラの鳴き方の組み合わせにはきちんとした文法があるのではないか、と言われているんです。 ちなみに繁殖期のさえずりは「ツィピーツィピーツィピーツィピー」と繰り返す鳴き方。 「ツィピーツィピーツィピーヂヂヂヂヂヂ」だったら、みんなで集まって繁殖しよう!!!???ってそんなわけないか・・・・ シジュウカラのまとめ シジュウカラは日本、韓国、東アジア、ロシア極東に分布している。 日本には4種の亜種がいて、北日本を中心に生息している。 食性は雑食で地上でも樹上でも食事する。 石垣や民家の隙間、人間の設置した巣箱などにも営巣する。 非繁殖期は群れでいることが多く、名前も40羽の雀 のような鳥 が群れている様子からついたと言われている。 鳴き方は幾種類かあり、鳴き方を組み合わせることで文章を作っているという研究結果が報告されている。 ライター ナオ.

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バードリサーチ鳴き声図鑑

シジュウカラ 鳴き声

スズメ目シジュウカラ科に分類される鳥類です。 体長はおよそ14. 5㎝でスズメとほぼ同じ大きさですが、シジュウカラには胸元に黒い縦線が入っているため、簡単に見分けることができます。 この縦線は「黒ネクタイ」と呼ばれ、太ければオス、細ければメスです。 オスの場合は太ければ太いほど優位性が増すため、餌場などではその力の差を顕著に見ることができるでしょう。 基本的には日本全国に分布していて、山地や湿原など自然豊かな場所はもちろんのこと、住宅地などでも見ることができます。 沖縄県に生息する亜種である「アマミシジュウカラ」や「オキナワシジュウカラ」は、国内でもめったに見かけることのできない珍鳥として有名です。 性格は人懐こく、穏やかで好奇心旺盛。 街にも人にも慣れているので、巣箱を作るとすぐに営巣してくれます。 子育てをする姿や餌を食べる姿を観察できるほか、スケッチなど学生の自由研究の参考にもなるのではないでしょうか。 寿命はおよそ1年から2年といわれています。 これは、外敵に襲われたり餌が不足したりする環境が要因で、本来は10年から14年と長命です。 ほかの動物であれば飼育することで寿命を延ばすこともできますが、シジュウカラは鳥獣保護法で管理されているため、ペットとして飼育することはできません。 名前の由来については諸説ありますが、もっとも有力なものは「鳴き声」です。 「ツピーツピー」や「ツーピピツーピピ」と鳴くほか、「シジュウシジュウ」と鳴くこともあり、ここからシジュウカラと名付けられたと考えられています。 平安時代には「シジウカラメ」、室町時代には「シジウカラ」と呼ばれていたことからも、「年月を経ても変化しないもの=鳴き声」で名付けたのも納得でしょう。 そのほか「シジュウ」という鳴き声を「四十(たくさん)」と考え、「四十(たくさん群れる)雀(小鳥)」という意味から「四十雀(シジュウカラ)」と名付けられた説や、「四十羽の雀に等しい」という意味から名付けられたという説もあります。 これまで彼らの鳴き声は「単語」として発せられ、コミュニケーションをとっていると考えられていましたが、実は人間と同じように「単語」を使って「文章」をつくり、コミュニケーションをとっていることがわかったのです。 発見した総合研究大学院大学の鈴木俊貴研究員によると、「警戒」を意味する鳴き声「ピーツピ」と、「集合」を意味する鳴き声「ジジジジ」を別々に聞かせると、周囲を見回したり、音が流れているスピーカー付近に集まったりと、単語の意味に応じた行動がみられました。 そしてこの2つを組み合わせた「警戒+集合」の鳴き声を聞かせると、彼らは周囲を警戒しつつスピーカー付近に近づくという驚きの行動をみせたのです。 また順番を入れ替えて「集合+警戒」を聞かせると、何の反応も示しませんでした。 日本語に置き換えてみると、「警戒しながら集合する」意味はわかりますが、「集合しながら警戒する」はよくわかりませんよね。 このことから、シジュウカラは鳴き声を「単語」として捉えているのではなく、語順も含めた「文章」として認識していると考えられるのです。 今後研究が進んでいけば、彼らがどんな会話をしているのかわかる日が来るかもしれません。 シジュウカラの観察方法。 巣箱や餌など 日本においてシジュウカラを見つけることは、それほど難しいことではありません。 しかし観察する場合は、巣箱や餌箱を作ると、より細かい点にも気づくことができるでしょう。 巣箱を作る場合、使用する木材は杉板がおすすめです。 軽くて耐久性があり、値段もお手頃です。 屋根へ付ける場合は蝶番を使い、側面を留め金を使って固定します。 中に水が溜まらないように、底板の四隅には3~4mmの穴を開けておきましょう。 もっとも重要なのは、入り口の穴の大きさです。 シジュウカラが好むのは2. この大きさが変わると営巣する鳥も変わってしまうので、きちんと測って作りましょう。 巣箱をかけるタイミングは、12月から3月頃がベストです。 木にかける際は、見通しのよい場所に設置しましょう。 枝の数が多すぎる木だと見つけられず使われないままになってしまいます。 また水場を木の下に設けておくと、営巣する確率が高くなります。 複数の巣箱を設置する場合は、双方の巣箱が近すぎないように注意してください。 他の鳥の存在がストレスとなり、子どもをうまく育てられなくなってしまいます。

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