マミートラック 対策。 ワーママが悩むマミートラックとは?その問題点と対策

女性の活躍を阻むマミートラックとは?意味から実例と対策まで詳しく解説

マミートラック 対策

マミートラックとは 女性に限らず仕事をしている社会人には昇給や昇進などが多い出世コースとそうではないコースの2種類があります。 マミートラックとは出産を終えた女性が仕事に復帰したにも関わらず単調な業務しか与えられなかったり、育児のために「残業ができない」「休むことが多い」などの理由で、出世コースとは違ったもう一つのコースに乗ってしまうことを指す言葉です。 マミートラックは競技用のトラックに由来しており、一旦出世コースから外れマミートラックに乗ってしまうとトラック内を永遠にグルグルと走らされ抜け出せないと言われています 反対に出世コースはファストトラックなどとも呼ばれています。 上記のような待遇を本人の意志に反して受けることで、仕事に対するモチベーションが下がりやすく、やりがいを見出だせなくなってしまうことから退職と言った選択をしてしまう女性も少なくありません。 特に最近は産休や育休、さらには時短勤務と言った制度を利用する女性が増えてきており、マミートラックは今後も増加する可能性が高くなっていくと思われます。 実際にNHKがインターネットで行ったアンケート調査によると1300人中マミートラックの経験があると答えた女性は27. 8%と言った結果が出ています。 つまり4人に1人ないし3人1人の女性がマミートラックの経験をしていることになります。 マミートラックに乗ってしまうことで起きるデメリット 特にバリバリと仕事をしていたキャリアウーマンほどマミートラックに乗りやすいと言われており、マミートラックに乗せられてしまうことで仕事に対するモチベーションが下がってしまったり、やりがいを見出だせなくなるなどの様々なデメリットが生じやすいと言われています。 ここからは上記のデメリットを含め、様々なデメリットについて紹介していきます。 単調な仕事しか与えられず、やりがいが持てなくなる 冒頭でも記載したように産休や育休前にしていた仕事内容と比べて復帰後は単調な仕事しか与えられないといったようなマミートラックがあります。 例えば以前は営業の第一線に立ち現場で働いて女性が、資料作成やスケジュール管理、報告書の作成など営業アシスタント業務に異動させられるケースなどがあります。 以前の仕事内容と比べて単調な業務となることから仕事にやりがいが持てなくなってしまうなどのデメリットが存在しています。 責任のある仕事ができなくなる 責任のある仕事はプレッシャーもありますが、成果を出したり、まっとうすることで達成感や充実感を感じることができます。 しかしマミートラックに乗り単調な業務をすることが多くなることで責任のある仕事からはどうしても離れていってしまい、そういった感覚を持てなくなることもデメリットとなります。 給与や評価、役職が下がる 上記のようにマミートラックに乗ってしまうことで業務内容が変わることから給与が大幅に下がってしまうこともあります。 特に営業など会社の業績に直結するような部署から営業などを支える部署などに移動することで給与などが下がるだけでなく、産休や育休前の評価や役職までも無くなってしまうデメリットが発生することもあります。 昇進や昇給の見込みが減り、モチベーションが下がる 何度も記載しているようにマミートラックとは出世コースとは真逆のコースのことを指します。 そのため出世などが期待できないことから将来的な収入アップが見込めないと言ったデメリットも生まれてしまいます。 特に入社してから常に成果を出し続け毎年のように昇進や昇給をしてきた女性からするとマミートラックに乗ってしまうことで今後の昇進や昇給が見込めなることから仕事に対するモチベーションが大幅に下がってしまうことは大きなデメリットとなります。 劣等感を感じやすい 業務内容が違ってくることやキャリアアップが見込めなくなることだけでなく、同僚などこれまで一緒に仕事をしていた女性社員が昇進や昇給を繰り返していくことから劣等感を感じてしまうことも多くあります。 また、仕事内容や目標などが異なってくることから話が合わなくなってしまったり、お互いに気を使うようになってしまい、これまでの関係が崩れてしまうことで人間関係が悪くなってしまうなどのデメリットもあります。 居心地の悪い職場環境になる 辛いことや嫌なこともあったかと思いますが、それでも仕事が楽しかったり、職場が居心地の良い場所であると感じていた女性も少なくないと思います。 しかしマミートラックに乗ることで職場が居心地の悪い場所になってしまう可能性があります。 特に以前の部下が上司となってしまったり、面倒を見ていた後輩と仕事内容などで見劣りしてしまうことなどから仕事が楽しいものではないと感じてしまうと言ったデメリットも発生していしまう可能性があります。 仲間と過ごす時間が減る 育児があることから時短勤務を選択する女性も多いと思います。 時短勤務となることで、定時よりも早く退社したり、残業ができなくなってしまうことから仲間と過ごす時間が減ってしまい、仲間意識が薄れてしまったり、気まずさを感じでしまいやすいと言ったデメリットが生じてしまうこともあります。 育児が終わった後にやることがない 子供が小さいうちは育児には手がかかります。 しかし子供は大きくなりますし、小学校や中学校と言った義務教育となると小さいときよりも手がかからなくなってきます。 マミートラックは冒頭でも記載したように一度乗ってしまうと抜け出せなくなることから時短勤務などを終えた後にやることがなくなってしまうことがあったり、育児にも仕事にもやりがいなどを持てなくなってしまうことから喪失感を感じてしまいやすいと言ったデメリットがあります。 原因と対策 マミートラックに乗る、または乗せられる女性が出てきてしまう原因には様々なものがあります。 しかし、しっかりと対策をすることでそう言った原因を取り除き女性がやりがいを持って働きやすい職場環境を作ることは可能です。 産休・育休に対する理解を深める 近年は政府の働きかけやマタハラやと言ったハラスメントが社会問題となっていることから産休や育休と言った制度への理解も深まってきています。 しかし、小さな会社ではまだまだそういったことへの理解が乏しく、経営者の理解が足りなかったり、経営者が理解できていても社員による理解が足りておらずマミートラックに不必要に乗せようとする上司などがいることもあります。 そのため、会社の経営者はもちろん社員の理解も深めていくことは、マミートラックに不必要に乗せられる女性が少なくなるため対策の第一歩となるはずです 女性社員も理解を深める マミートラックが起きてしまう原因には男性だけでなく、女性の理解が足りていないことも大きいと言えます。 不必要に自らプレッシャーや気まずさを感じてしまう方がいたり、出産後はマミートラックに乗ることが当たり前と考える女性も多く存在しています。 しかし、実際には制度をうまく利用したり、働きやすい環境を作るなどの対策を行うことで大きなデメリットとなることはなく、むしろ以前と同様に働けると言ったメリットが生まれてきます。 さらに、そういった環境がある会社だと他の求職者の方に知ってもらえれば、会社のイメージアップや採用業務の効率化を図ることも可能となってきます。 テレワークなどの導入 近年は正社員でありながら在宅勤務で働く方も多くいます。 またテレワークと呼ばれる会社に雇用されながら場所はもちろん、時間などの制約を受けずに働く女性も多くいます。 時間や仕事場を制約しないことで育児をしながら働きたいと言った女性もマミートラックに乗らずに働くことが可能となってきます。 もちろん、パソコンやテレビ電話システムや評価制度、管理の仕方など様々な物事を新たに導入する必要がありますが、そういった対策をすることで女性や会社はもちろん、一緒に働く他の社員への負担も少なくなります。 残業をなくす 長時間残業が問題となっており、大手を中心に残業を無くす動きが活発になっています。 しかし、中小企業では残業が無くなることで経営が成り立たなくなってしまうなどの理由から今でも膨大な残業が行われている会社も多く存在しています。 また、マミートラックの問題と言うよりも日本の悪しき風習に残業している中で帰る人を悪く見る傾向があります。 もちろん、全ての会社でそのような風習がある訳ではありませんが、一定数存在していることは確かです。 そのため残業が当たり前になっている会社の社員からすると時短勤務などで早く帰ることから不必要なプレッシャーを感じてしまう社員もいます。 大手と同じように全く残業をなくすと言ったことが難しくともそういった早く帰る社員に対する評価を変えるなどの対策をすることだけでもマミートラックによる問題を軽減することは可能です。 福利厚生として保育施設やベビーシッター制度を導入する 福利厚生などで女性の働きやすい環境を構築することもマミートラック対策を行うことができます。 特に子供が小さいうちは子供の送り迎えが働く女性には大きな負担となります。 そのため保育施設やベビーシッターに関する制度を導入することで、働きやすい職場環境を構築することが可能となっていきます。 つまり、ある程度の役職に付けている女性は少ないのが現状です。 そういった現状を改善し女性の管理職を増やすことでマミートラックと言った問題も問題視されやすくなるだけでなく、女性目線での対策を行いやすくなるはずです。 悪気のないマミートラックを減らす 出産後の女性に必要以上に気を使い過ぎてマミートラックが発生している場合もあります。 特に男性社員が「女性は育児を優先したがる」と言った思い込みにより時短勤務を無理に勧めたり、家事や育児を優先しやすいように部署を変えたりと女性が望まない方向へと勧めてしまうことも多いと言われています。 もちろん、悪意があって行われる訳ではありませんが、そういった行為からマミートラックに乗せられてしまった女性からすれば、仕事に対するモチベーションの低下や、やりがいを失ってしまうことも出てきてしまいます。 そのため、「産休・育休に対する理解を深める」と同じように全ての女性が同じような考えを持つといった間違った認識をなくし、本人の希望や環境にあった職場を作ることも対策の1つとなります。 夫の育児や家事への協力を得る マミートラックへの問題は職場だけの対策で解決できるわけではなく、家庭でも対策を行うことが必要です。 特に家事や育児を行うのは女性と言った考えを持っている男性も多くいますが、家事や育児は必ずしも女性でなければならない訳ではありません。 協力してくれる人を見つけておく また、旦那だけでなく自分の家族など協力してくれる人を探しておくこともマミートラックを発生させないための対策となります。 出産後の女性には育児などで制約がつくことからマミートラックに乗せたがる会社も一定数存在しています。 しかし家族など協力してくれる人を探し、「どういった場合に家族が協力してくれるのか」など具体的に会社に伝えることで強制的なマミートラックを回避することはもちろん、会社としても安心して以前と同じような仕事を任せることが可能となります。 さらに、自分の家族以外にも旦那の家族や友人、ママ友など様々な人の協力を得られるようにしておくことも大切です。 家族の健康管理 育児で送り迎えの次に問題となると言ってもが過言ではないのが子供や旦那が病気になることです。 子供が風邪などをひくことで保育園に預けられなくなってしまったり、旦那が体調を崩すことで家事や育児への負担が大きくなってしまいます。 些細なことかもしれませんが、家族の体調管理をしっかりと行うことで、仕事への影響を最小限に減らすなどの対策となるためマミートラックなどに乗せられることも少なくなるはずです。 家事など時間や負担を軽減できる工夫をする 普段から家事などを工夫し時間の短縮を図っている女性も多いと思いますが、他にも様々な工夫をすることで時間を短縮できるようになるだけでなく、肉体的な負担や精神的な負担を軽減することができるようになります。 また、家事や育児に不慣れな旦那でも手伝いやすいように工夫するなどの対策もさらなる負担の軽減が見込めます。 作業効率や業務改善に勤める さらに行う業務に対して対策を行うことでもマミートラック対策を行うことができます。 例えば、「一日何度もメールをチェックしない」「無駄な会議の時間を短縮する」「報告や連絡はメールで行う」などの対策をすることで、育児によって時短勤務となっても以前と同じような仕事をすることが可能になります。 その他にも様々な方法があると思いますが、そういった業務効率化を図ることでマミートラックに乗らないといった選択をすることも可能となってくるはずです。 自分がいない時でも業務がまわる、関係する社員が困らないように勤める 上記のような対策を行っていても育児のために休まなければならない場合や急遽帰らなければならなくなることも出てくると思います。 しかし部下を持ったり、まわりと連携しながら行う業務を担当していれば業務が滞ってしまったり、他の社員に負担がかかってしまうことも多くなってしまいます。 そのため、そういった事態を想定し、そうなったならいための対策やそうなった場合でも連絡が取れる環境を事前に作っておくこともマミートラックに乗らないための対策となります。 上司と常にコミュニケーションをとっておく 上記でも触れたように悪意がなく上司からマミートラックに乗せられてしまうこともあります。 原因は上司の認識不足によるものですので、出産前から上司とコミュニケーションをとっておこくことも対策の1つとなります。 「時短勤務期間中はどうするのか」、「どうやってまわりに負担をかけないようにするのか」、「家庭ではどういった対策を行っているのか」、さらには「出産後どうしたいのか」など普段から常に上司とコミュニケーションをとっておくことでマミートラックに乗らずに以前と同じような仕事をすることができるようになりますし、まわりの仲間に迷惑をかけずに仕事をすることもできるようになるはずです。 マミートラックを望む女性も少なくない。 あえて乗るメリット マミートラックには様々なデメリットが存在します。 しかし全ての女性が仕事にやりがいを求めている訳ではありません。 育児や家庭はもちろん、それ以外のプライベートなどに重点を置いている女性も多くいます。 そのため、あえてマミートラックに乗ることを望む女性も少なくありません。 ここからはマミートラックにあえて乗ることで得られるメリットについてご紹介していきます。 家事も仕事も両立できる 以前と同じ仕事に復帰したからと言って家事や仕事が両立できなくなるとは限りませんが、マミートラックに乗る場合と比べると仕事に無理が生じる部分や家族を犠牲する部分が出てくることもあるため家事や仕事の両立はしにくくなります。 その点、あえてマミートラックに乗ることで無理な残業がなくなったり、家に仕事を持ち帰るなどのこともなくなるため仕事と家事の両立がしやすくなると言ったメリットがあります。 家族との時間や自分の時間ができる 上記のメリットでも紹介したように家事や仕事を両立できるようになることで家族との時間を多く取れるようになります。 また、自分のための時間も取れるようになるため、買い物や趣味などに時間を費やすことができるようにもなると言ったメリットがあります 職場の仲間にも負担をかけない 時短勤務となることや育児のために急に半休をとることで、職場で一緒に働く仲間にも少なからず負担がかかります。 また、以前と同じ業務をテレワークや在宅勤務と言った形でこなせる場合もありますが、会社や仲間にまったく負担がかからないわけではありません。 そのため、マミートラックに乗ることで家族だけでなく会社にも負担をかけず無理なく仕事をすることが可能になると言ったメリットがあります。 自分への負担も減る それらのメリットにより自分への負担も減ると言ったメリットがあります。 特に若いうちはいいですが、歳を取るごとに体力も衰えてきますので自分への負担も大きくなってきます。 また、会社や一緒に働く仲間がそれほど気にしていなくとも、同じ勤務時間や仕事内容をこなせないことから育児を行いながら働く女性自身が自らプレッシャーや気まずさを感じてしまうこともあります。 そのため、マミートラックに乗ることでそういった考えをすることがなくなり自分への負担も減らすこともできます。 最後に ここではマミートラックとは?からはじまりメリットやデメリット、さらには対策方法などにも触れてきました。 もちろん、必ずしも勤め先でマミートラックが起きるわけはではありませんし、マミートラックを自ら望む方も多くいると思います。 しかし中にはマミートラックによって仕事にやりがいが持てなくなってしまった方やモチベーションが下がり退社してしまった方も少なからず存在しています。 しかし女性1人の力ですぐに改善される訳ではありません。 そのため不本意なマミートラックに乗らないためにも働く女性一人ひとりの働きかけによって少しずつ改善されるように勤めていくことが大切なのかもしれません。

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マミートラックとは?課題や問題点、企業が行うべき対策

マミートラック 対策

「女性が輝く日本」は、アベノミクス・第三の矢「成長戦略」で掲げられている目標の1つです。 しかし、待機児童が社会問題化していることからも分かるように、子供を育てながら働く女性の中には、アベノミクスの目標と自分の現実との間にギャップを感じている方も少なくありません。 今回は子供を持つ女性が直面する「マミー・トラック」現象と企業ができる対策を考えます。 マミー・トラック現象とは 「マミー・トラック(mommy track)」とは、 子育てをしながら会社で働く女性が局面する、出世コースとは外れたキャリアコースを指します。 補助的な業務や時短勤務を利用した仕事を続けられるものの、マミー・トラックに入った女性は昇進や昇格を諦めざるを得ません。 管理職へ進める社員は、「出産」を選ばなかった社員に限られてしまいます。 会社が対策を講じない場合、特に「バリキャリ」と呼ばれるキャリア志向の ワーキングマザーたちは不本意なコースを歩むしかありません。 マミー・トラックのデメリット 出世コースから外れたことでキャリアアップできない環境は、キャリア志向の女性社員と企業の双方にデメリットがあります。 マミー・トラックは自身のキャリアアップに喜びを感じながら仕事をする 有能な社員のモチベーションを下げるだけでなく、本来はリーダーとして活躍すべき社員に補助業務を担当させることにより、 得られるはずの利益を逃してしまう可能性があります。 さらに、社員が退社した場合は 貴重な人材の喪失、及び将来にわたる利益の損失につながります。 企業ができるマミー・トラック対策 マミー・トラック現象を防ぐための対策として、 「社内の体制づくり」「テレワークの導入」「徹底したコミュニケーション」の3つが挙げられます。 【1】社内の体制づくり キャリア重視の女性をサポートする社内体制が整っていないことから、マミー・トラック現象は発生します。 優秀な人材が退職してしまったり、マミー・トラックの状態が定着してしまったりする前に、 ブランクから復帰してもキャリアアップできる体制づくりを進めます。 出産前に目指していたキャリアを子育てしながら積み上げられる体制をつくります。 時短勤務でも結果を出すことで昇進・昇格できるようにします。 育児休暇中の資格取得奨励や復帰後の育児支援も効果的です。 また、ワーキングマザーのキャリアプランやライフプランに対する、男性社員の理解を醸成する社内教育やムードづくりも重要です。 男性も育児に積極的に参加できるような体制づくりや啓蒙活動を行ってください。 【2】テレワークの導入 キャリアアップを目指せる体制を社内に整備することも解決策となりますが、働き方そのものを選べるようにすることも1つの方法です。 ICT活用によるテレワークを導入するなど、 「出社」にとらわれない新しい働き方も検討しましょう。 【3】徹底したコミュニケーション 女性社員と普段からコミュニケーションを密に取るようにし、 キャリアに対してどのようなビジョンを持っているか確認しておくことが大切です。 しっかりと本人の、そして夫婦や家族のライフプランを含めたビジョンを聞いておきましょう。 女性社員の考え方を把握することにより、会社としてどのような対策を取るべきか明らかになります。 おわりに 「女性活躍推進法」が2015年8月に成立、2016年4月1日に施行されるなど、国も女性の職場における活躍を推進するべく、対策を打ち出しています。 子育てがキャリアアップの足かせとなる時代は終わろうとしています。 企業は女性社員が働きやすい環境づくりに積極的に取り組み、競争力強化に努めることが重要です。

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マミートラックとは?脱出するための方法はあるのか

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働き方改革の一環として女性の社会進出、活躍推進があります。 以前よりも育児休暇制度を導入する企業が増えてきています。 女性の活躍推進は上手く機能しているかに思えますが、新たな課題も発生しています。 それがマミートラックです。 今回はマミートラックについて紹介します。 「マミートラック」 マミートラックは1988年に生まれた言葉です。 子育てと仕事を両立する女性のために、業務の量や時間に配慮した働き方を表す言葉です。 もともとは働く母親のためのキャリアコースというポジティブな意味での言葉でした。 しかし、近年はネガティブな言葉として捉えられることが多いようです。 その理由の一つとして女性の社会進出や働き方改革による活躍促進があります。 女性の社会進出が当たり前の時代になって、男女平等で教育を受けてきた世代の人にとっては、育児休暇後も会社から依然と同じ扱いをしてもらいたいと望む人が多いはずです。 でも、現実は少し違います。 出産前のようにバリバリ働きたいと思ってはいても、子育てをしながらの仕事となると残業はしにくいし転勤も難しい。 また、責任のある仕事を任せてもらえないなどの声も聞こえてきます。 この状態では昇格や昇進等は、残業もできるし、転勤もできるバリバリ働ける女性や男性に取られてしまいがちです。 このように出世コースから外れてしまい、昇格、昇進等が不利になるコースがマミートラックと呼ばれるようになりました。 陸上のトラックが語源です。 ずっと抜け出せないトラックをひたすら回っているというネガティブなイメージで捉えられています。 逆に出世コースに乗ることは、ファストトラックと言われます。 出産後も頑張って仕事をしたい人にとってマミートラックに乗ってしまうことは残念に感じてしまうでしょう。 希望しない部署に異動させられる、働く時間が短くなってしまうことによる収入減。 出産前との待遇の違いに働くモチベーションを維持することが厳しい状況になる可能性が高いです。 最悪の場合は退職という決断をしてしまうこともあります。 逆にもともとのポジティブな意味で捉える人もいます。 子育てと仕事が両立できるのであれば、自らマミートラックに乗りたいと考えるようです。 マミートラックに乗るとこうなる 子育てと仕事の両立を目指す人で自らマミートラックに乗りたいと希望する人にはデメリットとして感じることは少ないかもしれません。 マミートラックに乗りたくないと思う人にとってはデメリットになるでしょう。 単調な仕事ばかりになる。 誰にでもできる簡単な仕事がメインになってしまいます。 理由としては急なお休みや働ける時間が短いなどです。 急に休んでも別の人でもできる仕事をやってもらう方が会社にとっても都合が良いようです。 責任のある仕事が出来なくなる。 会社にとって出張や残業、休日出勤、転勤が難しい人に責任のある仕事を任せるのはリスクが高いです。 バリバリやってきた人には、やりがいを感じることが無くなってしまいますが、仕方のないことと割り切る方が良いのかもしれません。 給与が下がる。 産休前にバリバリやっていた人ほど感じるかもしれません。 復帰後は産休前と比べて働く時間も少なくなってしまうと思います。 復帰後の部署にもよりますが、産休前との業務内容の違いから給与が下がってしまうでしょう。 モチベーション維持が大変。 マミートラックに乗ることでたくさんのギャップを感じることになることが予想されます。 職場によっては劣等感を感じるようになって居心地が悪くなることもあります。 昇給も見込めない状況ではモチベーションを維持することが難しくなることもあります。 子育てがあることによってたくさんの幸せを感じることができるでしょう。 しかし、職場の同僚との関係は以前より遠くなることが予想されます。 子供が病気になって自分の意思とは関係なく休むことも出てきます。 仕事がおろそかになってしまい周りの人に頼らなければいけない時もでてきます。 このような気持ちの変化をカバーできなければ、仕事に対するモチベーションを維持することが難しくなります。 会社ができるマミートラック対策 マミートラックに対して会社ができることはたくさんあります。 働き手が不足していますので少しでも人材を確保することが大切な時代です。 そのためにマミートラック対策は有効です。 これから紹介する方法以外にも自社に合った方法でマミートラック対策をするのが良いです。 コミュニケーションを取る。 復帰した人とのコミュニケーションが大切です。 復帰後にどのような働き方をしたいのかを確認する必要があります。 育児と仕事の両立と言っても、どのくらいの割合で仕事をしたいのか、どのような仕事をしたいのかを確認しなければ本人の希望が分かりません。 ヒアリングしたうえで会社と本人が納得いく働き方を探すのが良いです。 産休や育休に対する理解を深める。 会社全体で産休や育休に対する理解を深めることで復帰した人が気持ちよく働ける環境作りに役立ちます。 働きやすい環境が整うことで離職防止にも繋がります。 そういう会社だと知られることで会社のイメージアップにも繋がります。 色々な働き方を採用する。 テレワークや時短勤務、また従来の残業制度の廃止など、社内でできる対策を採用します。 そうすることで多様な働き方が出来るようになります。 そうなると色々な人が仕事をする環境ができます。 社内の整備には時間と労力が必要ですが、人材不足解消にも繋がります。 マミートラックについて紹介しました。 マミートラックに乗りたい人、乗りたくない人がいます。 従来の意味とは違う意味で捉えられているマミートラック。 会社の対策次第でマイナスをプラスに変えることが可能です。 これからは多様な働き方に対応していくことが求められています。 この機会にマミートラック対策を考えてみてはいかがでしょうか。

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