源氏物語内容。 『源氏物語』のあらすじや感想、読み方解説!女性たちが織り成す古典の最高傑作

名著11 紫式部『源氏物語』:100分 de 名著

源氏物語内容

『源氏物語』とは?中学生向けに簡単に解説! まずは『 源氏物語』とは何なのかを、中学生の方向けに簡単にご紹介します。 『源氏物語』とは紫式部(むらさきしきぶ)が書いた物語です。 このお話は世界最古の長編小説の1つとも言われ、その ボリュームは400字詰め原稿用紙で約2400枚に及ぶとも言われています。 書かれたのは平安時代の半ば。 西暦1000年代の初めに書き始められ、遅くとも1012年までにはできあがっていたようです。 物語は54巻から成り、それぞれの巻には「桐壷」「若紫」といった名前がつけられています。 主人公は「 光源氏」という数多くの女性と関係を持った今で言うモテ男。 天皇の子供としてうまれるのですが、母親の身分が低かったためその位を継ぐことはありませんでした。 物語はこの光源氏の誕生からその生涯、そして彼の子供や孫の時代、約70年間という長い時間を描きます。 また、物語には 500人にも及ぶ人物が登場し、彼らの気持ちを表現するための和歌が、およそ800首も登場するのも大きな特徴です。 スポンサードリンク 中学生にもわかる!『源氏物語』のあらすじとは? それでは、 『源氏物語』のあらすじについて見ていきましょう。 天皇と位の低い母の子の間に生まれた光源氏は、「光輝くばかりの美しい子」と評判の男の子。 生まれて間もなく母を亡くし、母の実家の経済的な援助も見込めないことから父の帝の意向で皇族を離れ、臣下として人生を歩むことになります。 既にこの世にはいない母の面影を探しながら光源氏は美しい青年に成長し、さまざまな女性と恋愛遍歴を重ねていきます。 母と似ている父の後妻、憧れの人に似た幼い少女、年上の未亡人、自分よりも身分の低い女性、素性も知らない女性との一夜限りの恋・・・ こうした 様々な魅力的な女性が物語を彩ります。 その後、政治的に対立する家の娘と密会していたことが原因で、光源氏は都を追われて須磨(今の兵庫県神戸市)へ追いやられてしまいますが、やがて都に戻る事が許されます。 その後、光源氏はさらに出世し、ついには貴族で最上位の太政大臣にまで上り詰めます。 その一方で、最愛の女性に先立たれたり、正式な妻として迎えた女性に裏切られるなど、かつて 自分がおかした過ちのしっぺ返しを受ける場面も出てきます。 こうした過程をへて、最終的に光源氏は出家を決意しますが、その後の生活やその最後については描かれていません。 スポンサードリンク 『源氏物語』の作者・紫式部ってどんな人? 最後に、『源氏物語』の作者である 紫式部(むらさきしきぶ)についてご紹介します。 紫式部は970年ごろに生まれ、1014年ごろに亡くなったと考えられていますが、詳しいことは全く分かっていません。 確実な事は学者・藤原為時(ふじわらのたためとき)の娘であること、結婚をして娘を生んだが夫に先立たれたこと、藤原道長の娘で 一条天皇の妃となった彰子(しょうし)に仕えたことです。 紫式部は 子どものころから勉強が好きで、父の為時は「この子が男の子だったら自分の跡を継いでくれるのに」と残念がったと言われています。 また、紫式部は彰子に使える前から『源氏物語』を書いていた可能性があります。 彰子の父親・藤原道長は、一条天皇を自分の娘のもとにひきつける武器として『源氏物語』を利用できると考え、式部を娘の家庭教師に任命したという説もあるぐらいです。 道長の目論見通り、文学に造詣の深い一条天皇は彰子の部屋を訪ねては、『源氏物語』を楽しんだそうです。 彰子も式部のおかげで高い教養を身に着けることができ、まさに一石二鳥です。 式部にとっても、宮中に身を置くことで物語のリアリティはより増したことでしょう。 1012年ごろに『源氏物語』は完成させた式部は、そのあとすぐに宮仕えを辞めたようです。 その後のことはよくわかっていませんが、数年ののちに亡くなったようです。 スポンサードリンク この記事のまとめ 『 源氏物語』のあらすじや作者の紫式部について、中学生の方向けにご紹介しました。 『源氏物語』は単に多くの恋愛遍歴を重ねるだけの話ではなく、登場人物たちが男女問わず、その人間関係のなかで悩み苦しむ様子が描かれています。 そこには現代にも共通する、人間の姿があります。 この点こそが1000年以上、『源氏物語』が愛されている理由なのかもしれません。 この絵巻、どうやらフランスのコレクターの方が購入したのだとか。 今後も海外で、国内の貴重な文化財が見つかる事もあるのでしょうか…?気になります。 関連記事(一部広告含む).

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『源氏物語 巻一』(瀬戸内 寂聴):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部

源氏物語内容

源氏物語のあらすじを図解入りでわかりやすくまとめました。 巻名をクリックすると、あらすじ詳細に飛びます。 源氏物語 第一部あらすじ 巻数 巻名 あらすじ 1 光源氏の誕生。 桐壺更衣の死。 藤壺の入内 2 雨夜の品定め。 源氏、空蝉とちぎる 3 源氏は空蝉と会えず、残された小袿を持ち帰る 4 源氏は夕顔を連れ出すが、物の怪によって夕顔が死ぬ 5 源氏、紫上をかいま見る。 藤壺は源氏の子を宿す。 紫上を引きとる 6 源氏、鼻の赤い末摘花と会う 7 源氏は頭中将と青海波を舞う。 藤壺は皇子を出産 8 源氏、朧月夜君と会う 9 朱雀帝譲位。 車争い。 葵上の死。 源氏、紫上と結婚 10 源氏、六条御息所を訪れる。 桐壺帝の死。 朧月夜君との仲が発覚 11 源氏、花散里とちぎる 12 源氏、時勢が変わったため須磨に下る。 暴風雨に遭う 13 源氏、明石に移り明石上に会う。 朱雀帝により召還 14 朱雀帝譲位。 明石上、源氏と住吉で会う。 六条御息所の死 15 源氏、困窮する末摘花と再会する 16 源氏、空蝉と出会う 17 前斎宮が入内。 源氏、絵の優劣を競い勝つ 18 二条院東院の造営 19 紫上、明石姫君を養育。 藤壺の死。 帝、実父が源氏だと知る 20 源氏、朝顔斎院を訪れる。 夢に藤壺が出現 21 夕霧の教育。 夕霧と雲井雁の恋。 六条院の造営 22 夕顔の遺児・玉鬘が源氏に引き取られる 23 六条院の新春 24 春の御殿の舟楽。 玉鬘に言い寄る人々 25 蛍火に輝く玉鬘の美しさ。 夕霧、柏木のそれぞれの恋 26 無教養な近江君 27 篝火に照らし出される玉鬘の美しさ 28 夕霧、紫上をかいま見る。 源氏、夕霧の風のお見舞い 29 大原野の行幸。 玉鬘の裳着 30 夕霧、玉鬘に言い寄る。 髭黒、玉鬘を慕う 31 玉鬘、髭黒と結ばれる。 髭黒の北の方、里へ帰る 32 明石姫君の裳着。 東宮の元服 33 夕霧、雲井雁と結婚。 明石姫君の入内。 源氏、准太上天皇に 源氏物語 第二部あらすじ 巻数 巻名 あらすじ 34 源氏、女三宮と結婚。 明石女御出産。 柏木、女三宮をかいま見 35 冷泉帝譲位。 紫上が重病に。 柏木、女三宮と契り妊娠させる 36 女三宮、柏木との子を出産。 柏木の死 37 柏木の一周忌。 柏木遺愛の横笛を源氏が預かる 38 女三宮の持仏供養。 源氏は女三宮と鈴虫の音を聞く 39 夕霧、柏木の妻・落葉宮を引きとる。 雲井雁は激怒 40 紫上の法華経千部供養。 紫上の死。 源氏、悲嘆にくれる 41 源氏、紫上を回想。 出家を決意 - 巻名のみで本文なし。 源氏の死去 源氏物語 第三部あらすじ 巻数 巻名 あらすじ 42 薫と匂宮は香を競い合う 43 真木柱の再婚。 匂宮、継姫君を望む 44 薫、大君に想いを寄せる 45 薫、2人の姫君(大君と中君)をかいま見。 薫、出生の秘密を知る 46 匂宮、宇治を訪れる。 薫、大君に心中を明かす。 匂宮、縁談を断る 47 大君、薫になびかず。 匂宮、中君と契る。 大君の死 48 中君、匂宮によって二条院に迎えられる 49 匂宮、六君と結婚。 薫、大君に似た浮舟を知る。 薫、女二宮と結婚 50 浮舟、二条院に移るも匂宮が言い寄るため宇治に移る 51 匂宮、浮舟と契る。 浮舟、死を決意 52 浮舟、行方知らずになる 53 浮舟、僧都に発見され小野に移る。 浮舟、出家する 54 薫、浮舟の生存を確認。 浮舟、下山を拒む.

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紫式部「源氏物語」のあらすじと内容の解説~光源氏の煌びやかな女性遍歴と諸行無常を味わおう!

源氏物語内容

「源氏物語」主な登場人物• 光源氏:桐壺帝の第二皇子。 母の身分が低いため、臣下の身分に落とされる。 白皙の美男子で、学問・詩歌・管弦などのあらゆる才能にあふれている• 藤壺:源氏の母・桐壺更衣にそっくりで、更衣亡き後に桐壺帝の妻になる。 源氏の初恋の人• 葵の上:源氏の親友・頭中将の妹で、源氏の正妻。 源氏より4才年上。 気位が高い• 紫の上 若紫 :藤壺の姪で、源氏が生涯愛し続けた姫• 六条御息所:源氏より7才年上の未亡人。 物事を思いつめてしまう性格ゆえに生霊となってしまう• 明石の君:源氏が左遷中に出会った、自立した女性• 女三宮:源氏の義兄の娘で、第2の正妻。 頭中将の息子・柏木と密通してしまう• 柏木:頭中将の息子。 蹴鞠の大会で女三宮に惹かれる [ad co-1] 楽天で購入 ここからは、「源氏物語」の物語の内容についてさらに詳しく紹介しましょう(一部ネタバレを含みますので注意してください) とても長い源氏物語も、ここさえおさえておけばメインストーリーの流れが分かりますよ。 第一部では、源氏の誕生から初恋の女性の死までを描きます。 桐壺:源氏の誕生と義母の入内 源氏1~12才 桐壺帝は身分の低い桐壺更衣を寵愛し、更衣は皇子を産みます。 しかし、更衣は女官たちからの嫉妬やいじめに耐えられず、皇子が3才の時に病死してまいました。 悲しんだ帝は、更衣にそっくりな藤壺を新たな妻に迎えます。 皇子は、亡き母に似ているという藤壺を慕うようになります。 12才になった皇子は元服し、「源氏」の姓を与えられて臣下の籍に入りました。 その夜、左大臣の娘で4才年上の葵と結婚します。 皇子は、その光り輝く美貌から、いつからか「光源氏」と呼ばれるようになっていきます。 [ad co-1] 若紫:若紫との出会いと藤壺の妊娠 源氏18才 病気の療養のため、京都北山の寺に出かけた源氏は、藤壺によく似た少女と出会います。 少女は藤壺の姪にあたり、藤壺に恋心を抱いていた源氏は、少女を引き取って育てたいと思いました。 その年の冬、少女の後見人だった尼君が亡くなり、源氏は少女を引き取ります。 この少女が後の紫の上です。 一方、病気で地元に帰っていた藤壺は、源氏と密会し、直後に妊娠が発覚します。 葵:車争いと葵の死 源氏22~23才 桐壺帝が退位し、源氏の義兄・朱雀帝が即位しました。 賀茂祭の日、葵の上と六条御息所は見物に出かけます。 道が混んでおり、車を止める場所をめぐって2人は争いになります。 勝利したのは、葵の上でした。 それを恨んだ六条御息所は、生霊となって葵の上を苦しめます。 妊娠していた葵の上は、息子・夕霧を産むと、亡くなってしまいました。 悲しみにくれる源氏は、自身を慰めようと若紫をかわいがり、新枕を交わします。 [ad co-1] 明石:明石の君と源氏の帰京 源氏28~29才 朱雀帝の妻になる予定の女性・朧月夜と関係してしまった源氏は、罪を着せられる前に逃れようと、須磨へ向かいます。 ですが、夢に桐壺帝が現われ、須磨を離れるように指示されました。 忠告に従い、明石へ行った源氏は、現地の娘・明石の君と契ります。 一方、身内の不幸が続いて気弱になっていた朱雀帝は、源氏を呼び戻すことを決意しました。 源氏は、懐妊した明石の君を残し、都へ戻ります。 薄雲:明石の姫君の入内、冷泉帝が真実を知る 源氏32~33才 明石の君の娘・明石の姫君は、将来のことを考え、源氏に引き取られました。 紫の上の養女とされた明石の姫君は、後に朱雀帝の息子・今上帝の妻となります。 翌年、藤壺が重い病気になり、死去しました。 その法要が終わった後、源氏と藤壺の不義の子で、表向きは桐壺帝の子どもである冷泉帝が自分の出生の秘密を知ります。 冷泉帝は、実父が臣下であるのは申し訳ないと、源氏に皇位を渡そうとしました。 しかし、源氏はそれを拒否し、秘密を守り通そうとします。 [ad co-1] 楽天で購入 第二部は、源氏が新たな正妻を迎えるところから、彼の死までを描きます。 若菜 上:源氏の新たな結婚と柏木の恋 源氏39~41才 朱雀院が出家するにあたり、娘・女三宮を源氏に嫁がせます。 源氏にとって、葵の上に次ぐ第2の正妻でした。 源氏は、約20才ほどの年齢差がある女三宮に愛情を感じることができません。 その年の秋、源氏が後見している明石の姫君が東宮 次期帝 の子どもを出産し、源氏の権勢は絶頂になります。 ある日、六条院で蹴鞠の遊びが催されました。 頭中将の息子・柏木は、あるハプニングで御簾の向こうにいた女三宮の顔を見てしまいます。 それ以降、柏木は女三宮に想いを寄せます。 [ad co-1] 若菜 下:紫の上の病気、柏木と女三宮の密通 源氏41~47才 冷泉帝が退位し、新たな帝の世になりました。 紫の上が病に倒れ、源氏は必死で看病します。 一方、紫の上につきっきりになった源氏に放っておかれていた女三宮の元に、柏木が忍びこんで想いを伝えました。 柏木の子どもを懐妊してしまった女三宮を見舞った源氏は、偶然、柏木の恋文を見つけ、悩みます。 源氏に遠回しに皮肉を言われた柏木は、良心の呵責を感じ、病気になってしまいます。 御法:紫の上の死 源氏51才 病がちな紫の上は自分の死期を悟り、出家を願いますが、源氏はそれを許しません。 その年の秋、紫の上は明石の姫君と源氏に看取られながら、息を引き取りました。 世間体を気にして出家をこらえる源氏ですが、悲しみの日々を過ごしていきます。 [ad co-1] 「源氏物語」の見どころは? 「源氏物語」には、さまざまな魅力があります。 その中から3点にしぼって、紹介します。 平安貴族の文化を詳しく知ることができる 宮中が舞台なだけあって、宴や遊びなどのシーンが多く登場します。 当時の「結婚」や男女間の逢瀬の作法も知ることができます。 平安文化や貴族文化などを知りたい方は、物語を楽しみながら勉強できますよ! [ad co-1] 「ツンデレ」「ヤンデレ」など、現代の言葉にあてはめられるさまざまなタイプの魅力的なヒロインたち 楽天で購入 源氏が愛した女性たちは、さまざまなタイプがいました。 幼女から自分好みの女性に育てた紫の上、初恋で義母な藤壺、ツンデレお嬢さまの葵の上、ヤンデレ未亡人な六条御息所、40才年上の老女・源典待、不美人な才女・末摘花、寝取られロリ属性の女三宮など。 源氏の好みの範囲が広いことがよく分かります。 堅苦しいものが苦手でも、こうやって当てはめてみると読みやすくなるのではないでしょうか。 聖地巡礼したくなる!美しい風景・場所 主に宮廷が舞台ですが、療養や遊びに出かけた時など、京都のさまざまな場所が出てきます。 美しい描写に惹かれて、物語を読んだ後は京都に行きたくなること間違いなし。 現地を訪れて、「ここで源氏がこういうことをしたのか」なんて想像するのも楽しいかも? [ad co-1] まとめ 今回は、「源氏物語」のあらすじについて簡単にまとめてみました。 源氏の波乱万丈な一生に注目して読んでみてくださいね。 「源氏物語」に興味がある方は、ぜひ参考にしてください! [ad co-1].

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