消毒用エタノール 酒税。 消毒用エタノールと消毒用エタノールIPAの値段がちがう理由

新型肺炎対策に使える「消毒用エタノール」…そっくりだけど“価格が違う2種類”の差は効き目ではなかった

消毒用エタノール 酒税

福岡県の酒造会社、天盃の高濃度アルコール製品「TENPAI66」は、ラベルに大きく「飲用不可」と書いた(天盃のWebサイトより) 医療現場で手指消毒用のエタノール不足が深刻化していた3月、明利酒類(茨城県水戸市)の「メイリの65%」や菊水酒造(高知県安芸市)の「アルコール77」が相次いで登場した。 当時は高濃度エタノール製品であっても法制上の分類は「お酒」のため、「消毒や除菌を目的に製造されたものではありません」という注意書きを入れなければならなかった。 3月23日、厚生労働省は時限措置として、医療機関が70%以上の高濃度エタノール製品を手指消毒に用いることを認めた。 4月22日には60%台でも一定の効果が認められたため対象製品を拡大。 これにより酒造会社の高濃度エタノール製品も多くが「消毒用エタノールの代替品として手指消毒に使用できる」と表示できることになった。 しかし、お酒である限りは酒税がかかる。 例えば若鶴酒造(富山県砺波市)が4月13日に出荷を始めた「砺波野(となみの)スピリット77」は300mlで880円(税別、以下同)だが、このうち231円が酒税。 笹一酒造(山梨県大月市)の「笹一アルコール77」は500mlで、小売価格の1200円のうち385円が酒税だ。 手指消毒のために高濃度アルコールを大量に消費する医療機関には負担が大きい。 若鶴酒造では、医療機関や介護施設に高濃度アルコールを優先的に供給するため、日本各地の酒造会社に声を掛け、高濃度アルコール製品の情報をWebサイトにまとめている(若鶴酒造のWebサイトより) こうした要望を受け、国税庁は5月1日、厚生労働省の時限措置が有効な期間に限り、「高濃度エタノール製品に該当する酒類のうち、一定の要件を満たし、飲用不可の表示を施したものについては酒税を課さない」と発表した。 これが「飲用不可」表示の高濃度アルコール製品が出てきた理由だ。 久米仙酒造(沖縄県)は5月8日、「消毒用エタノール 78度」と「消毒用エタノール 67度」を発表した。 価格は500ml・78度が1060円で(67度は956円)、5月25日以降に発送を始める。 商品説明には「消毒用エタノールは、酒税のかからない飲用不可商品です。 新型コロナウイルス対策のための手指消毒用、除菌用として使って下さい」と書いた。 関連記事• 「常陸野ネストビール」などで知られる木内酒造が高濃度アルコール「NEW POT 70」を5月1日に発売する。 ラベルには「消毒用エタノールの代替として手指消毒に使える」と記載した。 サントリーはサントリースピリッツ大阪工場で蒸溜したアルコールの一部を医療機関などに無償提供する。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の広がりに伴う消毒用エタノール不足を補うため、高濃度アルコールの製造に乗り出す酒造会社が相次いでいる。 少なくとも4社が販売もしくは出荷を準備している。 日本酒や焼酎などを製造する菊水酒造(高知県安芸市)は、アルコール度数77度の高濃度スピリッツ「アルコール77」の出荷を4月10日に始める。 価格は1本1200円(税別)。 関連リンク•

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消毒用エタノールと消毒用エタノールIPの違い [インフルエンザ]

消毒用エタノール 酒税

中国・武漢市で発生し、感染が世界に拡大している新型コロナウイルスによる肺炎。 日本でも、来日した中国人観光客や武漢からのチャーター機で帰国した日本人などから新型コロナウイルスの陽性反応があり、感染が確認されている。 今、心配なのが自分もウイルスに感染するかもしれないということだろう。 また、不特定多数の人が乗車するバス・タクシー会社では、車内にアルコール消毒液を準備する対策をしているところもある。 (関連記事:) () 見た目そっくりな2種類の「消毒用エタノール」の違いとは? このような状況であることから、既にドラッグストアなどに駆け込み、マスクや消毒液を買い求めた人も多いはず。 こうした中、同じ企業の商品で、見た目がほぼ同じなのにも関わらず、価格が違う消毒用エタノールが店頭に並んでいたことがネット上で話題になっていた。 それが 「消毒用エタノール」と 「消毒用エタノールIP」だ。 そして「この違いは殺菌力の強さ」と思って、高い方の消毒用エタノールを購入した人もいるかもしれないが、実は違う。 大阪市の製薬会社・健栄製薬の公式サイトでは、「消毒用エタノールと消毒用エタノールIPの違い」と題して、この2つの消毒液を紹介しているのだ。 希望小売価格(税抜)は消毒用エタノール(500mL)が1330円、消毒用エタノールIP 500mL)が955円。 (画像提供:健栄製薬) 効果は同じなのに値段が違う理由は酒税法の関係 同サイトによると、「 消毒用エタノール、消毒用エタノールIPともに含まれているエタノールは天然のサトウキビが原料で、器具や物品の消毒はもちろん、人の肌にも安心して使える」という。 ただ、この2つには成分で微妙な違いがある。 「消毒用エタノールには、エタノール(C2H6O)76. 9~81. これに対して、消毒用エタノールIPにはエタノール(C2H6O)76. 9~81. 成分が少し違うだけで、なぜ価格が違うのかというと、酒税法が関係していた。 「エタノールは、第一級アルコールの一種。 それに対してイソプロパノールは第二級アルコールの一種であるため、酒税がかかりません。 酒税がかからないということは、低価格で提供できるということ。 消毒用エタノールIPには添加物としてイソプロパノールが含まれているため、消毒用エタノールと効果効能はほとんど一緒であるにも関わらず酒税がかかりません。 ーー成分がちょっと違うけど、このふたつの殺菌効果は本当に同じ? はい、消毒用エタノールIPには添加物としてイソプロパノールが含まれていますが、効果はほとんど変わりません。 2つとも同じように、皮膚や器具、物品の殺菌・消毒に使うことができます。 ーーちなみに、消毒のポイントや適切な量ってある? 菌が死ぬのに15秒ほど掛かると言われていますので、この時間で乾いてしまわない量でお願いいたします。 また除菌の頻度などは明確に決まっていませんが、特にドアノブやエレベーターのボタンなど多くの人が触る箇所を中心に、これらに触れる前後にこまめにしていただきたいです。 消毒用エタノールは、新型コロナウイルスにも有効だといいうことなので、こまめに手や物の消毒に使い、感染対策として活用してほしい。

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新型肺炎対策に使える「消毒用エタノール」…そっくりだけど“価格が違う2種類”の差は効き目ではなかった

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発症するとつらい病気の1つに、「インフルエンザ」があげられます。 インフルエンザにかかると全身の倦怠感や高熱にうなされます。 ウイルスが体からなくなる目安である約1週間は安静にしておかなければなりません。 インフルエンザは感染力も非常に高いため、周囲にうつしてしまわないよう、人との接触もできるだけ避ける必要があります。 また、全身の倦怠感から家事などもおろそかになってしまい、仕事だけでなく生活にもさまざまな支障がでてしまいます。 そんなつらいインフルエンザは、できれば予防したいもの……。 インフルエンザの予防に効果的なものとして、「消毒液」があげられます。 ここでは、インフルエンザ予防にもなる消毒液の特徴や活用法についてご紹介します。 家庭で使われる主な消毒液としては、『消毒用エタノール』や『消毒用エタノールIPなどがあげられます。 いずれも第3類医薬品で、皮膚や器具、物品の殺菌や消毒に効果があります。 薬局で簡単に購入できることから、一般家庭でもよく使われる消毒液となっています。 以下では、その違いについてご紹介しています。 ・原料はサトウキビ 消毒用エタノール、消毒用エタノールIPに含まれているエタノールは、ビールや焼酎に含まれているアルコールと同じエタノールであり、天然のサトウキビが原料であるため、器具や物品の消毒はもちろん、人の肌にも安心して使えます。 ・成分の違い 消毒用エタノールと消毒用エタノールIPの製品名は、とてもよく似ています。 効能も似ているため一見同じに思えますが、含まれている成分が少し異なります。 消毒用エタノールには、エタノール(C2H6O)76. 9~81. これに対して、消毒用エタノールIPにはエタノール(C2H6O)76. 9~81. なお、両者の殺菌効果は同じであり、その使い方にも違いはありません。 ・酒税の有無 エタノールは、第一級アルコールの一種。 それに対してイソプロパノールは第二級アルコールの一種であるため、酒税がかかりません。 酒税がかからないということは、低価格で提供できるということ。 消毒用エタノールIPには添加物としてイソプロパノールが含まれているため、消毒用エタノールと効果効能はほとんど一緒であるにも関わらず酒税がかかりません。 そのため、多くの場合、消毒用エタノールよりも低価格で提供できるのです。 それらを使用して身の回りのものを消毒することで、日頃からインフルエンザを予防することができます。 身の回りのものを消毒するには消毒用エタノールや消毒用エタノールIPがおすすめです。 これに対して、手を消毒する場合には保湿成分が入った手ピカジェルがおすすめです。 こうしたアルコール手指消毒剤やエタノールを使って身の回りのものや手の消毒を行うことで、より効果的にインフルエンザを予防することができます。 アルコール手指消毒剤や消毒用エタノールIPを上手く活用し、日頃からインフルエンザを予防しましょう。

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