アオダイショウ。 アオダイショウの生態、特徴、飼育方法など

シマヘビとアオダイショウの特徴の違い、見分け方は!?

アオダイショウ

アオダイショウ Elaphe climacophora アオダイショウ Elaphe climacophora 作成者:鈴木雅大・赤尾正俊 作成日:2011年6月18日(2020年6月28日更新) アオダイショウ(青大将) Elaphe climacophora Boie, 1826 動物界(Kingdom Animalia),左右相称動物亜界(Subkingdom Bilateralia),新口動物(後口動物)下界(Infrakingdom Deuterostomia),脊索動物上門(Superphylum Chordata),脊椎動物門(Phylum Vertebrata),顎口下門(Infraphylum Gnathostomata),四肢動物上綱(Superclass Tetrapoda),爬虫綱(Class Reptilia),有鱗亜綱(Subclass Squamata),ヘビ目(Order Serpents),ナミヘビ上科(Superfamily Colubroidea),ナミヘビ科(Family Colubridae),ナミヘビ亜科(Subfamily Colubrinae),ナメラ属(Genus Elaphe) 撮影地:静岡県 賀茂郡 南伊豆町 青野川;撮影日:2011年6月18日;撮影者:鈴木雅大 著者はの反面,ヘビを始めとした爬虫類が好きです*。 淡水藻類の採集中,長さ1 m以上ある立派なアオダイショウが目の前を横切りました。 ヘビを捕まえる際は,頭の後ろをつかむのが基本ですが,この時は頭部の写真を撮りたかったため,体の後部をつかんでしまいました。 蛇はすぐに葦の枝の間に体をからませ、引っ張っても容易には出てきません。 一度放して,開けた場所に出て来たところでもう一度つかみ,デジカメを構えました。 丁度頭がこちらを向いており,チャンスとばかりにシャッターを切りました。 液晶が撮影画面に戻った時,画面越しに蛇と目が合った気がしました。 「ヤバイッ!」と思う間もなく,蛇が視界から消え,カメラを持っていた親指に痛みが走りました。 接写しようとカメラを近づけていたのが運のつきでした。 「やられたな~」と思って指に目をやると,血がダラダラと出ています。 毒蛇ではないので咬まれる事は別に怖くなかったのですが,これにはビックリしました。 アオダイショウはとてもおとなしい蛇なので,咬み付かれたのも驚きですが,ここまで派手に出血するほど鋭利な歯を持っていたとは思いませんでした。 本来ならば余程の事が無い限り,人に危害を加えない蛇なので,著者のバカさ加減が際立ったエピソードです。 30過ぎて野生動物との付き合い方を分かっていなかった己の無知ぶりを思い知らされました。 蛇には悪いことをしたなと反省しました。 *ヒトはクモ嫌いかヘビ嫌いかに分かれ,両方好きあるいは両方嫌いという人は少ないという話をしばしば耳にしますが,関係があるかは分かりません。 おとなしい蛇でも咬まれれば流血します。 流れる血もそのままに採集していると,先ほどの蛇がこちらに向かって川を泳いできました。 咬まれた腹いせに,先回りして驚かしてやろうかと底意地の悪い事を考えた後,猛省しました。 撮影地:島根県 松江市 学園南 剣先川;撮影日:2013年6月2日;撮影者:鈴木雅大 撮影地:兵庫県 淡路市 あわじ石の寝屋緑地(淡路島);撮影日:2020年6月28日;撮影者:鈴木雅大 撮影地:岩手県 盛岡市;撮影日:2015年4月24日;撮影者:赤尾正俊 アルビノの個体 (撮影地:千葉県 市川市 大町 市川市動植物園;撮影日:2017年2月12日;撮影者:鈴木雅大) 参考文献 Uetz, P. reptarium.

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プロから学ぶアオダイショウの飼育環境

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アオダイショウ、改めシマヘビがマムシを食べる アオダイショウ、改めシマヘビがマムシを食べる 本稿については、このヘビはアオダイショウではなく、シマヘビとのご指摘を京都の大学院生の方から掲示板に頂きました。 専門家でない私も色々調べた結果、アオダイショウではなく、シマヘビと考えるのが妥当と思います。 従いまして、以下、「アオダイショウ」は「シマヘビ」と読み変えるようお願いいたします。 (2019年12月4日追記) 最近、ヤマカガシに噛まれて死亡事故が発生し、テレビでも報道されていた。 蛇といえば、から下山した時に登山口の近くでコブラのように胸を広げ、尻尾を鳴らしながら威嚇する蛇を見たが、調べてみるとこれがヤマカガシでほぼ間違いないということが分かった。 借家を借りているが、借家から30m程度離れた斜面にアオダイショウが住んでいる。 このアオダイショウは、借家の南の畑、西の畑、正面の田んぼを徘徊して餌を食べている。 行動範囲は住処を中心に半径50m程度かと思う。 私と時々出会うと直ぐに逃げていく。 春や秋には道路で日向ぼっこをしているときもあり、車で轢かないようにわざわざ車から降りて逃げるように促したことも何度かある。 アオダイショウは人間と共に生きる蛇であるからそれなりに大切にしてきた。 昨年の秋には二度ほどカエルを食べている姿を見せてくれた。 この時は私が近づいても逃げることなく、餌を私にまるで見せびらかしているように見えた。 田舎では夏の草刈は必須である。 春から秋まで頻繁に草を刈らねばならない。 アオダイショウの住処の雑草も当然刈る。 アオダイショウには申し訳ないと思うがこれも仕方が無い。 草を刈るときに逃げていく姿を見たので住処があるのは間違いない。 しかし、こうやって共存している。 馴染みのアオダイショウはどちらかと言えば、やせている。 体長は1.5m位だが顔は小さいし、胴回りも細い。 食が細いのかもしれない。 先日、借家に着いて少し作業した後に道路を見ると何か黒いものがいる。 30分程度前には何もいなかったのでその後に何かが出てきたことになる。 傍によってみるといつものアオダイショウがマムシをその体で締め上げてまさに頭から飲み込もうとしている。 マムシの胴体は明らかにアオダイショウよりも太い。 アオダイショウはゆっくりとマムシを飲み込んでいく。 時々、顎の関節を外す音か、何か分からないが音がする。 マムシを飲み込むにつれてアオダイショウの色が変わってきます。 中々可愛い顔をしています。 約40分掛けてマムシを飲み込んでしまいました。 マムシを飲み込んだ部分の体色が白っぽくなっています。 中学時代は、学校の校門の手前の通学路の脇の草むらにマムシがいて、時々噛まれる事故が起きていましたし、下山中に走っていて登山道で日光浴をしているマムシを踏みそうになって転倒したこともあり、マムシとも縁がありましたが、借家近辺にマムシがいるとは全く考えたこともありませんでした。 ここは借家から10m程度の場所なので危ないところでした。 今回はアオダイショウが、マムシを食べて人への危害から救ってくれたと言うことで感謝です。 日頃から仲良くしてて良かった! (2017年8月15日 記).

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アオダイショウの特徴や毒性、生息地は?飼育例はある?

アオダイショウ

アオダイショウの特徴 ・毒は「無い」が、咬まれたら感染症を起こす程度の雑菌を保有する ・主食はネズミ・モグラ・トカゲ・カエル・野鳥など ・木登りが得意で人家の壁を登ることもある ・昼行性 ・寿命は5年~10年程度 ・日本本土にいるヘビの中では最大 ・人家の軒下や屋根裏に住み着くことがある アオダイショウの成体は縞模様などはなく青緑っぽい一色なので他のヘビと見分けがつきやすいですが、 幼体 アオダイショウの子供 は灰色でマムシと似た縦じま模様があるので見分けがつきにくいです。 上の画像は我が家の敷地内で遭遇したアオダイショウ 成体 ですが、写真を撮ろうと無理やり引っ張り上げたら怒って向かってきました。 最初はこんな感じで家の前の道路にいたのですが、近づくと側溝に逃げていきました。 基本的に臆病な性格なので、大体私は1,2週間に1回はアオダイショウを見かけるんですが、そのほとんどが見かけた直後に逃げてしまいます。 うちは田舎なので、アオダイショウの主食となるネズミ、モグラ、カエル、野鳥などは全て存在しているので、当然それを狙うアオダイショウも沢山います。 昼に行動する「 昼行性」のヘビなので、田舎に暮らしていると嫌でも見かけるんですよね。 春先~初夏は野鳥の巣を狙って人家周辺に出没しやすい 春先はスズメやツバメなど人家近くに営巣する野鳥が増える時期で、我が家の軒先には毎年ツバメが巣を作ります。 この時期は、普段は畑や水田わきの道路で見かけることの多いアオダイショウを玄関周辺で見かけることも増えるのですが、明らかにツバメのヒナを狙っている様子。 以前、壁を上ってツバメのヒナを襲っているのを見つけた義父が驚いて、それ以降ツバメが家の周囲に巣を作り始めたらヘビが寄ってこないようにと、巣をつくらせないように試行錯誤するようになりました。 5~6月に繁殖期に入るアオダイショウは、栄養を蓄えるために野鳥を狙うタイミングでもあります。 「田舎の守り神」アオダイショウは駆除すべきかどうか 正直、我が家のような「農家」にとっては、アオダイショウは害獣でもなくどちらかというとモグラやネズミを食べてくれる「益獣」といえます。 見た目の気持ち悪さからヘビを嫌う人は少なくありませんが、実害から言えばネズミの方が遥かに大きく、農作物被害だけでなく疫病やダニの発生源にもなるのでどちらを駆除したいかと言えば当然ネズミの方ですね。 アオダイショウは「 守り神」と呼ばれるのを聞いたことがあるかもしれませんが、アオダイショウを駆除してしまったがためにネズミが大発生して納屋のコメを食い散らかされたという話もあるくらい、沢山のネズミを駆除してくれています。 ツバメのヒナなど実害の無い生き物を食べに寄ってこられるのは困りますが、ネズミやモグラなどの農家の敵を駆除してくれるのであれば、積極的にアオダイショウを殺す必要性は無いですよね。 という訳で、我が家では ヘビを嫌っている義父を除いて 積極的な駆除は行っていません。 ヘビレスは「 ナフタリン・ 硫黄・ 木酢・ サポニン」などを有効成分にする、粒状タイプの害獣忌避剤で、アオダイショウなどのヘビ以外にも、トカゲ、ムカデ、ヤモリなどが対象害虫 害獣 になっています。 効果はあるのですが、臭いがかなりキツくて、ヘビだけでなく人間にも忌避効果を発揮しそうな勢いです。 数日経つとにおい成分も薄まりますが、忌避効果はしばらく継続します。 しかし、アオダイショウが薬剤の手前で引き返したのを見たわけではないので、散布後に見かける回数が減ったかどうかが判断基準になるので、Amazonの評価をみると効果については意見が分かれているようです。 毒蛇専用殺蛇剤のヘビレス毒蛇スプレーは、ハブやマムシなどの毒蛇に効果的ですがアオダイショウにも効果があります。 私はアオダイショウは積極的に駆除することはしないのですが、どうしても蛇の存在が耐えられない方は、近寄らなくても駆除できるスプレー剤を使うといいかもしれません。 ただ、速効性があるわけではないことと、スプレーを噴射した際に蛇が暴れまわることがあることに注意して使用する必要があります。 連続使用60秒で空になってしまうので、駆除できても1~2匹とコスパもあまり良くありませんので、余程の緊急事態での使用に限った方がいいかもしれませんね。 ヘビ捕獲棒• 家の庭などでアオダイショウに遭遇した場合は、捕獲棒があると便利です。 120㎝程あれば無毒の蛇であれば十分な長さですし、アルミ製の軽量タイプであれば女性でも使いやすいので、アオダイショウを捕獲するには十分な商品です。 家に営巣するツバメの巣や、飼っている鳥などを狙って侵入してこようとするヘビに対しては、捕獲棒で捕まえてしまうのが一番確実なので、ヘビが頻繁に出る田舎では一本あってもいいかもしれません。 アオダイショウの潜む場所を無くす・餌となる生物をいなくさせる アオダイショウが室内に侵入してきたり家屋の壁を登ろうとするのは、野鳥の巣やネズミの存在が大きいです。 人家の全くない山の奥深くではあまり見かけず、ある程度人の生活圏内で見かけることが多いのは、人のそばにいることの多い野鳥やネズミが主食だからで、餌となる生物がいなくなればアオダイショウもいなくなります。 薬剤や捕獲器を使わずにアオダイショウと出会わなくて済むようにするためには、自宅周囲に野鳥の巣をつくらせない、ネズミを住み付かせないなどが大切になります。 また、隠れ蓑になる雑草が生い茂っているとヘビが潜みやすいので、雑草を定期的に買ってしまうというのも効果的です。 我が家のような周囲を山に囲まれた田舎の家では完全に実施するのはなかなか難しいですが、せめてツバメやスズメが巣をつくる時期に特に注意すると良いと思いますよ。 まとめ ・アオダイショウはデカくて素早いがおとなしい性格、無毒 ・ネズミなどの害獣や害虫を食べてくれるという良い側面もある ・駆除するよりも、隠れ場所を減らすか忌避剤の利用がおすすめ ヘビに限らずですが「益獣」や「益虫」と言われても、どうしても見た目が許容できないものってありますよね。 アオダイショウをかわいいと思う人もいれば、嫌いな人もいるというのが道理です。 田舎に暮らしているとある程度は仕方のないアオダイショウとの遭遇ですが、無毒でおとなしい性格であることを知ればそこまで怖がることのないヘビであることもご理解いただけたと思います。 害の少ないヘビですので、忌避をしつつ上手く付き合うのが田舎で暮らす大事なポイントかもしれませんね。

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