大学 受験 2020。 新型コロナで大学入試はどうなる? AO、推薦の後継入試、日程は?

2020年度大学入試志願者数は減少でも10万人超えの大手は顕在「業務改革」で志願者増の大学も

大学 受験 2020

2020年度の大学受験は、センター試験最終年となる。 現受験生に向けて、今年度の最新の入試動向について、東進ハイスクールを運営するナガセ 常務執行役員 広報部長の市村秀二氏と、コンテンツ本部 教務制作部部長の島田研児氏に聞いた。 続く難関大敬遠の傾向 --今年度の大学入試では受験生にどのような傾向が見られますか。 文系では、最近の傾向として、たとえば、早稲田大学国際教養学部、明治大学国際日本学部、法政大学グローバル教養学部、同志社大学グローバル・コミュニケーション学部といった 国際系・グローバル系の学部が人気を牽引しており、今年度以降も新設ラッシュが続きます。 また、経済・経営・商学部系学部が、近年右肩上がりで人気が高まってきていましたが、現在は高止まりで落ち着いている状況です。 理系も引き続き、 情報系の学部に人気が集まっています。 たとえば、 データサイエンス学部のある横浜市立大学(公立)、滋賀大学(国立)、武蔵野大学(私立)などが注目されています。 情報系学部・学科は時代の要請に応えて、今後も新設・改組がどんどん進んでいきます。 入試結果から見ると関東の上位校では早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、東京理科大学の中で、昨年比で志願者が伸びたところは、中央大学と東京理科大学のみです。 これにより人気大学の合格者数が減少し難化したことから、敬遠する受験生が増えた。 「慶應義塾大学」一般入試志願者数推移 「早稲田大学」一般入試志願者数推移 --中央大学と東京理科大学が志願者を伸ばしているのはなぜですか。 中央大学が伸びている要因は、2019年度に新たに国際経営学部と国際情報学部という2つの学部が設置されたためで、合わせて1万2千人以上が志願しました。 これらの新設学部は、グローバルビジネスリーダーの育成を目的に、グローバルに通用する教養とICTの活用を織り込んだカリキュラムを特徴としています。 先にあげた「グローバル」と「情報」という2つの人気のキーワードを両方もち合わせていることもあり、高い人気となっています。 「中央大学」一般入試志願者数推移 東京理科大学は、難関大学の理系としては唯一理科1科目で受けられる大学ということで、この3年間でも毎年3~4千人ずつ連続して志願者を伸ばしています。 「東京理科大学」一般入試志願者数推移 安全志向がさらに顕著な関西 --関西の動向はどうなっていますか。 関西でも関東と同じく、私立大学における定員厳格化の影響が強く現れています。 関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の4つの中で志願者を伸ばしているのは関西大学だけです。 関西大学は、文理融合型で就職がよいと評判の総合情報学部の人気が高まっており、センター試験型の入試でも3千人ほど志願者を増やしていますが、関西大学以外の3大学では軒並み志願者は減っています。 「関西大学」一般入試志願者数推移 --そうなると、受験生はどこに向かうのでしょうか。 定員の厳格化の影響を避ける安全志向のため、関東の場合は明治大学や青山学院大学、立教大学、法政大学あたりを狙える層が、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学へシフトしています。 たとえば東洋大学では、2年前の2017年の志願者は約98,000人でしたが、今年は約116,000人と18%以上も増やしています。 合格者の数はこの3年間2万人程度と横ばいなので、確実に合格しづらくなっているといえます。 直近の8月の模試では、さらに下位レベルの大学でも志願者が増えている傾向があります。 「東洋大学」一般入試志願者数推移 関西では、この安全志向がさらに顕著です。 関西大学、関西学院大学、同志社大学や立命館大学の次のランクの京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学だけでなく、さらにその次に位置付けられてきた摂南大学、神戸学院大学、追手門学院大学、桃山学院大学レベルまでかなり難化しています。 摂南大学は志願者が2017年には26,000人ほどだったのが、2019年には38,000人を超え、1万3千人近くも増えています。 倍率も、4. 5倍で、こちらも相当難度が上がっているといえます。 直近の8月の模試でも、この層の志願者が爆発的に増えています。 いわゆる摂神追桃グループは、上記の摂南大学をはじめ、神戸学院大学、追手門学院大学、桃山学院大学もすべて志願者が大幅に増加しています。 「摂南大学」一般入試志願者数推移 センター試験最後の年 --私立の難関大学では2016年以降、定員の厳格化により模試でA判定を取っていても合格できないくらい厳しい入試となっていますが、この厳しさも続くのでしょうか。 当初、文科省は毎年段階的に入学定員を厳格化していく方針でしたが、受験生を不用意に動揺させてしまったこともあり、今年度はまだ昨年度と同様に1. 1倍でいくという方針です。 これにより、 厳格化が一層進むということはありませんが、昨年並みの厳しさは続くといえるでしょう。 さらに、今年はセンター試験最後の年になるため、 多くの受験生の間には浪人できないという意識が働くこともあって、受験生がさらに安全志向になることは否めないと思います。 ただし、皆が安全志向だからといって、自分も早々に上位の大学をあきらめる必要はありません。 我々は受験生に対し、第一志望を強気で受ける人が減っていることをチャンスと捉え、第一志望を貫くとともに、しっかりと併願対策を行うことも指導しています。 公立大の人気高まる --センター試験最後の年ですが、国公立大の動向はどうなっていますか。 東大のような最上位層にはほとんど影響はなく、旧帝大クラスも志願者の数にはさほど影響は見られませんが、国公立全体で見ると、1ランク落として志願する人が増えている傾向は見られます。 実はこれも、私立の定員厳格化の延長線上に起こっています。 たとえば関西だと、併願先の関関同立が難化し、確実に合格できるかどうかわからないという理由で、神戸大学を避け、広島大学を押さえにいくといった動きが見られます。 国公立でもうひとつ注目すべきは、 公立大の人気が高まっていることです。 公立大には中期の入試があるため、国立と併願が可能です。 中でも首都大学東京は国公立全体の中でも非常に高い人気があり、「東京都立大学」に名称を戻す発表もされたので、さらに人気に拍車がかかると見込まれています。 関西でも、大阪府立大学と大阪市立大学が合併することになり、今後人気が高まることが予想されます。 国公立大学の学部系統別志願者数推移 --併願のコツがあれば教えてください。 同じ大学を受けるにしても、入試が複数の形態に分かれていることが多いので、自分の得意科目を生かせる方式はどれかをよく見極めることが大切です。 国公立と併願する場合には必ずセンター試験を受けるので、センター試験の成績だけで入れる方式に出願するのも一手です。 ただし、上位になるほど求められる得点率が跳ね上がるので、定員数の多い一般入試も組み合わせてチャレンジするなど、受験方式を複数組み合わせるとよいでしょう。 また、中期日程の公立大学も併願先としては組み入れやすいですね。 --あらためて、今年の受験生にアドバイスをお願いします。 引き続き私立の定員厳格化に加え、センター試験最後の年ということで安全志向に流れる向きはありますが、だからといって第一志望について過度に及び腰になる必要はありません。 自分の力を発揮しやすい併願先を押さえることで、後悔なく受験に臨んでください。 そのためにも情報収集は大切です。 特に国際・グローバル系や情報系の学部をはじめ、人気のある新しい学部については、どのような学問かという一般的な定義もなく、大学によっては文系か理系か、そして4年間で学べる内容も異なります。 また、経済学部が理系人材を求めるなど、文理をまたぐ形で受験できる選択肢も増えています。 少しでもチャンスを増やせるよう、納得がいくまで調べるようにしてください。 --ありがとうございました。 私立大学の定員厳格化による安全志向は今年度も継続しており、関西ではより顕著に現れているという。 またこの影響が国立大学にも及んでいる。 センター試験最終年になることから浪人回避の意識も働き、志望校選択は例年以上に難しくなっているのではないだろうか。 受験生はしっかりと情報を収集し、悔いのない受験にしていただきたい。 《加藤紀子》.

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【大学受験2021】コロナ不況の影響は?旺文社が分析

大学 受験 2020

大学入試センター試験の平均点ダウンでさらに手堅い受験行動に 大学入試センター試験の平均点のアップダウンは受験生に強い影響力を持っています。 平均点がダウンすると個々の受験生の得点も目標値を下回っているため、より合格可能性が高い志望校に変更するなどの手堅い出願行動を取ります。 逆に、平均点がアップすれば強気に希望通りの出願をするケースがほとんどです。 また、影響は国公立大学だけでなく、併願している私立大学にも及びます。 センター試験の平均点がダウンすると既に出願している私立大併願校だけでは合格に不安を感じ、慌てて追加で出願をする受験生が毎回のように見られます。 さらに、多くの受験生は私大併願に当たっては、併願の負担がほぼないセンター利用方式に出願します。 センター試験の平均点がダウンすると自身が見込んでいた「持ち点」もダウンすることから、センター利用方式での私大併願校の合格に黄信号が灯ります。 そのため、より合格が確実な合格圏の私大併願校を追加で出願する行動につながります。 今年の入試は、入試制度改革が行われる2021年度(高大接続元年)入試を避けるため、より手堅い出願行動を取る受験生が多く見られますが、センター試験の平均点ダウンはこうした傾向により拍車をかけたと言えるでしょう。 今年のセンター試験では、英語-7. 2点のダウンとなり、英語と数学を合わせて約20点の平均点ダウンとなっています。 受験生によっては、他教科を含めてさらに点数が伸びず、思うような得点ができなかった生徒もいたことでしょう。 今回の平均点ダウンは端的に言って理系生にダメージがありますので、特に理系生は合格がより確実な安全校の出願を追加で行ったケースが多かったのではないでしょうか。 志願者数10万人超えは、近畿大、日本大、早稲田大など6大学の見込み 今年の私大入試の志願者数は、受験生の手堅い出願行動によって、難関大学とそれに続く中堅大学で志願者数が減少していると推測されています。 その影響で10年以上にわたって増え続けてきた私立大学の志願者数(延べ志願者数)が全体では前年比マイナス7~8%近くになる見込みです。 こうした各大学の志願者数の推移を確認できるサイトは複数ありますが、ここでは「大学通信ONLINE」の「2020年 入学志願者速報」に掲載されている数値から状況を見てみます。 これによると、難関大学の志願者数は減少傾向が見られるものの、今年も10万人を超える規模の志願者を集めた私立大学が6大学あります。 近畿大は6年連続して最多の志願者数ですが、今年も変わらず最多志願者数となることが見込まれます。 立命館大は数年ぶりの10万人倶楽部への返り咲きとなりました。 また、これまで3年間10万人以上の志願者数で推移してきた東洋は、調査時点では10万人には届いておらず、後期入試の志願者数の伸びによって10万人に届くかどうかという状況となっています。 ただ、18歳人口の減少に加え、大学志願率・高卒生の状況等を勘案すると、大学志願者は実人数で約1. 5万人の減少となっていると推測されます。 その中でも、10万人規模の志願者数を維持している大学があることは、パレートの法則が効いているとでも言えば良いのでしょうか(いわゆる勝者総取り)。 神戸 悟(教育ジャーナリスト) 教育ジャーナリスト/株式会社KEIアドバンス コンサルティング部 部員 /大学入試ライター・リサーチャー 1985年、河合塾入職後、20年以上にわたり、大学入試情報の収集・発信業務に従事、月刊誌「Guideline」の編集も担当。 2007年に河合塾を退職後、都内大学で合否判定や入試制度設計などの入試業務に従事し、学生募集広報業務も担当。 2015年に大学を退職後、朝日新聞出版「大学ランキング」、河合塾「Guideline」などでライター、エディターを務め、日本経済新聞、毎日新聞系の媒体などにも寄稿。 その後、国立研究開発法人を経て、2016年より大学の様々な課題を支援するコンサルティングを行っている。 KEIアドバンスは河合塾グループのため、膨大な入試データを活用したシミュレーションや市場動向調査が可能なこともあり、将来構想・中期計画策定、新学部設置、入試制度設計の支援など設置者を問わず多様な依頼が日々多く寄せられる。

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大学入試制度の2020年以降の変更解説対策です。 プロ家庭教師による教育制度研究で、大学受験の基礎知識用語を、わかりやすく解説しています。 【名称の統一】 2020年以降は、大学入試は一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜の3種類に統一されます。 2019年以前は、一般入試・推薦入試・と呼ばれていましたが、名称が変更になります。 2019年までは大学ごとに名称が不統一で、わかりにくい点がありました。 2020年以降は、名称が統一され、わかりやすくなります。 【変更の全体像 学力の三要素】 2020年の変更は、を意識したものになっています。 学力の三要素とは、知識技能・思考創造・意欲協調です。 2020年以降の大学受験では、これらの学力の三要素を重視して、合否判定するように文部科学省が定めています。 とはいっても、具体的に何をすれば合格するのかわかりにくいので、以下に選抜方法ごとに解説します。 【プロ家庭教師大学受験 相談依頼】 プロ家庭教師による難関大学受験への合格対策講座をできます。 【2020年度から新入試】 2020年から始まる日本の大学入試制度の変更点と受験対策です。 【名称の統一】 2020年以降は、大学入試は一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜の3種類に統一されます。 2019年以前は、一般入試・推薦入試・と呼ばれていましたが、名称が変更になります。 2019年以前 2020年以降 一般入試 一般選抜 推薦入試 学校推薦型選抜 AO入試 総合型選抜 2019年までは大学ごとに名称が不統一で、わかりにくい点がありました。 2020年以降は、名称が統一され、わかりやすくなります。 【変更の全体像 学力の三要素】 2020年の変更は、を意識したものになっています。 学力の三要素とは、知識技能・思考創造・意欲協調です。 2020年以降の大学受験では、これらの学力の三要素を重視して、合否判定するように文部科学省が定めています。 とはいっても、具体的に何をすれば合格するのかわかりにくいので、以下に選抜方法ごとに解説します。 【一般選抜とは】 1つ目は、一般選抜 いっぱんせんばつ です。 従来は一般入試と呼ばれてました。 一般選抜は、試験による学力で選抜されますので、一番変化の少ない選抜方法です。 受験生は、共通テストか各大学個別試験を受験し、得点により選抜されます。 志望理由書の提出も義務付けられますが、受験生の人数が膨大になるので、これまでと同じく、あまり利用されません。 一般選抜では学力をきちんと積み上げて、合格を目指します。 試験実施期日は、現行通り2月1日から3月25日までとなっています。 選抜方法の変更は、2年前に公表が義務付けられています。 【学校推薦型選抜】 2つ目は、学校推薦型選抜 がっこうすいせんがたせんばつ です。 従来は推薦入試と呼ばれていましたが、紛らわしい名前 公募推薦やAO入試 で受験生が混乱しないように、学校推薦型選抜に統一されます。 学校推薦型選抜は、高校の評定 GPAとも呼ばれます で選抜される点は、従来と変わりません。 しかし2020年以降は少なくとも1科目の学力試験を受験が義務付けられます。 とはいっても、要求される学力は、一般選抜よりは緩くなります。 学校推薦型選抜に向いている生徒は、従来通り、学校の優等生です。 学校推薦型選抜は、学校の先生が推薦を決めるので、品行方正な学生生活を送りましょう。 学校推薦型選抜の出願時期は11月以降 現行通り 、合格発表時期は12月以降となります。 【総合型選抜】 3つ目は、総合型選抜 そうごうがたせんばつ です。 従来はや公募推薦と呼ばれていましたが、学校推薦型選抜と紛らわしいので、2020年からは総合型選抜に統一されます。 総合型選抜は、生徒の志望理由書 ポートフォリオとも呼ばれます で、選抜されます。 志望理由書は自由度が高く、学力以外の強みを証明できれば、合格可能です。 学力試験は、1科目の受験が義務付けられます。 とはいっても、要求される学力は、一般選抜よりは緩くなります。 総合型選抜に向いている生徒は、一芸に秀でた生徒です。 スポーツ・芸術・学術の優れた成果があれば、合格しやすくなります。 総合型選抜の出願時期は、9月以降 現行8月 、合格発表時期は10月以降となります。 【2020年以降の入試 年間スケジュールまとめ】 制度名 段階 時期 総合型選抜 出願 9月 総合型選抜 結果 10月以降 学校推薦型選抜 出願 11月 学校推薦型選抜 結果 12月以降 一般選抜 出願 01月 一般選抜 結果 02月以降 【参考文献】.

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