気配 類語。 「前兆」の意味と使い方は?類語や対義語・英語表現もマスター

「前兆」の意味と使い方は?類語や対義語・英語表現もマスター

気配 類語

それより二マイルほど陸地寄りに、もっと小さい島があり、それはひどくごつごつとして不毛な感じで、黒い岩の群が不規則な間隔を置いて、その小島を取り巻いていた。 遠い方の島と岸とのあいだの海面には、なにかただならぬ気配があった。 そのときは疾風が陸地に向けて強く吹きつけていたので、沖合いはるかの二本マストの帆船は縦帆を二重に縮帆し、船首を風上に立てて停船しようとしていたが、その船体はたえずすっぽりと波間に沈んで姿を消した。 … ポー/八木敏雄訳『ポオのSF 第1巻』 より引用• すると彼は『金属』の瑛子を知っていて狙っていたことになる。 彼がそう言ったのは、そのときのただならぬ気配を察したためだろう。 瑛子は、ウイスキイを、また同じくらい注いだ。 … 山口瞳『人殺し(下)』 より引用• 緊張 きんちょうした空気と、ただならぬ 気配 けはいが、扉 越 ごしに 廊下 ろうかまで伝わってくる。 恭子と宗介が、二人きりで何の相談を? … 賀東招二『フルメタル・パニック!短編集06 あてにならない六法全書?』 より引用• それに、彼の胸の辺の砂の上に、どす黒い斑紋が浮き出して、それがジリジリと、少しずつひろがっているように見えるではないか。 子供らもただならぬ気配を感じたのか、妙な顔をしてだまりこんでしまった。 私はいきなり深山木の首に飛びついて、両手でそれを揺り動かしてみたが、まるで人形の首みたいにグラグラするばかりだった。 … 江戸川乱歩『孤島の鬼』 より引用• いわば町の生命線である。 ドアのA棟の表示を見るまでもなく、ただならぬ気配がDを差し招いた。 かまぼこ型のドームの入口に、数名の人影が立っていた。 … 菊地秀行『吸血鬼ハンター04 D-死街譚』 より引用• エリザベートは蒼くなった。 家中のただならぬ気配が、彼女の魂のなかの眠っている層を目ざめさせた。 彼女は何か神秘を嗅ぎつけ、それが何であるかを考えた。 … コクトー/佐藤朔訳『恐るべき子供たち』 より引用• いささかのいたみもなしに、そのように書きつづけた自分の幼い心の冷酷さを節子は思い知るのだ。 部屋に入って来たとき、石塚博士の顔にはただならぬ気配があった。 博士を出迎えにゆき、お茶の仕度をして戻ってきたなおみも、出て行ったときとは別人のようにひどく緊張した表情をしていた。 … 郷静子『れくいえむ』 より引用• 三島は窓へ走り寄り、中庭を見降ろした。 ただならぬ気配を察して、たくさんの隊員が一号館前に走り寄ってくる。 三島はまた入口に引き返し、バリケード越しに幕僚副長に声をかけた。 … 荒俣宏『帝都物語5』 より引用• わけのわからないことを口走る二人を尻目に、マオとテッサはしばしの間、無言でにらみ合っていた。 ただならぬ気配を 察 さっしたらしく、食堂にいたほかの 隊員 たいいんたちも静かになる。 ばちばちと火花の散る音だけが、辺りに鳴り響いていた。 … 賀東招二『フルメタル・パニック!短編集03 自慢にならない三冠王?』 より引用• 木戸の向うから、ただならぬ気配と派手な音がして、いてててと来た。 どこかにぶつかったらしい。 … 菊地秀行『吸血鬼ハンター12b D-邪王星団2』 より引用• セイ子ねえさんは出て行った。 最後に私を見て息を一つ呑んだ時の目は、ただならぬ気配だった。 私はしばらく部屋にじっと坐っていたが、階段下へ降りて見た。 … 車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』 より引用• エイダは赤ん坊の姿を見ると、やさしい気持に胸をかき立てられ、身をかがめてその顔をなでようとしました。 そのとき私はただならぬ気配に気づいてエイダを引きとめました。 子供が死んだのでした。 … ディケンズ/青木雄造・小池滋訳『荒涼館(1)』 より引用• そうして、口をもぐもぐ動かしつつ暫く思いに沈んだのだ。 私は彼のそういう困却にただならぬ気配を見てとったのである。 子供たちが訳のわからぬ言葉をするどく島へ吐きつけて、そろって石塀の上から影を消してしまってからも、彼は額に片手をあてたり尻を掻きむしったりしながら、ひどく躊躇をしていたが、やがて、口角に意地わるげな笑いをさえ含めてのろのろと言いだした。 … 太宰治『猿ヶ島』 より引用• ダンがクラッシュジャケットを着ていたからだけではなかった。 むしろ、その全身に、ただならぬ気配が宿っていたのを感じたからであった。 最高会議室の空気が、ピンと音をたてて張りつめた。 … 高千穂遙『クラッシャージョウシリーズ05 銀河帝国への野望』 より引用• それから、提灯をたかだかとかかげて、吸い寄せられるように龕のほうへちかよっていた。 姉のこのただならぬ気配を、私も典子も手に汗握って見守っていた。 … 横溝正史『金田一耕助ファイル01 八つ墓村』 より引用• リビングの椅子に座っている姉の蛍子の声は異常に不機嫌そうだった。 外が暗くなろうとしているのに電気もつけずに座っている辺り、何かただならぬ気配を感じてしまう。 … 新井輝『ROOM NO. 運用長を務める三十前の中尉も、ただならぬ気配を察したのだろう。 福井晴敏『終戦のローレライ 上 』 より引用• 大亀は部屋へ入って来ながら、ただならぬ気配を感じ取っているようだった。 山崎豊子『華麗なる一族 上』 より引用• そこまで言って、カーサは口をつぐんだ。 長椅子に腰を下ろしたナシアスから、ただならぬ気配を感じたからだ。 … 茅田砂胡『大鷲の誓い デルフィニア戦記外伝』 より引用• 久保銀造も寝られぬらしく、てんてん反側していたが、しかし、さすがに、失礼な臆測はひかえて、ふたりとも口を利かず、そのうちに耕助はとろとろとまどろんだ。 その耕助がただならぬ気配に眼ざめたのは、明け方ちかくのことだった。 寝床のうえに起きなおって、聴き耳を立てると、遠くのほうで廊下をいきかう足音が乱れて、それにまじって誰か号泣する声がきこえる。 … 横溝正史『びっくり箱殺人事件』 より引用•

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気配(きはい)とは何? Weblio辞書

気配 類語

He spoke with commanding voice. (彼は 凛とした声で話した。 He has imperious eyes. (彼の目は 凛としている。 ) 「 dignified 」 を使う時の注意 「凛とした」という意味を持つ「dignified」ですが、ニュアンスとしては「 自信のある」「 自信に満ち溢れた」というイメージが強いです。 そのため「凛とした音」などを英語で表したい時に「dignified」を用いると、やや不自然な表現になってしまいます。 その場合は、 「commanding sound」や「 ringing sound」などといった表現に変えましょう。 まとめ 今まで幾度となく耳にしたことのある「凛とした」という言葉でも、正しい意味や使い方を理解すると自分でも違和感なく使えます。 「凛とした」は、りりしい様子や態度がしっかりしている様を表す言葉でしたね。 人を褒めたい時にも「しっかりしていたね。 」「よかったね。 」と単に伝えるよりも、 「凛としていてよかったよ。 」という方が、知的でよりフォーマルな言い方になります。 社会人として、自信をもって言葉を使いこなせるようしっかりマスターしておきたい用語ですね。

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ボルテージの意味とは?類語と英語は?使い方の例文も紹介!

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ある古武道では、上に行くには、背後からの切りつけを捌ければいけません。 日常の稽古でも型をみせられたら、それを真似て覚える、必ずしも型とは違った形でも相手を制することができるか(看取り稽古もかねつつ型を応用することを覚える)、対多人数、対武器、視覚は役に立たない闇夜での訓練、・・・こうしたことは古武道や一部現代武道でも行われ、それらを学ぶ海外の軍人さんもいます。 そうした気配を読むことにつながる稽古を、彼らも、実戦・戦争や犯罪現場で相手を制圧し生き残るために役立った。 軍事訓練よりも本質に迫るもの、と評価しています。 空気を読むは、実際、皮膚感覚を鋭くすることで、身近にいる相手の動きを空気の流れとして感じたりする稽古もああります。 また一部古武道の型は、お互いまったく合気道やダンスをするように動きの速さをあわせてゆっくり稽古します。 そのことで速い稽古・自由組み手のような稽古のときに、相手の動き出しから攻撃の変化を読み取ったり、慣れると動く前から、気配としてねらって来る部位等察知して捌きます。 また通常の稽古でもお互い出来るだけ攻撃の気配を消して動くようにしているので(やることは崩したり刃物等武器で刺す・切る、制する等)、気配をより消す方が生き残れる、というような稽古です。 上記の内容をひっくるめそれらを氣と表現し重視する合気道でもそういう稽古をしています。 一般的にいう、気がつく、というのも、そういう部類に入るのでしょう。 はじめは、あてずっぽう、タイミングも悪いかむしれませんが、訓練を続けることで次第に相手の望むことを察知できるようになり上手く先回りしちょうどいいタイミングで出来るようになっていきます。 存在、というか現象としては確かにあるものですね。 おそらく昔から。 科学的なみかたについては、合気柔術を修めた物理学専攻の保江教授が、ちらっと書籍でも書いていました。 あとはずいぶん前の実験で 大人から赤ちゃんまでに、ドアに隠れてハリセンか何かでいきなり攻撃してみる、というのをやって、大人ではほとんど功撃すら気づかずによけれず、年齢が下がるほど、はたかれる前に人に気づいたりするようになったとのこと。 面白いのは赤ちゃんで、はじめから気配を感じてるのかドアの向こうをはじめからじっとみているので実験にならなかったそうです。 ほかには狙える限界の超遠距離からスナイパーが標準をあわせた瞬間に気づく人もいるようです。 その瞬間に狙った相手の方を向く。 何回やっても、銃でなくてもただ指で狙うつもりでやるだけでも気づいたそうです。 ここまで来ると本当に五感だけなのかと思ってしまいます・・ 科学的にはまだ完全にはわかっていない領域でしょうね。

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